昨年10月、旧家の屋根裏で発見された昭和天皇と太平洋戦争に関わる極秘資料。それは、宮内省御用掛・松田道一が500回以上にわたって行った昭和天皇への御進講の記録だった。1933年から敗戦までの12年間行われた御進講。天皇が松田の言葉からどのような決断を下したのかAIによる分析を行った結果、見えてきたのは知られざる日本の外交戦だった。今回は1942年のバチカンとの国交樹立や終戦を巡る天皇の決断を探る。 キーワードバチカン太平洋戦争昭和天皇松田道一 1933年、当時32歳の青年君主であった昭和天皇への御進講が始まった。講義を担当するのは元外交官の松田道一で、国際協調を重視する姿勢が評価されて天皇に国際情勢を伝えることとなった。当時のヨーロッパではヒトラーが政権を獲得し、日本は満州国承認を巡って国際連盟を脱退。世界からの孤立を深めて行く日本において松田は連盟脱退に批判的な意見を寄せる「最後の英米協
![NHKスペシャル 2023/08/07(月)22:00 発見 昭和天皇御進講メモ〜戦時下 知られざる外交戦〜 の放送内容 ページ1 | TVでた蔵](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/58eb1c6ad4a0db6fec3a1138c2c29442b6165efa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdatazoo.jp%2Fimages%2Flogo_datazoo_large.gif)