米Googleは12月6日(現地時間)、企業向けオフィススイート「Google Apps」無償版の提供を終了した。企業ユーザーには従業員数にかかわらず、1ユーザー当たり月額5ドル(日本では600円)の「Google Apps for Business」を提供する。 Googleは2006年8月にβ版の「Google Apps」を無料で公開し、2007年2月に有償版の「Google Apps Premier Edition」を公開した。2009年7月にβから正式版に移行した際も無償版は残していた。「Google Apps(無償版)」は、従業員数10人以下の企業および個人が対象で、利用できるストレージ容量や受けられるサポートなどに制限がある。 Googleは無償版終了の理由として、無償版のユーザー企業はすぐにストレージが不足したり充実したサポートが必要になるし、有償版に追加された新機能を無償版