障害のある人や高齢者にも利用しやすい「アクセシブルなWebサイトの実現」をテーマにしたWeb制作者向けのセミナーが20日、都内新宿区のミツエーリンクス本社で開かれた。先ごろ、毎日コミュニケーションズから邦訳が出版された『Webアクセシビリティ〜標準準拠でアクセシブルなサイトを構築/管理するための考え方と実践〜』の内容を紹介するもので、当日は、監修に当たった渡辺隆行・東京女子大教授らITRC(日本学術振興会・産学協力研究委員会「インターネット技術第163委員会」)のUAI(Universal Access to the Internet)分科会のメンバーが、現在、W3C勧告の最終版公開に向けて作業が進行中の「WCAG(ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン)2.0」の特徴やスクリーンリーダー(画面読み上げソフト)で円滑に読み上げるテーブル(表)やフォーム、PDFやFlashコンテン