通常、Webサイトをアクセシブルにすることに関連した内容を述べさせていただいている本連載だが、今回は少し趣向を変えて、あるイベントについて少し触れてみたいと思う。 そのイベントとは、先月3月19日から24日にかけて米国カリフォルニア州ロサンゼルスにて開催された、アクセシビリティ関連のイベントでは世界でも最大級のものとされる「CONFERENCE 2007 Technology & Persons with Disabilities Conference」である。 その規模の大きさ故、日本からも毎年かなりの人数が参加している同イベントではあるが、Webアクセシビリティだけのイベントではないことや、障害者に関連する技術に重点を置いた内容となっていることから、日本国内ではあまり一般的な認知度は高くないのではないだろうか。 しかしながら、Webアクセシビリティを意識していく上においても重要な最新技