ミラクル・リナックスは2016年12月1日、FPGA(Field Programmable Gate Array)を使った文字列分割処理の高速化についての研究開発成果を公開した。 同社では、文字列分割処理を高速化する手法としてFPGAを研究。文字列分割をFPGAで並列処理するアルゴリズムと、ホストコンピュータとFPGAの間で効率よくデータを転送する、IoT機器やIoTゲートウェイからの大量データ処理を目的としたフレームワークを開発した。 具体的には、LinuxでC言語ライブラリとして一般に利用されているGNU C Library(glibc)のstrtok関数の機能を、CPUに代わってFPGAで処理させる。LinuxのコアライブラリでFPGAを利用することで、アプリケーションからのインタフェース(API)は互換性を保つことができ、既存のアプリケーションを改変せずにそのまま利用できることを利
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