素晴らしい成果を生み出す“プロジェクト-X(エックス)”のはずが、チームを率いるプロマネの独りよがりや曖昧指示、あるいは責任放棄の結果、あれよあれよと、“プロジェクト-×(ペケ)”へと急降下。現場の悲痛な叫びを聞け! 複雑・高度化した現代の技術。ひとつの案件を、ひとりのエンジニアが仕上げることができるケースなど、ほとんどない。そこで重要になってくるのが、メンバーを率い、プロジェクトをまとめ上げるプロジェクトマネジャーの力量だ。しかし……。 Tech総研が、主にIT分野のエンジニア100人に行ったアンケート調査によれば、これまでにプロマネの下でスムーズに進めることができたプロジェクトは5割に満たないと答えたエンジニアが、なんと88%にも上っている(DATA1)。しかも、そのうち79%が、別のプロマネであればうまくいったはずと答えているのである(DATA2)。 回答の中には、プロジェクトの規模