米Googleは、機械翻訳と人力による翻訳を組み合わせた翻訳ツール「Google Translator Toolkit」を立ち上げた。 ユーザーがこのツールに翻訳したいファイルをアップロードすると、自動翻訳による翻訳結果が表示される。ユーザーはその結果を手直しすることができ、自動翻訳システムはユーザーが加えた修正を学習する。 辞書やユーザーが作成した用語集、これまでの翻訳結果を蓄積した翻訳メモリを活用することもできる。ユーザーによる翻訳は、デフォルトでは全世界で共有される翻訳メモリに保存される(共有メモリに保存しないよう設定することも可能)。ほかのユーザーと共同で翻訳することもできる。 Translator ToolkitはWikipediaおよびKnolに統合されており、ユーザーは簡単にこれらサイトのページを翻訳して公開できる。同ツールはWord、OpenOffice、RTF、HTML、