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文学に関するKochelのブックマーク (89)

  • 文章読本 (三島由紀夫) - 情報考学 Passion For The Future

    ・文章読 三島由紀夫の文章読。そもそも最初に「文章読」を書いたのは谷崎潤一郎だった。川端康成や三島など多くの文豪たちが追随して同名の著作をそれぞれ書き下ろしている。読み比べると面白い。文章の書き方、読み方を教える内容という点では共通しているが、作家によって実用的な文章指導であったり、高尚な芸術論であったり、個人的な感慨エッセイ集だったりする。 三島由紀夫の文章読は、書き手の実用性という面ではほぼゼロだ。一部に技巧論はあるのだけれど、読者が到底真似の出来ないようなことを書いている。たとえば会話文をどう書くべきかについては、米国の作家の意見を引用する形で、 「小説の会話というものは、大きな波が崩れるときに白いしぶきが泡立つ、そのしぶきのようなものでなければならない。地の文はつまり波であって、沖からゆるやかにうねってきて、その波が岸で崩れるときに、もうもちこたえられなくなるまで高くもち上

    Kochel
    Kochel 2009/01/01
    「三島のオレサマ独断文学評論」(笑/これを讀んで私は戯曲に興味を持った/巻末の質疑応答は確かに豪勢/関係ないけど『レター教室』のあとがきもかなり密度が濃かった(寧ろ本篇より註目したかも)
  • 無名作家の青空

    では著者の没年から50年が経過すると、その著者の著作権は消滅し、 その翌年1月1日からは、その著者の作品は自由に公開、利用することができます。 著作権切れ作家の作品を扱うサイトは数あれど、無名作家の著作は大半が埋もれたまま。 そんな無名作家の作品の発掘をお手伝いします。

    Kochel
    Kochel 2009/01/01
    青空文庫に作品が登録されていない著作権切れ作者一覧とか、底本の探しかたなど
  • 太宰治生誕100年で映画化相次ぐ 「ヴィヨンの妻」「斜陽」など (1/2ページ) - MSN産経ニュース

    来年、生誕100年を迎える太宰治(明治42~昭和23年)の小説映画化が相次いでいる。すでに、「ヴィヨンの」「斜陽」「パンドラの匣(はこ)」の3作品の製作が進んでおり、来年公開を予定。うち映画「ヴィヨンの 桜桃とタンポポ」を製作中の根岸吉太郎監督は「太宰が描いた混とんとした戦後は、不況で良い時代に向かっているとは思えない今の時代と重なる」と話している。 「ヴィヨンの」は太宰が自殺直前の昭和22年に発表した自伝的小説。根岸監督のほか、今年9月に亡くなった市川準監督も映画化の準備を進めていた太宰の代表作のひとつだ。 映画ではこの作品をベースに、「思ひ出」「姥捨(うばすて)」など太宰作品のエッセンスを詰め込み「太宰が生きた戦後」の映像化を試みている。10月から東京・成城の東宝スタジオに、昭和20年代前半の東京下町のセットを組み、撮影が行われた。太宰の“分身的存在”として登場する放蕩(ほうと

  • ブルーノ・シュルツ『クレプシドラ・サナトリウム』(工藤幸雄訳) - sekibang 1.0

    コスモス―他 (東欧の文学)posted with amazlet at 08.07.20ヴィトルド・ゴンブロヴィッチ 工藤 幸雄 恒文社 売り上げランキング: 120973 Amazon.co.jp で詳細を見る 引き続き、『現代東欧文学全集』に収められたブルーノ・シュルツの『クレプシドラ・サナトリウム』を。こちらは、全13編あるうちの7編のみの翻訳となっているのだが、残りの6編がものすごく読みたくなるような素晴らしい短編群だった。ますます、早く平凡社ライブラリの「全集」を買わねば、と思う。 全体の雰囲気や状況設定は、『肉桂色の店』のものを踏襲しており、「わたし」の目に映った奇妙な幻想を綴ったものとなっているのだが、表題作の「クレプシドラ・サナトリウム」という一編が特別に面白い。 シュルツの作品では、「わたし」の「父」がとる狂気じみた行動がひとつの中心的な主題として描かれているのだが、こ

    Kochel
    Kochel 2008/12/29
    いま積讀中。
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    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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  • 【インフォシーク】Infoseek : 楽天が運営するポータルサイト

    日頃より楽天のサービスをご利用いただきましてありがとうございます。 サービスをご利用いただいておりますところ大変申し訳ございませんが、現在、緊急メンテナンスを行わせていただいております。 お客様には、緊急のメンテナンスにより、ご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。 メンテナンスが終了次第、サービスを復旧いたしますので、 今しばらくお待ちいただけますよう、お願い申し上げます。

  • bungaku1.com

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  • Ciel Bleu : 「ダーシェンカ」「チャペックの犬と猫のお話」「園芸家12ヶ月」カレル・チャペック

  • Ciel Bleu : 「チェコスロヴァキアめぐり」カレル・チャペック

  • 「ハンガリー民話集」オルトゥタイ - Ciel Bleu

  • 「百年の孤独」G・ガルシア=マルケス - Ciel Bleu

    [amazon] アウレリャーノ・ブエンディーア大佐が子供の頃のマコンドは、澄んだ川が勢い良く落ちていく川のほとりに、葦と泥づくりの家が20軒ほど建っているだけの小さな村。毎年3月になるとぼろをぶら下げたジプシーの一家がやってきて、アウレリャーノの父のホセ・アルカディオ・ブエンディーアが母・ウルスラの反対を押し切って、なけなしの金で不思議な道具を買い込むのが常。当初は若き族長として村の発展のために尽くしたホセ・アルカディオ・ブエンディーアは、いつしか家の仕事も子供の世話もせず、ジプシーのメルキアデスに贈られた錬金術の工房に篭りきりの生活を送るようになっていたのです... 読もう読もうと思いつつ、ラテンアメリカ文学にはちょっと苦手意識があってなかなか手に取るところまではいかなかったんですが、ようやく読めました。いや、これを読んでもやっぱりラテンアメリカにはまだまだ慣れないなあという感じなのだ

  • 平山三郎 - Wikipedia

    平山 三郎(ひらやま さぶろう、1917年(大正6年)11月20日[1] - 2000年(平成12年)3月24日)は、東京出身の作家。 経歴[編集] 東京府東京市牛込区(現・東京都新宿区)に生まれる。1932年(昭和7年)鉄道省東京鉄道局に就職した。戦後も日国有鉄道の機関紙『國鐵』の編纂に従事しながら法政大学文学部を卒業した。大学時代は授業料を内田百閒に肩代わりしてもらっていた。 内田百閒の教え子として知られ、夏目漱石の流れを汲む作家でもある。その生涯を通して、内田百閒の身辺の叙述・研究に当たった。 百閒の代表作『阿房列車』シリーズにおいては、百閒の旅のお供をする「ヒマラヤ山系」として登場している。対して平山は百閒を「四ッ谷の先生」と呼んでいた[2]。師の没後は『内田百閒全集』編さん、作品の文庫再刊の校訂解説を生涯行った。 百閒が娘の名付け親になるなど、家族ぐるみの付き合いであった。その

    Kochel
    Kochel 2008/12/25
    ヒマラヤ山系君。
  • アフター・カーニバル: 第一阿房列車(内田百閒)

    (この記事は2004年11月3日に書かれました) 毎度毎度、百閒先生の調子には唖然とする。「ちょっと私用で」と言って出かける人は多いが、「ちょっと無用で」と言って出かける者は百閒先生くらいである。 「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」とくる。「用事がなければどこへも行ってはいけないと云うわけはない」という理屈らしい。しかもその無用の旅に際してはこだわるべき趣旨がある。 1、「一等でなければ乗らないときめた」。決めたって金がなきゃどうしようもないものだが、そういうことは先生強情で「なくてもなんとか乗る」が基である。ただ帰りは「帰る」という「用事」が出来るので一等でなくてもいい。 2、大阪に着いてみたところで用事はないからそのまま外にも出ずに帰ってくる。見物も「用事」になるらしい。この「何にも得るところのない」アホらしさが「阿房列車」である。一体なんのための旅な

    Kochel
    Kochel 2008/12/25
    改めて、正字正かなで讀みたい。
  • Amazon.co.jp: 巴里幻想譯詩集: 日夏耿之介: 本

    Amazon.co.jp: 巴里幻想譯詩集: 日夏耿之介: 本
  • YouTube - 川端康成氏を囲んで (三島由紀夫 伊藤整)1/3

    1968年10月18日 日人初のノーベル文学賞を受賞した川端康成と三島由紀夫、伊藤整との対談です。場所は鎌倉にある川端邸で、ノーベル文学賞を受賞した翌日に特別番組として放送されたものです。

  • MORI LOG ACADEMY: 再び「すぎ」について

    WEB Davinci Last update 20 Jun,2004. WuƂɂ͏cDɊ҂BvԊO WuguKN̍hɕqȕ|͂ǂꂾHvԊO eWB fڎ҂ɂ͒IŐ}v[gI ̃v`i{ 6/5UP cȐ̖{oł�Â錻݁A ̒{ɂ낢{ɏo̂͂ȂȂނB vĂǎ҂݂̂ȂɁA_EB`ҏW Ac Hotel By Marriott Tokyo Ginza Aman Tokyo Hotel Ana Intercontinental Tokyo, An Ihg Hotel Andaz Tokyo - A Concept By Hyatt Hotel Ascott Marunouchi Tokyo Aparthotel Bulgari Hotel Tokyo Cerulean Tower Tokyu Hotel, A Pan Pacific Partner Hotel Tokyo Conrad Tok

  • { P.z.B }

    Kochel
    Kochel 2008/12/23
    米女流作家。『ロストソウルズ』『絢爛たる屍』の人。
  • 近現代俳句まとめ - 三橋鷹女

    三橋鷹女 【みつはし たかじょ】 明治32年12月24日~昭和47年4月7日。勝気で自己主張の激しい、才気に満ちた俳人として出発し、やがて、老い・孤独・死などを題材に凄絶で幻視的な句を作った。 代表句集 「向日葵」 昭和15年 「白骨」 昭和27年 「歯朶地獄」 昭和36年 「ぶな」 昭和45年 代表作品 夏痩せて嫌ひなものは嫌ひなり (『向日葵』昭和15) ・ ひるがほに電流かよひゐはせぬか (『向日葵』昭和15) ・ みんな夢雪割草が咲いたのね (『向日葵』昭和15)※1 ・ この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 (『魚の鰭』昭和16) ・ 白露や死んでゆく日も帯締めて (『白骨』昭和27) ・ 鞦韆(しうせん)は漕ぐべし愛は奪ふべし (『白骨』昭和27)※2 老いながら椿となつて踊りけり (『白骨』昭和27) ・ 秋の蝶です いつぽんの留針です (『羊歯地獄

  • 三橋鷹女

    Kochel
    Kochel 2008/12/23
    「一句を書くことは 一片の鱗の剥脱である」
  • 文学者掃苔録

    掃苔 とは 苔むして読みにくくなった墓の文字を掃いて読むこと すなわち墓参りのことであるが それにも人それぞれの思いを込めた 掃苔 というものがある 願わくは花のもとにて春死なん そのきさらぎの望月のころ と詠んだ西行は その願い通り 建久元年二月十六日 満月のもとに逝ったが 先師先人の人生は如何であったのか 出会い 対することによって 私の 漂泊 を考えたい 折々の迷い道の先にある墓地に詣で ひとつひとつの 朝を数えるように歩いてみよう 私の道は遠いのだから………

    Kochel
    Kochel 2008/12/23
    文豪たちの生き様、死に様。墓所一覧。