何かTwitterでライトノベルの表紙が気持ち悪い、エロい、ひどい、といういつもの議論が巻き起こっていたようですね。 ぼくの視点からは全貌は見えないのだけれど、とりあえず私見を述べてみましょう。 まず、ぼくはラノベの表紙が特に現在、過激化しているとは思っていません。これもすでに取り上げている人がいるけれど、いまから30年近く前の80年代の時点からたとえばこういう表紙はあるわけですよ。 なので、特にいまになって過激化したとは思わない。 いやー、なつかしいなあ、『魔群惑星』。美少女表紙のライトノベルとしては元祖に近いポジションにある作品なのではないかと思うのだけれど、それは措いておくとして、この頃のライトノベルは、内容的にも直接的な性描写が入っているものが少なからずありました。 まだライトノベルという概念が固まっていなくて、大人向けの小説として判断されていたところがあります。 『異次元騎士カズ