22日、韓国大統領府は、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄すると表明した。写真は15日、韓国チョナンで演説をする韓国の文在寅大統領。代表撮影(2019年 ロイター/Jung Yeon-je) 韓国が22日に日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を決定したことを受け、ポンペオ米国務長官は「失望した」と語り、日韓両国が連携することの重要性を強調した。 ポンペオ長官は訪問先のカナダで記者団に対し「韓国の決定に失望した」と発言。韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と22日に電話で協議したことを明かし、「日韓の共通利益が米国にとって重要であることは疑いがない」と述べた。 韓国大統領府は22日、日本が貿易規制上の優遇措置対象である「ホワイト国」リストから韓国を除外し、両国の安全保障協力環境に「重大な変化」をもたらしたとして、GSOMIAを破棄することを発表。協定の維持は国益に