東京都渋谷区のアクセサリー店から貴金属などを奪った強盗事件に関わったとして、警視庁は18日、住居不定で職業不詳の石原信也容疑者(23)ら2人を強盗容疑で逮捕し発表した。石原容疑者は黙秘しているという。 捜査1課によると、事件は3月14日午後6時40分ごろ、渋谷区神南1丁目のアクセサリー店で発生。男1人が押し入って20代の男性店長らに包丁を突きつけて脅し、アクセサリー類約140点(計約8千万円相当)と現金約360万円を奪って逃走した。 同課は事件後に出頭してきた三重県の少年(19)を店に押し入った実行役として逮捕。少年は調べに対し、石原容疑者から事件数日前に「仕事をしてみないか」と誘われ、通信アプリ「テレグラム」で「孫悟飯」を名乗る人物と連絡を取るよう指示を受けたと説明したという。 少年はさらに、「孫悟飯」に健康保険証の画像を送らせられており、事件に関わるよう指示されても断れなかった、と供述