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2017年6月7日のブックマーク (1件)

  • ラベプラゾール:パリエット

    【働き】 胃酸は、来、胃腸に侵入してくる“ばい菌”を殺菌する大切な役目をしています。けれど、胃壁が弱っていると、胃粘膜を傷つけ胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因にもなりかねません。また、胃酸が逆流すると、道を荒らし ひどい胸焼けを起こしたりします。 このお薬は、酸分泌抑制薬です。胃酸の分泌を強力におさえ、胃酸の悪い影響をなくします。結果的に、胃潰瘍や逆流性道炎の治りがよくなり、胃痛や胸焼けもやわらぎます。アスピリンや鎮痛薬(非ステロイド性抗炎症薬)が原因の胃潰瘍にも有効です。 そのほか、胃炎や胃潰瘍をはじめとする さまざまな胃病変の原因菌“ヘリコバクター・ピロリ”の除菌にも用います。この場合、他の2種類の抗生物質と併用します。この薬で胃酸を少なくすると、胃内での抗生物質の効き目がよくなり、除菌成功率が高まるのです。 【薬理】 胃酸は、胃粘膜に存在する酵素「H+,K+_ATPase」の働きによ