良いモノをつくっても、それだけじゃ使ってもらえない 「良いモノをつくれば、必ずみんなに使ってもらえるはず!」 「優れたモノは、自然と世の中に受け入れられるに違いない!」 企画・開発の業務に携わったばかりのころの私は、当初、そう信じていました。 だから、良いモノをつくることだけを考えていました。 来る日も来る日も、ライバルサイトや他社サービスを研究したり、アプリランキングで上位に来ているアプリをダウンロードして使い倒してみたり。 世間でウケているUI・UXというのはどんなものなんだろうというのを、とにかく体に染み込ませていきました。 もちろん、良いモノをつくるということは大切です。良いモノでなければ、誰も使ってくれません。これは間違いありません。 しかし、実際に新サービス・新機能をリリースしてみるとわかるのですが、「すごく良いと思ってつくったのに、どうしてこれだけの人にしか使ってもらえてない