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ブックマーク / concretism.hatenablog.com (35)

  • リスクを負わない部外者発言が公共建築に与える弊害とその対応について - concretism

    このところ、大規模な公共建築物の建設がスムーズに進まない事態が多く見られる。たてものを建てることでごはんをべている者としては、そういうことはできるだけ起こらないほうがいいと思っているのだけれど、現実にそういうことが起こってしまうのはどうしてなのか、どうすればそういうことが起こらないようになるのか。答えにまではたどり着けた実感がないのだけれど、考えた過程を残しておこうと思う。 建物はどのようにして正しく建てられるのか この話をどこから始めてどこで終わらせるのかは非常に難しいのだけれど、とりあえず、一般に、民間発注の建物が正しく建てられるとはどういうことによって成立するのかを、まずは 考えてみたい。 ここで言う「正しい」とは、場面によっては所定の要求品質を満たしているとか、法律に合致しているとか、当事者間の契約に即しているとかいろいろなものが考えられるのだけれど、そのひとつひとつを考えるのは

    リスクを負わない部外者発言が公共建築に与える弊害とその対応について - concretism
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2016/10/21
    これ、建築の話だけじゃなくてITシステムでも同様のことが起こりうる。検収中に首長が変わって「ここの仕様変更は誰が許可を出した」とかやり出したらデスマ確定よね。
  • マスコミの皆さんへ - concretism

    建築物の欠陥が疑われる場合、最初に取材すべき相手は「工事監理者」と呼ばれる人です。工事監理とは、建築士法で「その者の責任において、工事を設計図書と照合し、それが設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認すること」だと定められています。 工事監理者のところに取材に行き、設計図の通りに施工されているのに不具合が起こったと言うのなら、それは設計瑕疵です。設計者のところに取材に行きましょう。 設計図の通りに施工されていないのであれば、まず、目の前にいる工事監理者が職責を果たしていたのかを確認しなければなりません。 皆さんが、いつも真っ先に取材しようとする施工者(ゼネコン)のところにいくのは、設計に瑕疵がなく、かつ工事監理者がその職責をきちんと果たしていたことを確認してからでも遅くありません。 当事者の会社から発表されるままに取材しているのでは、マスコミの存在価値はありません。 設計者、工事監

    マスコミの皆さんへ - concretism
  • 新国立競技場をめぐる巷の意見に対する当ブログ主の所感 - concretism

    さっき、twitterに連投したのが読みにくいので、ほったらかしにしつつもまだ残っていたこのブログに一応まとめておく。筆者は建築を専門にしているが、設計者ではなく施工者であり、これはその立場からの意見であることをことわっておく。 建築の設計コンペには、大きく二つの方向性がある。ひとつは、はじめからコストまで厳密に検討された、実現可能性が高い案を求めるもの。もうひとつは、大きく目指すべきもの、コンセプトを求め、厳密な検討は長いプロジェクトの期間につめていくもの。多くのコンペで求め、求められるのは、その中間のどこかになるわけだが、どこにおくかは、発注者の意向を汲んだ上で、応募側、募集側の建築家どうしでの読みあいとなる。 今回の国立競技場のコンペでは、想定される竣工期日の7年前という時期、発注者の「国」という経済規模などなどを考えれば、募集側の建築家、応募側の建築家とも、後者(コンセプト側)に寄

    新国立競技場をめぐる巷の意見に対する当ブログ主の所感 - concretism
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2015/07/05
    ここまで噛み砕いてもらっても素人には評価が難しい案件。結果論から言えばさっさと発注をしてしまえば2,3割安かったのではw/ 森山さんの論に好意的なはてなでは不評だろうなこれ。
  • 改修案は検討された末に捨てられたんだろうたぶん - concretism

    さてさて、伊東豊雄さんが国立競技場の建替えに異を唱えて、改修案を自ら作成したことが、一部で話題になっています。 伊東豊雄氏の代替案「国立競技場は、新しく建て替えないで維持改修しよう」 : ギズモード・ジャパン 建築家の伊東豊雄さん、国立競技場の改修案発表:朝日新聞デジタル 伊東さんの案はよく見ておりませんが、国立競技場を建替えではなく改修して供用年数を延ばそうという考え方自体は、当然検討に値するものであって、現にその検討が行われたことを示す資料をインターネット上で見ることができます。 久米設計が2011年に制作していた国立競技場の改修案とその費用についての資料 | architecturephoto.net | ひと月の訪問者数21万の建築・デザイン・アートの新しいメディア。アーキテクチャーフォト・ネット リンク先PDFをざっと読むと、なるほど潮を見る方面の某設計事務所では、既存の構造体の

    改修案は検討された末に捨てられたんだろうたぶん - concretism
  • 住宅の所有者としての「家族法人」という提案 - concretism

    俺の考えたかっこいい社会制度シリーズ最新作。たぶん、誰かが先におんなじこと考えてるんだろうけど、それがわかると書く気がなくなるので、敢えてググらない。 200年住宅とかいう頭の悪そうな提案が出てきたのは福田内閣のときだったと思いますが、200年とは言わないまでも、住宅の寿命を延ばそうというか、延びちゃってるというか、そういう傾向はこの寒暖乾湿の差の激しい日においても明らかであるように思います。 しかしながら、その住宅の所有者であるところの人間の寿命というものは、どんどん延びつつある住宅のそれと比べると非常に短い。死にかけのおじいちゃんを三杯酢に漬けると再生するという話もデマだったようです。30歳で住宅を取得しても、人間の寿命を80年としたら実際に住めるのは50年間。200年住宅の残り150年間はほかの人間が住むという計算になります。 50年しか住まないことが明らかである人間が所有する住宅

    住宅の所有者としての「家族法人」という提案 - concretism
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2014/03/18
    当然に無限責任になるので、民法的には組合に近くなりますかね。不動産を運用する組合を組成して不動産をリースバックする形式にすれば、現行法でも可能なのかな? 知らんけど。
  • ごちそうさんのように「疎開」のできない現代の都市について - concretism

    今朝読んだこの記事について。ごちそうさんもあまちゃんも、全く見てないんですけどね。 「ごちそうさん」で悠太郎の逮捕はなぜ?「爆弾は当たらない」などの宣伝で犠牲者を増やした歴史を直視(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース 「空襲は怖くない」、「逃げずに火を消せ」 という当時の政府の指示の妥当性というところがこの記事のミソなのでしょうが、個人的に、それより前に「うーん」と唸ってしまったのが以下の箇所。 主人公のめ以子(杏)の夫の悠太郎(東出昌大)は、大阪市の防火改修課の課長。戦時には、建物を「疎開」する作業の責任者だ。「疎開」とは、火災や空襲などでの損害を減らすために、都市に集中する建物や住民を分散すること。 悠太郎がかかわる「疎開」は、建物を減らすことだ。 空襲の際の延焼被害を少しでも減らすため、住宅街に空き地を設けるように邪魔な住宅を「引き倒す」のが彼の仕事だ。 「疎開」と聞くと

    ごちそうさんのように「疎開」のできない現代の都市について - concretism
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2014/03/01
    現代における疎開の必要性について
  • 日本企業のガラパゴスっぷりを例示するのに高強度コンクリート技術はふさわしくない - concretism

    今朝見かけた以下の記事に関して。 「日企業がグローバル化できない当の理由って何ですか?」:日経ビジネスオンライン 「私がよく使う例」として挙げられるものが、どうしてここまで事実と相違しているのか。たまたま話の枕に挙げた、高強度コンクリートという世間一般にはあまり馴染みのない技術を、たまたまタチの悪い件の黄色いコアラが目にしてしまった運のなさを、上記記事の筆者には嘆いてもらう他ない。 まず、 日のゼネコンは、超高層建築向けに耐震性の高い高強度コンクリートを競って開発してきました。 という入りからして、高強度コンクリートを語る常套句から、大いに外れている。適当にググって出てくる各ゼネコンの高強度コンクリートの開発についての報告を見れば、「NewRC総プロ」という言葉が必ずと言っていいほどに文頭に現れているのがわかると思うのだが、これは当時の建設省主導で推進された、国家プロジェクトなのであ

    日本企業のガラパゴスっぷりを例示するのに高強度コンクリート技術はふさわしくない - concretism
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2013/12/17
    当該記事は読んでいないけど面白かった。
  • 「解雇しやすい特区」は、「会社との貸し借りがない特区」となる・・・はず - concretism

    今朝見たこの記事に対して、脳を使わずに脊髄がもつ知性だけで書いてみようと思う。 朝日新聞デジタル:「解雇しやすい特区」検討 秋の臨時国会に法案提出へ - 政治 この特区で緩和される規制が、実際にはどういうものになるのかわからないが、朝日新聞の見出しだけから言うと、いわゆる日固有の「解雇規制」と呼ばれているものがなくなるんだろうと推測される。 それが、日固有なのかとか、現実に解雇の自由を縛るものになっているのかとか、いろいろ議論があるんだろうとは思うけど、そもそも、日の裁判所はなぜ解雇に対して会社側に非常に大きな責任を負わせようとしてきたのか、というところがあんまり話をされていないように思う。 私思うに、日の会社と、日のサラリーマンの間には、ものすごく多種多様な「貸し借り」があるのだと思う。 例えば、教育。日の大学で行われる職業訓練が十分だとか不十分だとか、そもそも職業訓練なんか

    「解雇しやすい特区」は、「会社との貸し借りがない特区」となる・・・はず - concretism
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2013/10/27
    『つまり、日本の典型的なサラリーマンというのは、退職金を渡されるまでは、会社に貸しを作っている状態であるわけだ』
  • 来るべき社会問題 ショッピングモールの撤退について - concretism

    ピエリ守山というショッピングモールがやばいという話は以前からちらほらとネット上でも囁かれていたのだけれど、先週あたりからにわかに話題になった。もう傷気味なのでリンクは省略。 なぜピエリ守山がそんな状況になったのかということについてはいろいろと言われているようだが、やはり近隣にもっと大きなショッピングモール、イオンモール草津がオープンしたからというのが大きいようだ。 ある商圏の中で、巨大なショッピングモール二つの共存は難しいというのは想像に難くないところだが、ひとつのショッピングモールが大きな商圏を押さえてしまうということは、地域にとってはメリットともに、かなり大きなリスクを抱え込むことになる。その最悪の事態は、ショッピングモールの撤退だ。 同じような懸念をしている人はいないかとググってみたところ、興味深い記事を見つけた。 イオンの撤退に揺れる地方都市 格化する郊外SCの淘汰!|Clos

    来るべき社会問題 ショッピングモールの撤退について - concretism
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2013/09/15
    イオンなんかはリテール銀行やら不動産やら始めてしまって、「役所でやらないサービスを包括的にやりますぜ」みたいな企業になりつつあるので、S&Bや移転はあっても撤退はそう簡単にしないだろうと思ったりもする。
  • 2020東京オリンピック開催決定に寄せて - concretism

    せっかくなので、今日現在思っていることを書きつけておこうと思う。 2020年オリンピックの東京開催が決まったことで、twitterなどではゼネコンは手放しで大喜びだろうというコメントも散見されたが、会社の偉い人がどう思っているかは別にして、ゼネコンのいち社員である私としては特に大きな喜びはない。むしろ不安、とまではいかなくても、困惑しているといったところが、正直な気持ちだ。 ぼくが一日も早い被災地の復興をお祈りしない理由 - concretism その理由としては、上のエントリですでに書いているように、震災以来の労務者・技術者の不足という問題が、ひとつ大きなものとしてある。この状況下で新たに大量の建設工事が降って湧くということは、震災復興を含む重要な工事のいくつかを、後回しにせざるをえないということが、すっきりしない気持ちの背景にある。 震災復興については、20年とか50年とか、目標をもっ

    2020東京オリンピック開催決定に寄せて - concretism
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2013/09/09
    たくさんの人に読まれるべき文章。東京とは離れたところにいるけど、都市インフラに係わる仕事をしてないけど、それでも分かる気がする。東京は世界に対して大きな債務を負った、ということを自覚せねばなるまい。
  • 集約型社会構造(コンパクト・ソサイエティ)の実現に向けて - concretism

    タイトル、なんだかすごくありそうな言葉だけど、ググってみたところ使っている人はいないみたいです。実のところ、以下のようなところで使われている言葉をもじって、私がいま作りました。 集約型都市構造の実現に向けて | 都市・公園・建設産業 | 国土交通省 関東地方整備局 漢字で集約型都市構造というより、カタカナでコンパクト・シティと呼ばれることの方が多いかと。 日はとっくの昔に少子高齢化時代に突入しているわけであり、人口は今後どんどん減っていくものと思われます。都市の範囲が無駄に大きいと、除雪であったり交通網の整備であったりといった市民サービスを行き届かせるための、お金も人手も膨大にかかる。そこで、都市の範囲を狭めましょうというのが、コンパクト・シティです。 カタカナ語で呼ぶと、何か積極的な施策を打つようにも聞こえるかもしれませんが、お金も人手も足りない、というのがそもそもの動機なわけですから

    集約型社会構造(コンパクト・ソサイエティ)の実現に向けて - concretism
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2013/06/03
    つ【最大多数の最大幸福】/ たとえば「奨学金 社会便益」でググると社会的支援施策についてそういう視点からの説明が以前から要求されているのが分かる。
  • ぼくが一日も早い被災地の復興をお祈りしない理由 - concretism

    タイトルは釣り気味です。 建設業の現場で人手不足が深刻化しており、労務単価が上昇しつづけておりますが、これを受けて政府が建設業界に通知を出して何やら要請するようだというニュースを目に致しました。 表示できません - Yahoo!ニュース 通知を出す相手である建設業界団体というのはおそらく日建連のことだと思うのですが、労務単価の急騰によって一番困っているのはその加盟各社、いわゆるゼネコンであり、そのひどい有様はたとえば戸田建設の悲壮な適時開示情報などを眺めてみるとひしひしと伝わってくるところであり、困っているところに要請などしても「へんじがない。ただのしかばねのようだ」状態となることは目に見えるわけであります。 1860 戸田建設(株) (戸田建) :日経会社情報:マーケット :日経済新聞 冒頭の記事では、ゼネコンがピンハネして職人には全くお金が回っていないかのような印象を与えますが、一部

    ぼくが一日も早い被災地の復興をお祈りしない理由 - concretism
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2013/03/30
    『政府はこれまで、「被災地の復興を一日も早く成し遂げる」という言葉を多用してきましたが、これは、これから職人になろうという人から見れば「一日も早く職人の仕事がなくなるようにする」と言っているも同じ』
  • 伊東豊雄氏プリツカー賞受賞を報じたNYタイムズ記事がおかしいと俺の中で話題 - concretism

    伊東豊雄さんが、建築界のノーベル賞ことプリツカー賞を受賞されました。おめでとうございます。 「建築界のノーベル賞」に伊東豊雄氏 NHKニュース ところで、これを報じたニューヨークタイムズの記事がなんだかおかしなことになっていると、私の中で話題です。 Toyo Ito Wins the Pritzker Architecture Prize - NYTimes.com Toyo Ito, a Japanese architect who broke from Modernism and designed a library that survived his country’s catastrophic 2011 earthquake, was awarded his profession’s top honor, the Pritzker Architecture Prize, on Su

    伊東豊雄氏プリツカー賞受賞を報じたNYタイムズ記事がおかしいと俺の中で話題 - concretism
  • 職住近接というひとつの理想が、捨てられた - concretism

    理想が理想でなくなるというのは、かなり大きな出来事なのではないかと。 JRの主要駅まわりの開発ラッシュの勢いが止まらない。東京駅、大阪駅、名古屋駅。それぞれ、にぎわいの中心としては新宿・渋谷、ミナミ、栄など、都市の名前を冠した「看板駅」前とは別だった三大都市が、看板の裏側に超高層のオフィスビルをバンバン建てている。 新・東京中央郵便局が開業 東京駅前のJPタワーで うめきた先行開発区域プロジェクト グランフロント大阪 GRAND FRONT OSAKA JR東海が新ビル起工式 2016年春、名古屋駅前 その背景として、わたしたちが「職住近接」という理想を捨ててしまったことがあるのではないか、と。 もちろん、今でも職場から近いところに住みたいと思っている人はたくさんいるんだろうとは思う。豊洲や東雲には、震災でいっとき勢いを弱めたとはいえ、超高層マンションがいまだ増殖中だし、山手線の内側にだっ

    職住近接というひとつの理想が、捨てられた - concretism
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2013/01/25
    ふーむ。
  • 集合住宅が賃貸と分譲で異なるビルディングタイプとして設計されていることについて - concretism

    こういう記事がホッテントリに上がってきていた。 住宅賃貸と購入どっちがいいの?と聞かれたら「賃貸最強!」と答えよう - Future Insight つねづね書いてきているように、同じ物件であれば分譲よりも賃貸の方が、住み手にとってはお得だと思っているので、上のブログにはまあ賛成。その理由については、すでに以下で書いているのでさらっと書くと、住宅を買うということは、そこにあるリスクも一緒に買っちゃってるわけで、素人がそんなリスクちゃんと評価できんの?ってこと。 住宅と一緒に買わされるものについて - concretism 今回は、同じ話を売り手、ディベロッパーとか不動産業者の側から考えてみたい。 売り手側からすると、一棟の集合住宅が抱える、たとえば地震、設備の老朽化、経済状況の変化といった様々なリスクを、いかにうまく買い手、住み手に押しつけてしまえるか、ということになる。 そういう目線で

    集合住宅が賃貸と分譲で異なるビルディングタイプとして設計されていることについて - concretism
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2013/01/14
    供給側が所有形態によって住宅の規模が選択されるのは、リスク回避が原因、という話。ありそう。/ 【PR】おや、偶然にもとげってるでこんな気の効いたまとめが。まとめ主クール。http://togetter.com/li/745
  • 「イクメン、弁当男子」はなぜ出世できないか、をパクってみたよ - concretism

    久々にホッテントリ入りしたのに、某社長のイクメン、弁当男子disの炎上人気に遠く及ばないので、うらやましくなってネタを丸パクリしてみる。 そもそも社長なんだから、出世する奴もしない奴も自分で好き勝手に決めればいいわけで、そういう意味では先日プーチンに世界がいつ滅びるのか聞いてるのとおんなじくらいアホくさいわけですな。プーチンがボタン押したら終わるんやろ?世界。 そういうわけだから、ぼくが伊・・・じゃないや某商事の社長だったら「オレ、イクメンとか弁当男子とか嫌いだから、出世させない」と書いて終わりなんだけど、まあ仮に幾ばくかの原稿料をもらってその理由を書けと言われたら、もうちょっと書きようがあるだろうよ、と思ったので、ゴーストライターになったつもりで書いてみる。 男女平等とは切り離して考えなければいけない問題 どんな会社でも同じだろうが、仕事を進めていくためにはうまく問題を切り分け、抽出する

    「イクメン、弁当男子」はなぜ出世できないか、をパクってみたよ - concretism
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2012/12/26
    労働力再生産の果実を独占したいというポジショントークにすぎない。家庭内分業の理想はそのとおりだろうが、現実の男女不平等を見ると家事分担の方が社会的利益がある。……って感じ? あんまり燃えなさそう。
  • 日本の都市は空洞化も縮小もしない。輸出されている - concretism

    建設・不動産業界というのは斜陽産業といわれて久しく、もう国内には新しい建造物は要らないのだ、というのがある程度の共通認識になっていると思う。だから、われわれ建設・不動産業界にいる者は、どんどん海外に出ていかなければ、べていはいけないのだ、と。 実際、海外に市場があって、そこで稼いでいけるのであれば、どんどん行くべきだと思うし、また日の建設・不動産業には、これまで先進国として培ってきた技術・ノウハウがたくさんあるはずなので、それを生かして海外に活路を見出すことは現にできており、おそらくこれからもできていくのではないかと思っている。 それはそれとして、ここでは一つの視点に基づいて考えてみたいと思う。すなわち、日の都市は輸出されているのではないか、と。 2003年問題はなぜ起こらなかったか 2003年問題という言葉が、かつてあったのをご存じだろうか。いや、コンピュータが誤作動を起こすという

    日本の都市は空洞化も縮小もしない。輸出されている - concretism
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2012/12/23
    前半部分はオフィス増床500万㎡・外国人増加10000人とすると説明要因としてケタが足りない気がする。後半部分は面白い視点だと思う。しかしそうだとすると需要が*ある*都市を縮小させるということで……
  • ぼくたちが知りたいのは、築○年じゃないんだ - concretism

    建物って、なんで「築○年」みたいな言い方いつまでも続けてんだろ。ぼくたちが知りたいのは、あと何年住めるかなんだ。あと何十年、何百年住める家は、きっときれいで良い家なはず。 じゃあ、あと何年住めるか、ってのはどうしたらわかるの?専門家が鑑定する・・・それも一つの手だとは思うし、住宅性能表示制度ってそういうことなんだ。だけど、ここはもっとストレートにいこう。オーナーに直接、「何年後に壊すつもりなの?」って聞いちゃおう。 何年後に建物を壊すつもりかなんて、明らかにしてもメリットがないだろうって?メリットがないなら、作ればいいんだ。 宣言した年に取り壊せば最も経済的であるよう、税金をうまいこと調整する。建物の寿命を長め申告して寿命が来る前に取り壊しても、逆に短めに言っといてなかなか取り壊さなくても、ペ・ナ・ル・テ・ィ。嘘ついてもだーれも得しないよ。 建物をいつ壊すのかがわかれば、その年にむけて維持

    ぼくたちが知りたいのは、築○年じゃないんだ - concretism
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2012/09/03
    これ面白いと思う。市場においては「残10年」というような物件が売りに出され、もっとも建物の残存年数が延ばせると考えた人が買うインセンティブが働く。とても効率的。
  • 新入社員のあなたが社畜になるかどうかわかる質問 - concretism

    とっくに新年度もはじまった今頃になって、新入社員の皆さんに向けて書いてみようと思います。 皆さん、入社おめでとうございます。皆さんが入った会社が、ごく一般的な営利企業であれば、必ず次の2つのことをしているはずです。 何かをできるだけ安く買う 何かをできるだけ高く売る 会社の目的が営利であるならば、その目的を果たすための手段は、上の2つしかないことは自明です。言うなれば、この2つだけが「ビジネス」であって、他はワークであれジョブであれ、何にしろ会社にとっては、できるだけ減らしたい仕事です。 これから皆さんは、いろいろな仕事上司から言いつけられると思いますが、それがビジネスなのかどうか、ビジネスでないとすれば、ビジネスとどのように関係しているのかを意識してください。もし、あなたの言いつけられた仕事が、ビジネスと全く関係ないのであれば、あなたはその仕事を単にこなすだけでなく、減らすための努力を

    新入社員のあなたが社畜になるかどうかわかる質問 - concretism
  • ブラック経営者必見!勝手な有給休暇取得にはこう備えよう - concretism

    「社長は労働法をこう使え!」というがあるらしいので、中身を勝手に妄想してみた - 『異議あり! 有給休暇 – 守井 嘉朗』という記事がありました。 僕は経営者として以前から疑問に思っていることがあります。それは有給休暇という制度に対してです。 僕は、こういう制度をつくったのは、人を雇って商いを回している企業経営の実態を知らない事務方の人だと思います。僕らのように店頭のスタッフのスケジュール管理で必死になっている現場の苦労とは、程遠いところで考えられたひどい制度だと思います。 実にすばらしい、ブラック企業経営者のお手のようなお言葉です。しかし、当に真っ黒な、真の闇、漆黒企業を目指すにはまだまだです。真の漆黒企業を目指すためには、事務方を非難するばかりではなく、彼らの懐に飛び込み、もっと制度をよく研究しなくてはなりません。まずは、次のような点から手をつけてみましょう。 1.就業規則を改正

    ブラック経営者必見!勝手な有給休暇取得にはこう備えよう - concretism