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「部下を持つ人の時間術」とても面白く読めました。 この2つのポイントが、私の今の問題をジャストミートしたからです。 ・部下を管理しながら自分も仕事を抱えているプレイングマネージャーに焦点を当てている ・理想論を踏まえた上で今すぐにでも手が届く使える現実解を紹介している 著書はあの水口和彦さん、TVやラジオなどにも出演しておりますが、個人的には私の心の拠り所、2大ブログのうちの1つの中の方です。こういう紹介の仕方はピンと来ないかもしれませんが、とにかくオススメ!ということです(笑) 時間管理術研究所 □□ 仕事と生き方、幸せの研究所 □□ 98.6%が一人二役化の時代ある上場企業の課長職に向けたアンケートでは、こういう回答が得られています。 マネージャー業務だけを行なっている 1.4% マネージャー業務よりもプレーヤー業務のほうが多い 40% マネージャー業務の比率がそれなりに高い課長職でさ
とあるきっかけで読み始めた、ミハエル・チクセントミハイの「フロー体験」という本、あまりに衝撃的であり、日々のものごとに対する観点をガラっと変えてしまったため、その内容の一端を、特にインパクトある部分を中心に簡単に紹介したいと思います。 ■著者「ミハエル・チクセントミハイ」について ミハエル・チクセントミハイは、1934年ハンガリー生まれで、主にアメリカで研究生活を行った、20世紀を代表する心理学者の1人。 1990年に出版された本書は、「(欲求の5段階で有名な)アブラハム・マズローの自己実現の概念を超えるもの」(ニューヨーク・タイムズ紙)など様々な新聞・専門家から賞賛され、「日常生活の心理学に関して、今世紀最高の研究者」とも言われています。 その知識は非常に広汎であり、心理学のみならず、文学・社会学・人類学・比較行動学・情報論・進化論・宇宙論・芸術などにまで及んでいます。 ■フロー体験とは
課 長: 「先月の数字、90%の達成率だけど、結果だけ見てもしょうがない。どれだけ訪問してるんだ」 部下A: 「先月は78件です」 課 長: 「毎月100件は訪問しろと言ってるだろ」 部下A: 「すみません」 課 長: 「デモ機の貸し出しの提案はしたのか」 部下A: 「はい」 課 長: 「50件が目標だったな」 部下A: 「結果的に41件でしたが…。何とかやってます」 課 長: 「よし。今日締め切りの、戦略シートの提出は?」 部下A: 「あ、明日、出します」 課 長: 「明日には出せるんだな。新規リストの作成についてはどうよ」 部下A: 「リストですか。800社ぐらいは集めたんですが…」 課 長: 「1000社のリスティングが目標だったけど、まぁ、しょうがないか」 部下A: 「あの、毎月の読書量ですが、先月は4冊でした」 課 長: 「うーん、毎月5冊はビジネス書を読んでほしいが…。ま、いい
アメリカの大学院で、「Professional methods」という授業を取ったことがある。言語学の専門家として食っていくためのあれやこれやをひたすら教わるクラスである。学会での発表の仕方、ジャーナルペーパーの書き方、CVの書き方、就職活動などなどのトピックをこなして、「教授法」が取り上げられた。このエントリで取り上げるのは、「教授法」の回に先生が配った「教師の心得」である。 以下、その一部を日本語で紹介する。 君が教えようとしていることは、「とても大切でとても面白い」ことを決して忘れないようにしなさい。また、それを学生に伝えることも忘れてはいけない。 君は、君のクラスにいる学生よりも賢いわけではない。学生よりも「いいひと」なわけでもない。君は、たまたま学生がまだ持ち合わせていない情報をいくらか知っているだけだ。そして学生たちは、君がまだ知らない情報を山ほど知っている。 教師として、君は
企業人、誰にも覚えがあろう。毎日毎日が忙しくて忙しくて、こなしている仕事で雑用が多く、しかもどうも自分で選択したというより、他から与えられて、あるいは押し付けられて余儀なくやらざるを得ないトラブル処理や、会議出席などに振り回され、限られた時間の中で、一見テキパキ処理しようが、悩み苦しんで処理しようが、結局は「その場しのぎ」で切り抜けている。 偶然できたつかの間の空白の時間、しかもごく短時間にホッとして机に座って書類を処理して、それがあたかも本来の仕事をしている錯覚に捉われ、それさえ叶わぬときは自宅に書類を持ち帰り、あるいは休日に出てきて書類を処理する。本来は「その場しのぎ」を脱するための根本策を講じなければならないのに、精神的にも肉体的にも疲れ果てて、そこまで思いが及ばない、いや少なくとも手が付かない……というわけだ。 この状態を放置しておいてよいはずがない。放置すれば、いろいろな問題
株式会社チェンジ・アーティスト代表取締役社長。職場結束力コンサルタント。1963年、東京・浅草生まれ。警視庁勤務時、硬直化した体質に疑問を持ち、組織変革コンサルタントを志す。ベンチャー企業、経営研究所を経て、1994年、組織風土改革コンサルティングファーム、スコラ・コンサルトの創業期に参画。№1コンサルタントとして活躍後、パートナーに就任。2007年、組織の結束力を高める独自メソッドを確立して、チェンジ・アーティストを設立。著書に『結束力の強化書』がある。 結束力 バラバラな職場を一つにまとめる 職場のバラバラ感が、結果とヤル気を奪っています。なぜ、チームはあっという間にバラバラになってしまうのでしょうか? 元警視庁出身という異色の経歴を持つ、日本で唯一の結束力UPコンサルタントが、3万時間のコンサルティングの実践の中から生み出した、どんなバラバラ組織でも結束力が生まれるメソッド「バインデ
1960年生まれ。1989年筑波大学大学院博士課程修了、精神科医、医学博士。東京都庁知事部局健康管理医、宇宙航空研究開発機構(JAXA)主任研究員、茨城県警察本部健康管理医のほか、企業の精神科産業医として国内外で活躍。著書に「会社で心を病むということ」(新潮文庫)、「もし部下がうつになったら」(ディスカバー携書)など。 「会社のワガママちゃん」対処法 「傲慢なのに打たれ弱い」未熟なワガママ社員が増え、多くの管理職が振り回されている。しかし、対処法を間違えば、彼らは「うつ」になるケースも。彼らとどう付き合っていけばよいのか、その方法を紹介していく。 バックナンバー一覧 前回は、企業で問題化している「未熟型うつ」に対して、精神産業医学的な見地から、どのような成長支援を行えばよいのかを提起し、私が最近経験した具体的な事例を取り上げた。 今回は、事例の続きと、「未熟型うつ」の心理状況の分析ならびに
ちょっと想像してみてほしい。あなたの勤務先に2つの職場があるとする。「業務を遂行する際に大量のチェックリストを渡されて、作業を終えるたび成果物をチェックするよう命令される職場」と「チェックリストが無くても作業ミスを防げるよう作業手順の改善が日々行われている職場」だ。どちらかを選びなさい、と言われたら、どちらへの配属を希望するだろうか。たぶんほとんどの人が、後者を望むのではないだろうか。 それにもかかわらず「ヒューマンエラーで起きた品質事故の再発防止策を考えろ」と言われると、原因は「担当者の注意不足」とし、対策は「チェックリストを作り確認を徹底」としてしまうマネジャーが、少なくないらしい。 筆者がこのことを意識するようになったきっかけは、旧所属部署(2010年12月まで日経情報ストラテジー編集部)で担当した「なぜなぜ分析」の連載記事だ。この連載は、独立コンサルタントであるマネジメント・ダイナ
チームを率いるリーダーにとって、チームメンバーを活用して、仕事そのものを成功に導くことは最も大切なことだ。 加えて、チームの人の力を最大限に活かして、長期的視点で育てていくことも大切だと思う。 特に性格的にENFJ(=teacher,memtor)の私は、どうしても後者の方に関心が行ってしまうらしい。 チームを任されるようになって半年程度の私自身が出来てるとは限らないけれど、 後者のポイントでこれが出来ると人の力を活かせるなあと常々思っているポイントを5つ、自戒をこめて書いてみるです。 (個人的には4と5が大切だと思うです) 1.動きやすいように、見通し・段取りをつけてあげること これは単にプロジェクトを成功させるためだけでなく、人を活かすという観点でも重要だと思う。 ある仕事を達成するために、どの時点でどのようなことが出来ていなければならないのかを明確にし、合意する。 そうすれば、チーム
新・ぶら下がり社員とは 会社を辞める気はない。でも、会社のために貢献するつもりもない。そんな30歳前後の社員のことを、本連載では「新・ぶらさがり社員」と呼ぶ。 最近、IT系企業に勤める30代の男性と話す機会があった。 彼は組織に対して何の希望も抱いていなかった。 「職場でのコミュニケーションはほとんどありませんね。改善したほうがいいと思うことがあっても、上司に伝えることはありません。出る杭は打たれる。だから、上司に進言することはないです」 淡々と語る彼に、昔からそうだったのかと尋ねると、20代のときは上司に対して言いたいことは言い、組織の悪い部分は改善しようと積極的に働きかけていたという。 一体、何が彼をあきらめさせたのか。彼はしばらく考え込み、「そういえば、すべてをあきらめた瞬間があった」と原因に思い至った。 31歳のとき、自分の後輩が先に昇進したのである。そのとき、「上に逆らったら組織
「日本企業にあるチーム(組織)の80%以上が機能していない」 これを皆さんは大げさだと思いますか? あなたのチームは本当にチームとして機能していると自信を持って言えますか? チームとして機能しているチームと機能していないチームの大きな違いは何でしょうか。 それは、「チームシナジー」を生み出せているかどうかです。 そもそも、なぜ私たちはチームや組織を創るのでしょうか? 私はこれまで、多くの経営者、リーダーの皆さんにこの問いかけをしてきました。 いただく主な回答は 「1人では生み出せない大きな成果を生み出すため」 「個々の強みを活かしてブレークスルーや斬新なアイデアを生み出すため」 「一体感や達成感を皆で共有し、大きなモチベーションを創るため」 「共に信頼できる仲間と切磋琢磨して互いに成長するため」 など、本当に素晴らしいものです。 しかし、その後、さらに次の質問をします。 「皆さんのチーム、
同じメッセージのプレゼンであっても、伝え方次第で聞き手の印象や記憶への定着度合いは異なります。『アイデアのちから』の著者であるハース兄弟は、記憶に焼きつくメッセージの特徴を、それぞれの6つの要素の頭文字をとって「SUCCESs」と表現しています。 「SUCCESsの法則」にかなったメッセージは、多くの人の気持ちを動かしたり、記憶に深く刻まれると言います。それは次のようなものです。 単純明快である(Simple) 意外性がある(Unexpected) 具体的である(Concrete) 信頼性がある(Credible) 感情に訴える(Emotional) 物語性(Story) この6つのポイントを使ってメッセージの改善前と改善後を比べてみると、よりイメージがつかめると思います。 1:単純明快で、誰でも覚えられるようにする とにかく、細かいことは置いておき、シンプルにすることです。複雑なことは記
「マネジメント」という行為の、最も原初的な定義は“人に働いてもらう”ことである。人に働いてもらうことで、自己の、あるいは共通の目的を、達成する。自分自身で手を動かして自己の目的を達成することは、マネジメントとは呼ばない。単に作業とか行為と呼ばれる。 あなたがもし食卓で母親に「ねえ、そこのお塩とって。」と言って手渡しもらったら、あなたは、その瞬間だけは、母親をマネジメントしているのである。母親に働いてもらって、自分の目的を達したからだ。でも、何も言わない前に、母親が気を利かせて塩をとってくれたら、もちろんマネジメントしたことにはならない。そもそも、座っているだけで目の前に夕食が出てきたとしても、たぶんそれは母親が自発的に調理をしてくれたのであって、自分がわざわざ命令を下してやらせている行為ではない。はっきりした依頼や指示や命令の有無が、マネジメントと、自発的な協調行動との境界線になる。 「は
とあるTさんに深く話を聞きました。 そのTさんは真面目なんだけど、やることなすこと全てが空回りで 行動がとにかく遅く、言われたことを守れないとんでもないダメ社員でした。 しかし考え方を改めたTさんは、 ついに赤字プロジェクトを黒字にして伸ばすぐらい できる社員になっていました。 元記事はこれ。 仕事できない人って・・・ http://anond.hatelabo.jp/20100702010352 なんで出来ないんだろ? 見てて可哀想になるくらい仕事できない。 いつも怒られ注意されるのに改善されない。 それも怒鳴られ泣かされレベルを何十回やってるのにさ? しかも出来ないどころか人の仕事の邪魔して迷惑かけてる。 ばかなのしぬの? 略 ああいう人種は実在して、社会に一応存在できるって、すごくキセキ! でも心から思うに、 ごめんなさい。居なくなってください。 向上心がないやつはほんとにどうしよう
歳を食うとそういう人達を見る事も増えて自分の骨身にも染みてくる。 いい歳した大人が、一回り若い人に行動や仕事内容をいちいちチェックされ、自己報告させられる。小遣い帳を書かされる小学生並の扱いをされる。 約束を守れなかった時のペナルティを自己申告させられ、ペナルティが自分に確実に課される事を相手に納得させないと仕事をもらえない。誰もが常識的に守ってるルールや慣習も、その人にだけは紙に書いて張り出される。 一日二日程度の遅延なら無視出来る程度に余裕のあるスケジュールでも、その人だけは×時×分までに○○を××へ提出する事、△△を□□まで済ませること、なんかをいちいちリストアップして上司に提出させられる。 それでも彼らは何も言い返す事は出来ない。 「でもあなた、今まで私との約束をきちんと守れた事ってあった? 今までろくに約束を守ってこなかった人が、何の根拠があって次だけは確実に守るって言い切れるの
毎日こんなに忙しいのに、思ったほど成果が上がっていない...。多くのビジネスパーソンが抱える悩みのひとつですね。何かがオカシイ気はするけれど、具体的に何をどう変えていけばいいのか?こちらでは、そんな状況を改善するためのヒントとして、集中力をグっと上げるコツについて採り上げてみたいと思います。 「Writing 2.0」系メディア「How To Get Focused」では、脳のメカニズムから、ヒトが集中するための方法について、以下のように述べています。 研究者によると、「マルチタスクは仕事の価値を50%下げ、必要な時間を50%も長くしてしまう」そうだ。そもそも、脳にとってマルチタスクは物理的に不可能。メールをしながら、片手間にチャットで応答し、さらにプレゼン資料を作るといった、一見マルチタスク風のこれらの行動は、実は「マルチタスク」ではなく、集中する対象をあちこち動かしているだけなのだ。
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