10月12日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(写真)はモルガン・スタンレー株が先週58%下落したことを受け、同社への出資条件見直しを求めている。1月撮影(2008年 ロイター/Kiyoshi Ota) [ニューヨーク 12日 ロイター] 三菱UFJフィナンシャル・グループ8306.Tは、モルガン・スタンレーMS.N株が先週58%下落したことを受け、同社への出資条件見直しを求めている。ある関係筋が明らかにした。 関係筋によると、90億ドルで21%の株式を取得する方針に変わりはないが、条件内容を普通株は含まず、転換優先株のみでの出資とするよう求めている。当初の出資案は60億ドルが転換証券、30億ドルが普通株だった。 詳細はまだ公表されていないが、見直された場合に、三菱UFJ側は、普通株に転換できる優先株を当初の31.25ドルではなく、20―25ドルで取得できることになる。また優先株への利回