「生保大手の保有株式含み益ゼロライン・グラフ化」を仕切り直してみる

2008年10月13日 12:00 先に【生保大手の保有株式の含み益ゼロラインをグラフ化してみる】で、昨今の株価低迷で色々と財務的に大変な事態となってきた生命保険会社大手の、保有株式の含み損益に関する考察とグラフ化を掲載した。その直後に読者の方から「もっと詳しい資料がある」との提示をいただき、グラフを再構築する機会を得ることが出来た([産経新聞の記事]など)。今回はその資料を基に、グラフ化を仕切り直すことにする。 先日更生特例法の適用を申請し、経営破たんした大和(やまと)生命保険の破たん原因の一つは、保有株式の株価急落によるもの。生命保険各社は顧客から預かった保険料をいくつもの手段で運用しているが、その一つが株式。当然資産として各上場企業の株式を大量に保有している。株価が下がるということは株式の含み益が減り、それは生命保険会社の経営体力を削り取ることになる。 生命保険大手9社では3月末時点

[Listlessness]

まぁ流石に売りヘッジかけているとは思うがね