根尾ラーメン、根尾ツアー、根尾図書館……。このシーズンオフ、中日ドラゴンズの大本営・中日スポーツの1面は期待のルーキー、根尾昂尽くし。挙げ句の果てには、中日スポーツが選んだ「2018年ドラゴンズ10大ニュース」の1位は「根尾引き当てた」だった。ドラゴンズの2018年って一体……。 とにもかくにも岩瀬仁紀、荒木雅博、浅尾拓也ら黄金時代を築いたレジェンドたちの引退の話題と、根尾フィーバーに湧くシーズンオフのドラゴンズ。ところが、われわれドラゴンズファンにバシャッと冷や水を浴びせたのが、昨年末に発売された『週刊ベースボール』の特集「球界大展望2019」だった。 特集内では各チームの戦力をAからEまでの5段階で判定しているが、昨年Aクラスの広島、ヤクルト、巨人は「B」、DeNAは「C」、最下位だった阪神も「C」だってのに、中日ドラゴンズは途中の「D」をすっ飛ばして「E」判定! なんでだよ! ドラゴ