ドラゴンボールのヤムチャは、ザコキャラとしての地位を確立している。 そんなもん確立してどうすんだ、という意見はもっともである。ザコとして有名になってどうするのか。そんな名前の売り方があるか。しかし、ザコの代名詞になるのも立派なことなのである。多くのキャラクターは記憶にも残らずに忘れられていくのだから。 この記事では、ヤムチャが有名なザコであるということを前提に進めるが、いちおう証拠をあげておく。しばらく前にヤムチャのフィギュアが発売された。サイバイマン戦で敗北した直後、地面に横たわるヤムチャをフィギュア化したものである。 こんなフィギュアは、ザコとしての地位を確立していない人間には絶対に出せない。いちばんみじめな姿を商品化されること。そこにカネを取れるだけの需要まで生まれていること。これはザコキャラにとっての「あがり」である。中途半端なザコには、とても真似できない。 ということで本題に入る
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