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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (154)

  • 自民党の裏金問題に踏み込めないのも納得...日本が「森喜朗の国」になった経緯とは

    今回のAIイラスト:「日のプーチン」は柔道でなくラグビーがお好き? AI GENERATED ART BY NEWSWEEK JAPAN VIA STABLE DIFFUSION <新聞15紙を読み比べる政治ウォッチャーのプチ鹿島さんが森元首相が権力を掌握した歴史を振り返ると、ロシアのプーチン大統領もびっくりの巧妙さが浮かび上がりました> ロシア大統領選で「圧勝」したというプーチン。彼は2000年の大統領就任後、首相時代を含めおよそ四半世紀も実権を握り続けている。この事実に「まぁロシアはねぇ」とあきれた感じになる方も多いだろう。私もそうだった。でもハッと気付く。「日も似たようなものでは?」 思い出してほしい。プーチンの就任年に、日では森喜朗が首相になった。以降の日はずっと森の影響下に置かれていないだろうか。森は政界を引退したが自民党最大派閥の安倍派(旧・森派)では今も影響力を誇って

    自民党の裏金問題に踏み込めないのも納得...日本が「森喜朗の国」になった経緯とは
  • アレクサンドロス大王の親族の墓、定説が覆る!「私ならこのパズルを解ける」...骨から新事実

    アレクサンドロス大王の墓の可能性があるとされる遺跡を発掘するスタッフ(エジプトのシワ・オアシスで) BARRY IVERSON/GETTY IMAGES <従来説では、ギリシャの「大墳墓」のうち第2墳墓がアレクサンドロス大王の父フィリッポス2世の墓だった。考古学だけでは解けなかったミステリー> 分析の対象となったのは、あごの骨に数の歯、頭蓋骨の一部に腕や足の骨、いくつかの遺物──それだけだった。だが数十年に及ぶ研究を経て、古代ギリシャのマケドニア王国のアレクサンドロス大王の父や息子の眠る墓について多くのことが分かってきたと考古学者たちは言う。 紀元前336年に即位し、同323年に死亡したアレクサンドロス大王は広範囲にわたる遠征を行い、世界史上まれに見る広大な帝国を造り上げた。その版図は現在のギリシャからインド北西部に及ぶ。 アレクサンドロス大王の埋葬地は古代史の大きな謎の1つだ。当初はエ

    アレクサンドロス大王の親族の墓、定説が覆る!「私ならこのパズルを解ける」...骨から新事実
    Louis
    Louis 2024/03/12
  • オスカー受賞作『ナワリヌイ』への批判記事はAI生成ですぐバレた

    ユリアと政治集会を率いたナワリヌイ。今はロシアの獄中で、死にかけていると家族や支持者は訴える(写真は2019年) Tatyana Makeyeva-REUTERS <ロシアの野党指導者ナワリヌイのドキュメンタリーの信用を貶めようとした極左の記事は、AIのでっち上げを間に受けたものだった> アメリカを拠点とする極左ニュースサイト「グレイゾーン」は、アカデミー賞受賞ドキュメンタリー『ナワリヌイ』の「嘘を暴く」記事を公開した。だが同作品に関わった調査報道グループは、この「暴露」記事は部分的に、AIによるテキスト自動生成機能によって書かれており、存在しないURLが情報源にされていると指摘した。 3月12日の夜、ハリウッドで開催されたアカデミー賞授賞式で、『ナワリヌイ』が長編ドキュメンタリー賞を受賞した。ロシアの著名な反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイの毒殺未遂事件と2021年にモスクワに戻った

    オスカー受賞作『ナワリヌイ』への批判記事はAI生成ですぐバレた
    Louis
    Louis 2023/11/29
  • サッカー女子W杯で大健闘のイングランドと、目に余る「男子ならあり得ない」光景の数々

    <女子サッカーワールドカップで、準優勝したイングランド代表。女子サッカーの人気は高まり、発展を遂げたものの、まだ男子サッカーと比べるとあり得ないような扱いも残る> 8月20日に閉幕した女子サッカーワールドカップ(W杯)の最後に、奇妙な瞬間があった。準優勝したイングランドのゴールキーパー、メアリー・アープスがゴールデングローブ賞を受賞し、英BBCの解説者が、それでも彼女のレプリカユニフォームを買うことはできない、と今大会で何度目かの指摘をしたのだ。スポンサーのナイキは、大会中に商業的な理由からキーパーのユニフォームを発売しなかった(キーパー以外の選手のユニフォームは発売)。明らかに、男子サッカーならこれはあり得ないだろう。 イギリスでは今回、見ようと思えば女子W杯の試合は全て見られたが、ほとんどは「通常の」テレビ番組ではなくBBCやITV局のストリーミング配信。繰り返すが、男子サッカーならあ

    サッカー女子W杯で大健闘のイングランドと、目に余る「男子ならあり得ない」光景の数々
  • 若き女教師TikToker、生徒たちと教室で撮影した猥褻動画をSNS投稿...クビになる

    <OnlyFansやPornHubといったアダルトサイトにもコンテンツを多数投稿...> ブラジルのとある語学学校で、生徒たちと「不適切」な行為を働いたとされる女教師が解雇された。その「不適切」行為は撮影されており、彼女自身によってSNSに投稿されていると、タイムズ・ナウなどが報じている。 【動画】若き女教師TikToker、生徒たちと教室で撮影した猥褻動画をSNS投稿 女教師の名前はシベリィ・フェレイラ。ブラジル人の英語教師だ。彼女はTikTokやInstagramといったSNSのユーザーで、セクシー系コンテンツを中心に投稿。TikTokのフォロワー数は1000万人、Instagramのフォロワー数も130万人を超えるなど、芸能人顔負けの注目を集めている。 報道によると、解雇の一因となったのは、フェレイラが生徒たちとセクシーなダンスを踊る動画だ。彼女は多くの動画を投稿しているが、尻を振る

    若き女教師TikToker、生徒たちと教室で撮影した猥褻動画をSNS投稿...クビになる
    Louis
    Louis 2023/05/23
    「彼女は多くの動画を投稿しているが、尻を振るダンスや、男子生徒と密着するダンスなどを披露」
  • マイクロソフト「Copilot」発表、「Word」や「Excel」がAIで劇的進化──「働き方を根本的に変える」とナデラCEO

    マイクロソフト「Copilot」発表、「Word」や「Excel」がAIで劇的進化──「働き方を根的に変える」とナデラCEO <ナデラCEOは「働き方を根的に変え、生産性向上の新しい波を呼び起こす」と語った> マイクロソフトは現地時間3月16日、「Microsoft 365 Copilot」を発表。「Word」、「Excel」、「PowerPoint」、「Outlook」、「Teams」といった「Microsoft 365」アプリに「ChatGPT」のような対話型AIを搭載する。 【動画】「Word」や「Excel」がAIで劇的進化──マイクロソフト「Copilot」の実力 CopilotはOpenAIの「GPT-4」といった大規模言語モデル、そしてGPT-4などと各アプリを仲介する「Microsoft Graph」で構成。マイクロソフトは「CopilotはOpenAIChatGPT

    マイクロソフト「Copilot」発表、「Word」や「Excel」がAIで劇的進化──「働き方を根本的に変える」とナデラCEO
    Louis
    Louis 2023/03/18
    対話型AIと聞いて「一生消えないイルカ」カイルくんを思い出した
  • 「日本人の責任とは思わない」の声もあるが...英史上最悪の「冤罪」事件、富士通の責任は?

    郵便局を舞台に、英最悪の「大量冤罪」事件を起こした富士通の勘定系システム「ホライゾン」。元富士通UKの内部告発者が公聴会で証言した> [ロンドン]富士通が提供した英ポストオフィス(郵便事業のうち窓口業務を引き受ける国有の非公開株式会社)の勘定系システム「ホライゾン」の欠陥による大量冤罪事件の真相を究明する公聴会で9日、富士通UK(英国)に2001~04年に勤務したリチャード・ロール氏が証言した。ロール氏は数少ない富士通内部告発者だ。 ロール氏は1976年に航空電子工学エンジニア見習いとして英空軍に入り、航空機のナビゲーションシステムや兵器システムのソフトウェア開発に従事した。89年に退役したあと工場のオートメーションやロボティックス機器のプログラミングに携わった。富士通UKではプロダクト・スペシャリストとしてホライゾンをサポートしたという。 ポストオフィスは99年、取引の4割を占める年

    「日本人の責任とは思わない」の声もあるが...英史上最悪の「冤罪」事件、富士通の責任は?
  • ロシアはウクライナでなく日本攻撃を準備していた...FSB内通者のメールを本誌が入手

    訪日したプーチン大統領(2016年12月) Sputnik/Michael Klimentyev/Kremlin/via REUTERS <ウクライナ侵攻が始まる以前、ロシアは「かなり真剣に」日との局地的な軍事紛争を計画していたとするFSB職員のメールを入手> ウラジーミル・プーチン大統領が率いるロシアは、ウクライナへの大規模侵攻に着手する何カ月も前の2021年夏、日を攻撃する準備を進めていた──こんな衝撃的な情報を、誌が入手した。これはロシア連邦保安庁(FSB)内部告発者からのメールで明らかになったものだ。 ■【動画】プーチン「重病説」を再燃させる「最新動画」...脚は震え、姿勢を保つのに苦労 3月17日付けのこのメールは、「Wind of Change(変革の風)」と名乗るFSB職員が、ロシア人の人権擁護活動家ウラジーミル・オセチキンに定期的に送信しているメールのひとつだ。オセチ

    ロシアはウクライナでなく日本攻撃を準備していた...FSB内通者のメールを本誌が入手
    Louis
    Louis 2022/11/26
    「2021年8月にロシアは、「日本を相手にした局地的な軍事紛争に向けて、かなり真剣に準備をしていた」と書かれている」ウラジーミルの盟友、安倍晋三がまだ存命の時期じゃないか……
  • カーク船長の宇宙飛行に黒い疑惑──生命を尊重する『スタートレック』とは大違い?

    Ex-Blue Origin Communications Head 'Worried We're Becoming Ferengi of Our Own Story' <『スタートレック』のカーク船長ウィリアム・シャトナーの搭乗で話題のブルーオリジンの宇宙船打ち上げに、元社員ら21人が内部告発> ジェフ・ベゾスが経営する民間宇宙企業ブルーオリジンが、SF人気シリーズ『スタートレック』のカーク船長を宇宙に送る準備をするなか、同社の元社員アレクサンドラ・エイブラムスは、人類は「現実というドラマにおけるフェレンギ(スタートレックに登場する貪欲な異星人)のような存在になろうとしている」と警告した。 Alexandra Abrams, a former head of employee communications for Blue Origin, is speaking out against

    カーク船長の宇宙飛行に黒い疑惑──生命を尊重する『スタートレック』とは大違い?
    Louis
    Louis 2022/08/09
    「『スタートレック』のカーク船長ウィリアム・シャトナーの搭乗で話題のブルーオリジンの宇宙船打ち上げに、元社員ら21人が内部告発」
  • 「僕は友人を射殺した」──敵も味方もない戦場マリウポリの実態|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    キリルは「友人」を殺し、家族を失いながら戦場を生き抜いた COURTESY OF MEGUMI ITO <市民を砲撃してくるロシア軍。しかし、自分や家族を守るために人の命を殺めなくてはならない一般市民もいる。家族を殺され、自分も友人を殺すという戦争の無慈悲。生還した20歳の若者が語ったこととは?> 5月5日の朝、私はウクライナ南東部の街ザポリッジャ(ザポリージャ)の避難民センターにいた。夜中の2時頃までロシア軍の占領地から避難民が到着しており、その撮影をしていたのだ。前日の騒がしさは嘘のようで、センターはまだ動き始めたばかりだった。そこへセンターのボランティアで、私の通訳も務めてくれているマキシム・バイネルが現れた。 「彼の話は聞かれるべきだ、と思うんだ」 1人の若者と一緒だった。それがキリルだった。キリルはマリウポリ出身の20歳。マリウポリではロシア軍の包囲戦で多くの人たちが殺され、今も

    「僕は友人を射殺した」──敵も味方もない戦場マリウポリの実態|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
  • サル痘の流行は「ウクライナ支援国」のゲイばかりと、ロシア国営TVで嘲笑

    Russian State TV Mocks Other Countries Suffering Monkeypox Outbreak <事実に反するうえに差別的な発言をして笑い声をあげる出演者たち。ウクライナ支援国の厄災が愉快で仕方がない様子を見せる> 欧州や北米で「サル痘」の感染が拡大し、世界的に懸念が高まっている。そうしたなか、ロシア国営テレビで5月25日に放映された番組の司会者が、サル痘の感染が確認された国々をあざ笑う言動を見せた。さらに感染者の性的指向についてレッテルを貼るような発言もあった。 ウイルス性疾患であるサル痘は、すでにサル痘を風土病としない20カ国近くで報告されている。最初に発見されたのがサルだったことからその名がついた感染症で、濃厚接触で感染するが、たいていの場合は軽症で終わる。数週間前から、欧州を中心に100人を超える感染者が確認されており、さらに感染が疑われるケ

    サル痘の流行は「ウクライナ支援国」のゲイばかりと、ロシア国営TVで嘲笑
    Louis
    Louis 2022/05/27
    ソチ五輪の頃からかの国の性マイノリティの扱われ方は変わっていないということ
  • トランプ大統領長男とロシアの陰にキッシンジャー氏

    トランプ/氏長男、大統領選中にロシア人弁護士と会合 (2016年7月Mike Segar-REUTERS トランプ大統領の長男が米大統領選中の昨年6月にロシア人弁護士と会ったことが問題になっているが、キッシンジャー元米国務長官は昨年2月3日にプーチン大統領に会い、帰国後の5月18日にトランプ氏に会っている。 ドナルド・トランプ・ジュニア氏が疑惑のメールを公開 ワシントン、7月11日のロイター電によれば、トランプ米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏は11日、昨年の米大統領選中にロシア人弁護士と会合したとされる問題を巡り、2016年6月3日付けの電子メールを公開したとのこと。 メールは、「トランプ氏の大統領当選に向けたロシア政府による支援の一環として、対抗馬だった民主党候補クリントン元国務長官に不利な情報を保有しているとされる弁護士との会合を、トランプ・ジュニア氏が快諾していたこと」

    トランプ大統領長男とロシアの陰にキッシンジャー氏
  • キッシンジャー「戦争終結のためロシアに領土を割譲せよ」|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    Henry Kissinger Blasted for Telling Ukraine to Give Territory to Russia <ロシアとの全面戦争になる前にウクライナと欧米諸国は退くべきだ、という大物外交官の提案にウクライナやメディアは猛反発。キッシンジャーは間違っているのか?> アメリカの元国務長官ヘンリー・キッシンジャーは、ウクライナが和平協定の締結にこぎ着けるためには、ロシアに領土を割譲するべきだという趣旨の発言を行い、ソーシャルメディア上で猛烈な批判にさらされた。 キッシンジャーは5月23日、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムで講演した際、ロシアウクライナのあるべき戦争終結の姿を提案した。理想的なゴールは「戦争前の状態」に戻ることだと述べながらも、ウクライナロシアに対し、今後2、3カ月のうちに戦争を終わらせるための交渉を始めるよう促した。各国の首脳に

    キッシンジャー「戦争終結のためロシアに領土を割譲せよ」|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
  • 『シン・ウルトラマン』の55年以上前から「ウルトラマン」は社会問題を描いていた──「特撮」から見る戦後史|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    <若い肉体を求める誘拐犯から、避難民のエイリアン、化学物質を過剰摂取した猿まで――。環境問題や東西冷戦、核開発、人口問題など、さまざまな現実の社会問題をウルトラマンシリーズは描いてきた> 『シン・ゴジラ』は、震災や原発、安全保障、政治システムといったさまざまな社会問題の暗喩としても読み取れる作品であった。『シン・ウルトラマン』ではどんな問題が提起されるのか気になるところだが、そもそもウルトラマンシリーズは子ども向け番組でありながら、「特撮」というフィルターを通して、現実の社会問題も描いてきた。物語を俯瞰すると、もうひとつの戦後史、昭和史が見えてくる。現在発売中のPen 6月号『ウルトラマンを見よ』特集から抜粋してお届けしよう。 【環境汚染】 第二次世界大戦後、日は科学によって急激に発展を遂げた。しかし同時に失ったものも大きい。自然環境である。アメリカでは1962年、生物学者レイチェル・カ

    『シン・ウルトラマン』の55年以上前から「ウルトラマン」は社会問題を描いていた──「特撮」から見る戦後史|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
  • 『シン・ウルトラマン』を見て的中した不安

    <ウルトラマンのファンとしては感動ものだが、筆者は、『シン・ゴジラ』のように何度も何度も絶叫しながら見たいとは思えない> 話題沸騰中の『シン・ウルトラマン』を劇場公開初日(5/13)に見てきた。鑑賞前の最大の懸念点は、作の監督が『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編)、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』(後編、いずれも2015年公開)を手がけた樋口真嗣氏であったことである。この『進撃の巨人』実写版については、興行成績が如実に示す通り、前編と比較して後編が圧倒的に劣後した。 つまり前編の評価が芳しくなく、後編の客足が鈍ってしまったのだ。この『進撃の巨人』実写版は、一部から『北京原人 Who are you?』(1997年)に並ぶ「アレ」な感じであるとの酷評もあった。脚や俳優の活躍は良くとも、映画演出が極めて稚拙な場合、こういった評価点

    『シン・ウルトラマン』を見て的中した不安
  • TVが真実を伝えないロシアで、陰謀論集団「Qアノン」がプーチンを疑いはじめた

    <報道を疑いやすい気質が功を奏したとみえ、侵攻の正当性を疑う声が集団内にこだましている> ロシアに住む多くのQアノン信者が、ウクライナ侵攻の正当性に疑念を抱きはじめた。調査報道グループの『ベリングキャット』が報じた。 もともと影の意図に敏感な陰謀論支持者たちは、侵攻正当化のプロパガンダにまみれたロシアにありながら、プーチンの方針に疑問を投げかけている。図らずも陰謀論のコミュニティが、一般的なロシア国民よりも真実に近づいた構図だ。 2月の侵攻直後、メッセージアプリ「Telegram」上のロシアQアノン用のチャットには、「神よ、ロシアウクライナを救ってください」との反戦メッセージが書き込まれた。「私たちはお互いを認めあっています。私たち皆の罪をお赦しください。来はそうあるべきなのです!」 その後もチャットには、プーチンのプロパガンダに警鐘を鳴らす書き込みが続いた。国営メディアが展開するプロ

    TVが真実を伝えないロシアで、陰謀論集団「Qアノン」がプーチンを疑いはじめた
    Louis
    Louis 2022/04/27
    日本でも、左寄りの人たちからも「米露代理戦争」という理由で、右寄りの人たちからも「真珠湾」「昭和天皇」を理由でウクライナに批判的な人たちが増えてきていてこのロシアでの皮肉な話も他人事ではなく。
  • プーチンとの蜜月を否定する欧米の「友人」たち──フランス大統領選への余波

    モスクワでプーチン大統領と会談したルペン国民連合党首(2017年3月24日) Sputnik/Mikhail Klimentyev/Kremlin via REUTERS <「ウクライナ侵攻でロシアへの見方は変わった」――決選投票を前に、「国民連合」党首マリーヌ・ルペンはプーチンとの深い関係をなかったことにしようと必死> ・移民、フェミニストLGBTに厳しいプーチンはこれまで、トランプをはじめ欧米の極右政治家と密接な関係を築いてきた。 ・しかし、ウクライナ侵攻をきっかけに反ロシア感情が各地で高まるなか、「友人」の多くはプーチンとの蜜月をなかったことにしようと必死である。 ・フランス大統領選挙の有力候補ルペンはその一人で、プーチンとの深い関係はフランス初の極右大統領の誕生を阻む一因となり得る。 欧米の「友人」たちはプーチンとの蜜月を否定するのに苦慮している。大統領選挙の最中にあるフランスで

    プーチンとの蜜月を否定する欧米の「友人」たち──フランス大統領選への余波
    Louis
    Louis 2022/04/22
    “決選投票を前に、「国民連合」党首マリーヌ・ルペンはプーチンとの深い関係をなかったことにしようと必死”これ日本も他人事じゃない
  • ウクライナ「報道」でも目立つ、ワイドショーでの適当で無責任なコメントたち NEWSWEEK

    <良い報道には現地の取材だけでなく解説や分析も必要だが、「タレント」の能力を超えた問題についての発言が「報道」と受け取られる危険性を認識すべきだ> ニュース番組でもない、娯楽番組でもない、ハイブリッドな日テレビのワイドショーを初めて見たときにはとてもびっくりした。なぜなら、多くのレギュラー出演者(タレントや弁護士、大学の教授など)はどんなニュースであっても、どんなテーマであっても迷いなくしゃべる。 表現の自由は大事だから、誰が何についても、自分の意見が言える環境を確保するのは重要なことだ。ただワイドショーに出演するタレントなどは自分の意見を述べることだけでなく、どこかの状況を説明したり何らかの事件の原因について仮説を立てたりすること、つまりほぼ事実として説明する役割を担っている。 話すのがうまく影響力のある人が説明すると、その内容を信じてしまう視聴者がいる。テレビ以外の媒体であまり情報

    ウクライナ「報道」でも目立つ、ワイドショーでの適当で無責任なコメントたち NEWSWEEK
    Louis
    Louis 2022/03/21
    『5時に夢中』で大橋未歩さんが語ってた、ワイドショーは視聴率が穫れるから放送時間も長くて芸能人も多数招く。高給で呼ばれるからには、芸能人も専門外ながら長尺で喋る必要がある。
  • ウクライナ危機でロシア寄りの立場を取り続けるドイツの右翼

    影が薄いのはなぜ?(2月15日、モスクワでプーチンと会談したドイツのショルツ首相) Sputnik/Sergey Guneev/Kremlin/REUTERS <ロシアウクライナ侵攻を止めようとアメリカNATOが外交努力や軍事支援を行うなかでもドイツが協力に及び腰なのは、ドイツという国家は質的に「ロシア贔屓」だからだ。その傾向は極右にはっきり見て取れる> ウクライナ情勢が緊迫する中、ドイツの腰が重い。国際社会に西ヨーロッパの大国としてロシアとの交渉に積極的な役割を果たすことを期待されているが、天然ガスをロシアに依存しているドイツは、その行動に制約が課せられている。一方ドイツの極右政党AfD(ドイツのための選択肢)は、政府の弱腰を批判するのではなく、むしろロシアに親和的な立場を取っている。その背景には何があるのか。 煮え切らないドイツ政府 ウクライナ情勢の緊迫化について、ドイツは煮え切

    ウクライナ危機でロシア寄りの立場を取り続けるドイツの右翼
    Louis
    Louis 2022/02/24
    「ドイツが協力に及び腰なのは、ドイツという国家は本質的に「ロシア贔屓」だからだ。その傾向は極右にはっきり見て取れる」
  • 進歩派なようで実は差別的な構造に執着...リアルすぎる大学教授たちの世界

    オー演じる英文学者ジユンは女性初、そして有色人種初の学科長として難題だらけの英文学科を切り回せるか ELIZA MORSE/NETFLIX <名門大学の学科長に就任したアジア系女性教授の挑戦を描くドラマ『ザ・チェア』を、現実のアジア系女性学科長はどう見たか> ネットフリックスの新シリーズ『ザ・チェア~私は学科長~』配信開始を前に、私たち大学教員は少し恥ずかしいくらい盛り上がっていた。 ドラマの主人公は、サンドラ・オー演じる英文学科教授のジユン・キム。179年の歴史を誇る名門ペンブローク大学(米東部の一流私立大学を思わせる架空の大学だ)で、ジユンが女性としても有色人種としても初めて学科長に就任して──。 このようなストーリーが発表されると、大学教員たちのツイッターはこのドラマの話題で持ち切りになった。どのくらい大学の実情を反映した内容になるのか。19世紀アメリカの詩人エミリー・ディキンソンを

    進歩派なようで実は差別的な構造に執着...リアルすぎる大学教授たちの世界
    Louis
    Louis 2021/12/18
    「名門大学の学科長に就任したアジア系女性教授の挑戦を描くドラマ『ザ・チェア』を、現実のアジア系女性学科長はどう見たか」