ここのところ、駅からゴミ箱が姿を消している。 筆者がふだん使っている駅からも、気づけばゴミ箱や自販機の横に設置されているリサイクルボックスが姿を消した。正直なところ利用者としては、駅の自販機で飲み物を買った後に、飲み終えた容器を捨てるゴミ箱が駅にないというのは不便だ。 空き缶や空きペットボトルをカバンの中に入れて家まで持ち帰るというのは、持ち物次第では難しい時があるし、そもそも面倒だという人もいるだろう。 なぜ利便性を下げるような取り組みを鉄道会社が進めるのか。そもそも、いつからゴミ箱撤去の動きが始まったのか。首都圏の主要鉄道会社に聞いてみた。 「2021~2022年から撤去」が4社 東京メトロ 2021年1月に全駅から撤去 2022年1月に全駅からゴミ箱を撤去したことが話題になった東京メトロ。首都圏の移動を大きく支えている最大の地下鉄網だ。 Q. ゴミ箱撤去に関するポリシー、計画、狙いは