Kindle、Sony eReader、iPad など、電子書籍のプラットフォームについての話題を聞かない日がないくらいになってきました。iPad などで本が読みやすいのか、紙と同じような知的生産が可能なのかといった疑問はさておきとして、そもそも**「本が電子化される」というのはどういうことなのか**、という問題にもまだ答えは出尽くしていないという印象があります。 本日は国立大学図書館研修のお招きで時間管理術&ライフハックについてお話をする機会があったのですが、ここでも何度も耳にした話題は「電子書籍と Google の時代における図書館の役割」という問題でした。 一人の本好きとして、私は紙の本が消えてなくなることは決してないと思っても、願ってもいますし、きっと棲み分けが行われるのだろうと感じています。どのような棲み分けが? と聞かれるとなかなかはっきりとはわからないのですが、ひとつのキーワ
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