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研究に関するMackerelのブックマーク (153)

  • 論文を書けない自分と向き合うのがイヤ - 発声練習

    7月末から論文執筆シーズンに突入したのだけど、すっごく論文書けない。というか、論文に取り組むのを避けてしまう。どうしても書かなければいけないのに。 どうして、取り組むのがイヤなのかといえばやはり論文を書くことにてこずり、思い通りに書けないという事実に直面するのがイヤなんだろう(体重計にのり肥満な自分を認識するのがイヤなのと一緒)。 一応、今の時点で何が足りなくて論文を書けないのかを自己分析してみる。 書きたい主張に適切な論文スタイルの手持ちが少ない 代表的な論文スタイルはIMRADだけれども、自分の主張したいことが必ずIMRADでかけるわけではない(あるいはIMRADに従うとしても、主張によってI、M、R、A、Dの中身の書き方が違う)。なので、主張したい事柄によって適切な論文スタイル(どこまでを書くことができるならば、論文として成立するのか)が違うので、それが分かっていないと論文を書きにく

    論文を書けない自分と向き合うのがイヤ - 発声練習
  • Advice on writing research articles | Statistical Modeling, Causal Inference, and Social Science

    The American Statistical Association organizes a program in which young researchers can submit writing samples and get comments from statisticians who are more experienced writers. I agreed to participate in this program, as long as the authors were willing to have their articles and my comments posted here. I’m going to start with my general advice after reading and commenting on the two articles

  • 日本はもはや科学先進国たり得ない:Natureが描く「科学技術立国ニッポン」の崩壊(追記3件あり) - 大「脳」洋航海記

    【大学・大学院&ドクター・ポスドク問題】 Japan's tipping point [1] - Nature 460, 151 (9 July 2009) With changing demographics, a tight economy and increasing competition, Japan could slide from the top ranks of research nations. Drastic action is needed. Natureのeditorialにこんな記事が出ていました。ともあれお読み下さい。要約ですので、読みやすさを考慮して内容の順序を多少入れ替えたり意訳に置き換えてあります。 「(特に中国の台頭による)国際的競争の激化と若い国内労働力の減少により、日は世界の科学先進国グループからはじき出される恐れがあり、それは現在の豊かで安定した

  • 身も蓋もないが本当に有効な「論文の書き方」 - 発声練習

    CAREERzine:身も蓋もないが当に有効な「企画書の書き方」のフォーマットパクリです。 前例を重視する 論文には内容と結果、主張の独自性は求められますが、形式については独自性を求められません。むしろ、独自性が高く前例にしたがっていない論文はダメな構成の論文であるとみなされる傾向にあります。 企画書を書くとき、とくに、異動したてであるとか、新しい仕事であるとか、そういう場合は必ず、その部門での企画書に目を通しておくべきです。どういう順番で書いてあるか、どこを手厚くしているか、などに着目していきましょう。あるいは、前例となる企画書をフォーマットだと思って文章を上書きしていくのも有効です。 (CAREERzine:身も蓋もないが当に有効な「企画書の書き方」より) 研究テーマや投稿先の学術雑誌、国際会議によって論文が通りやすいフォーマットというのが決まっていることが多いです。必ず投稿先の学

    身も蓋もないが本当に有効な「論文の書き方」 - 発声練習
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 「ポスドクに持参金」制度は「任期付き博士会社員」を生むだけで問題の解決にならないし、単なる厄介払いでしかない

    【ドクター・ポスドク問題】 ポスドク採用で480万円支給 文科省、企業の募集開始 [1] - 朝日 記事タイトルは文科省となってますが、厳密にはJSTですね。ともあれ、以前から問題視されてきた「ポスドクに持参金」制度がついにキックオフということのようです。 この問題については当blogでは特に取り上げてこなかったのですが(企画段階で取り上げるのもアホらしかったので)、他所のblogではかなり批判的に取り上げられているようです。Googleブログ検索でもこんな感じで出てきます。 [2]例としてこんな感じの記事が見つかりますね(TBは送っておりません)。 500万円持参金の愚 - 博士の道しるべ [3] まきこみ計画 :: 持参金でポスドク問題を解決? [4] ポスドクは全部で1万6000人ぐらいいるので、100人を企業に送り込んだところで何の解決にもなりません(まさに大海の一滴)。そして、い

  • 海外学会の動向と我が国の現状 - いつまでたっても周回遅れ –

    第10回オンコロジーメディアセミナー 6月30日(火曜日) 17時50分 経団連会館 6階 パールルーム 海外学会の動向と我が国の現状 – ああ、これではいつまでたっても周回遅れ- ♡ ♡ ♡ 罹患率、死亡率ともに「欧米型」の疾患と言われる乳癌は、日での臨床試験はいつも海外の後追いである。米国ではASCO(米国臨床腫瘍学会)とSABCS(サンアントニオ乳がんシンポジウム)の二つの学会で世界の最新情報が報告される。最新情報とは多施設共同ランダム化比較試験の結果である。最近の特徴は、「日以外の諸国が参加するグローバル試験」結果が続々と報告されることである。なぜ、日以外なのか? その理由の一端はがんじがらめの規制にある。たとえば、今年のASCOのプレナリーセッションで発表された「PARP1阻害剤」の試験は、抗がん剤治療群 vs. 抗がん剤+PARP1阻害剤」のランダム化比較試験である。この

    海外学会の動向と我が国の現状 - いつまでたっても周回遅れ –
    Mackerel
    Mackerel 2009/06/29
    ”日本の腫瘍医療は、臨床試験から撤退せざるを得ないかも知れない。”→同意。”臨床試験ただ乗り論で・・・”→欧米の製薬会社が儲かっている限り、日本が叩かれることはない。
  • 2700億円でもう一つノーベル賞作っちゃおうよ - 発声練習

    JBpressスーパースター研究者を生み出す2700億円 サイエンスポータル編集ニュース:2,700億円研究基金の使い方に国民の声も ノーベル賞級の研究業績を出すために2700億円使うのを止めて、日にもノーベル賞作って受賞チャンスを2倍にしちゃうっていうのはいかがでしょ? ノーベル財団の予算規模がどれくらいかしらないけれども、年間100億円あれば毎年の選考〜授与式、賞品まで十分回せるんじゃないかな?2700億円あれば、27年間この賞を続けることができるから、伊東 乾さんの提言どおり、この日版ノーベル賞を一つの外交手段としてアジア、ラテンアメリカアフリカ地域の科学界の覇権を狙いにいけばよいのではないかと。 日の有利な点は以下のとおり。 賞のプレゼンターとして、歴史ある天皇家が存在する。 授賞式の開催場所として、京都を利用できる。可能なら二条城 or 京都御所で授賞式をしたらよいのでは

    2700億円でもう一つノーベル賞作っちゃおうよ - 発声練習
  • 数学は体力だ!

    木村 達雄    数学系教授(当時) 初出: 筑波フォーラム 45, 104-107, 1996年11月 (筑波フォーラム編集室了承済) 1.研究室の様子 私の研究室は代数学,とくに代数幾何学,代数的整数論(及び代数解析学)などの研究をしていますが,特に概均質ベクトル空間の研究者が育っています。 大学院生たちの人数が多いので,上の者は下の者を指導し,同じレベルの者は互いに教え合うという原則でやっています。また頭脳も体の一部という考えから体力をつけるよう注意しています。数学の才能の開き方は人それぞれ実に異なるので,才能とか素質については余り言わず,ねばり強い努力を勧めています。 数学の内容そのものを一般にわかりやすく説明するのは大変難しいので,ここでは研究室で学生や院生を指導する時の考え方のもとになった数学に関する私の経験などを述べてみます。 2. 数学は体力だ(ヴェイユの言葉) 一般に世間

    数学は体力だ!
  • 「世界最先端研究支援強化プログラム(仮称)」について思うこと。 - IHARA Note

    2700億円を30の団体に配って技術の革新を起こそうという政府の計画がある。目的の部分は悪いことではない。政府の考えた事例を見ると、どうやら虚学ではなく実学に偏っているようではあるが、それを非難するつもりもない。問題は、2700億円で技術革新が起きるかどうかである。 私の第一観は「金で革新は起きない」というものである。技術の研究者が金で買えないものが少なくとも二つあるからである。 一つは「時間」である。技術の研究者はほとんどの場合、雑務に追われている。私の直接の指導教員の教授は二人いるが(助教などをあわせると四人)、例外なく事務仕事に追われていた。政府が想定している研究費に関する資料の作成のほかにも、学内での委員会や学外での学会のとりまとめなどがあったようである。国立の研究所のことは知らないが、似たようなものだろう。これらの事務仕事を金で減らすことはできない。つまり、時間は買えない。でも、

    「世界最先端研究支援強化プログラム(仮称)」について思うこと。 - IHARA Note
  • とうとう遺伝子導入を必要としないiPS細胞が作られた

    (07/18)私はいかにしてニセ科学批判者と呼ばれるに至ったか (07/17)産総研がバイオインフォマティクスのワークショップを開催するようです (07/12)IBMがゲノムビジネスに格参入するらしい (07/11)ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった (07/04)日トンデモ大賞2010オープニングムービー (07/03)トゥーリオ・シモンチーニのがん治療についてのまとめ (03/29)『「トンデモ」批判の政治性と政治の未来』にコメントしてみる (03/24)ニセ科学商品バイオラバーについてのまとめ (03/23)正しい目薬のさし方 (03/21)科学なポッドキャストをまとめて紹介してみる はじめにお読みください(1) サイエンスニュース(122) 宇宙開発・天文ニュース(78) サイエンストピックス(57) バイオニュース(155) バイオインフォマティクス(17

    とうとう遺伝子導入を必要としないiPS細胞が作られた
  • 英語のプレゼンのこつ(理工系用) - Ockham’s Razor for Engineers

    アメリカ音響学会に参加していて、色々な方のプレゼンをガンガン聞いてます。で、いろいろこれはつかえる、と思ったことがあるのでメモしておきます。自分用のメモなので、あまりまとまってません。使うのは、中学生レベルの英文法だけでよい。英語発表の典型的な英語の使いまわしがあるから、ただそのテンプレいくつか覚えて、口語でひたすら喋ればいい。途中で「あー」とか「えー」とか言わない。タイトルの直後のスライドに、outlineを用意する。outlineのスライドで、「こういう問題があって、これを使ってこーゆー結果がでたので、ここまで紹介します」と5行ぐらいだらだら書いて、それを一気に喋って、聴衆に概要を頭にいれてもらう。図が主体のスライドでは、とにかく問答無用で最初にThis is a picture(figure) of ほげほげ.と言う。図は左からみるのか、上から見るのか説明する。重要で面白い結果、強

  • 阪大を去るにあたって: 社会学の危機と希望 | Theoretical Sociology

    明日から京大に異動になります。阪大には6年間、助/准教授として働きましたが、当に楽しい6年間でした。 最後に日の社会学に対する危惧を一つ述べておきます。日の社会学の特徴は、アカデミズムの軽視だと思います。すなわち、学会報告や学会誌を軽視しているということです。学会発表もせず、学会誌に論文を投稿もせず、それでも社会学者づらしてを出版したり、さまざまなメディアで発言することができるのが、日社会学の実情です。このようなことが起きるのは、学会報告や学会誌が、新人の登竜門として位置づけられており、その評価が低いからだと思われます。エライ先生はしか書きません。エライので査読を受ける必要もありません。こっそり紀要などに考えを公開することはありますが、人から評価されるのは恐ろしいので、学会誌には絶対投稿しません。出版社もが売れさえすればいいので、研究の水準や主張の真偽は気にしません。エライ先

    阪大を去るにあたって: 社会学の危機と希望 | Theoretical Sociology
    Mackerel
    Mackerel 2009/04/01
    立派
  • 春から研究室に配属される理系新四年生のための心得 - ミームの死骸を待ちながら

    春は出会いと別れの季節と言いますか?わかりません。今日は、新しく研究室に配属される理系大学の新四年生を対象に、この魑魅魍魎渦巻く研究世界の歩き方的なものを、曲がりなりにも二年間、理系の研究室で過ごしてきた経験を元として、二年前の自分にアドバイスするつもりで、心の赴くままに書いてみようと思います。 こんてんつ はじめに 積み上げてきた経験とのギャップ 研究は神聖なものではない 研究の三つの意義 「理系はコミュニケーションをとる機会がない」の嘘 研究室で発狂しないために さらに勉強したい人のために はじめに 僕は生命+情報系の研究に携わる大学院生(4月からM2)ですが、下のエントリを見てもらえば分かるように、僕は研究者見習いとしては落ちこぼれです。M1の途中で研究室を移籍するという暴挙を成し遂げた他、最近まで就活にかかりきりで修士研究の成果は未だほとんど出ていません。このままでは三年修士をやり

    春から研究室に配属される理系新四年生のための心得 - ミームの死骸を待ちながら