NECの「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2012」が開幕。初日の講演では遠藤信博社長が、ビッグデータをテーマに同社の取り組みを語った。 NECの年次カンファレンス「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2012」が11月8日、東京・有楽町の国際フォーラムで開幕した。同日の講演には遠藤信博社長が登壇し、「人と地球にやさしい情報社会へ」というテーマで同社の取り組みを紹介した。 冒頭で遠藤氏は、講演テーマの「情報社会」について、ICTの力で安心・安全で便利なサービスを誰もが享受できること、限りある資源を効率的に活用して持続的な発展を可能にすることと述べた。この「情報社会」を実現していく上では情報インフラの進化、情報のセキュリティ、情報による価値創造がキーワードになるとした。 同氏がこう提起するのは、2050年に世界人口が90億人に達し、エネルギーや水、食糧の需要が現在の1.6~1.8倍に高ま
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