先日、株式会社ソニックガーデンの倉貫さんにお会いしてきました。倉貫さんは、ソニックガーデンを設立し、「納品のない受託開発」という新しいかたちの企業向けソフトウェア開発のサービスを展開しています。従来の 「人月」ベースの受託開発では、エンジニアを幸せにできない。そんな思いから生み出した新しいビジネスモデルについて伺ってきました。 プログラミングはアーチストのもの 倉貫さんは、ソフトウェアで一生食っていこうと思ったきっかけに、エンバカデロ(当時ボーランド)のツールとの縁があったそうです。大学の研究室では、C++Builderを買って使っていたそうですが、ベンチャーのソフト開発会社で、C++Builderを使えることが条件というアルバイトを募集していたそうです。「自分使える!」と働き始めたそうですが、学校と違う本当の現場のプログラミングの楽しさをそこで知ったのだそうです。 このときの開発スタイル