ノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学 iPS細胞研究所の山中伸弥教授が、「人間万事塞翁が馬」と題して高校生に向けて行った講演。山中教授は自身の人生を振り返り、整形外科医としての挫折がなければ研究者の道へ進むことはなかったという。研究者として、人生の先輩として、これからの日本を担う高校生にメッセージを送ります。 ES細胞の特異性 山中伸弥氏:ES細胞というのは何か。僕たちの命、ネズミの命は、すべてひとつの卵子と精子が受精した、たった1個の受精卵から始まります。 それが2つに分裂し、4つに分裂して、大体1週間くらいすると、エンブリオという30個か100個くらいの細胞の塊になります。この左の胚の状態でお母さんの、ベッドのような子宮の壁に潜り込んで、そこからいろんな臓器、形ができてきます。 しかし、ちょっと可哀想なんですけど、この子宮の壁に潜り込む直前のネズミの胚を、お母さんネズミの子宮から取
インターネットの出現に続き、社会にインパクトを与えると注目されるクラウド。世界最先端のビジネスに携わる大前研一氏がクラウドサービスを展開する企業の実例を挙げながら、クラウドの活用法を紹介します。クラウド導入で日本はどう変わるのか? 21世紀は見えない経済要素が増える 大前研一氏(以下、大前):こんにちは。今日はサイボウズの力を入れているクラウドについて、話をするようにと言われております。私の最近の考えを伝えられればと思います。 21世紀になってもう14、5年経つというところですけれども、実は、1999年に私は『The Invisible Continent』 という本を書きました。 日本名では東洋経済新報から『新・資本論』という題ででていますけれども「見えない大陸」、21世紀の特徴というのは、従来のリアルエコノミー、見える経済に対して、見えない要素というのが、3つ加わる。経済要素ですね。
「どうせ無理」は、ラクしたいから 宇宙へ挑む男が語る、自信の育て方・奪い方 Hope invites | #1/2 夢や目標を語る人々に対し、「どうせ無理だ」と簡単に決めつけてしまう人がいます。植松努氏は、この言葉が多くの人から自信や可能性を奪っているといいます。周囲から無理だと言われながらも、民間での宇宙開発に挑み続ける同氏が語る、自信の育て方とは?(TEDxSapporoより) 「思うは招く」というメッセージ 植松努氏(以下、植松):皆さん改めましてこんにちは。緊張がほぐれました。今から皆さんに時間を借りて話を聞いてもらいます。それは「思うは招く」っちゅう話です。 僕の母さんが中学生の時に教えてくれた言葉です。思ったらそうなるよ、という意味です。思い続けるって大事です。僕は今日の話で皆さんの中から仲間が見つかったらいいなと思っていますので、ぜひ仲間になって欲しいです。 僕は今から47年
技術やアーキテクチャの移り変わりが激しく、またさまざまな職能が技術の進化によって人の手からシステムへと自動化されていくWebメディア業界において、今後サバイブしていくためにはどのようなスキル・マインドを身に付ければ良いのか? この業界の先端に身を置く二人のプロデューサーが、忌憚なき議論を交わす。 Q4. おもしろいコンテンツのつくりかた 川原崎:面白いコンテンツの作り方……僕が知りたいですね。 松浦:いやいや(笑)。今日来られている方は、いろいろ媒体を作ってきた私たちに聞いて、是非知りたいと思ってやってきてるわけですよ。 川原崎:これめちゃくちゃ難しいですね。これ解説するのって、自分で自分が面白いですって言っているのと同じですよね。 松浦:実際問題そうだからね。でも心がけていることとか。 川原崎:それだと2つあって、ひとつは「感覚ドリブンでつくる」っていうのと、もうひとつは「自分だけは10
技術やアーキテクチャの移り変わりが激しく、またさまざまな職能が技術の進化によって人の手からシステムへと自動化されていくWebメディア業界において、今後サバイブしていくためにはどのようなスキル・マインドを身に付ければ良いのか? この業界の先端に身を置く二人のプロデューサーが、忌憚なき議論を交わす。 Q2. 息の長そうな職種・スキルは? 川原崎:次の質問も同じですかね? 裏返しだったんで一気に喋っちゃったんですけど。 松浦:でも息の長そうなっていう部分でいうと、人の心を捕まえるのが上手い人なのかなぁと思いますね。そういうのをリスト化すると、どんなのが出てきた? 川原崎:これが難しいなと本当に思っていまして、結論は茂樹さんの仰っていることにすごく近くって、手段の目的化というかですね、その解析することを目的化した人はやばそうだなと。そこにプラスアルファで、これが何の目的で使われているのとか、最終的
技術やアーキテクチャの移り変わりが激しく、またさまざまな職能が技術の進化によって人の手からシステムへと自動化されていくWebメディア業界において、今後サバイブしていくためにはどのようなスキル・マインドを身に付ければ良いのか? この業界の先端に身を置く二人のプロデューサーが、忌憚なき議論を交わす。 職歴は9社! ハフィントンポスト編集長・松浦氏のキャリア 松浦:本日はWEBメディア業界のキャリアデザインということでですね、まずは我々の自己紹介というか、キャリアをご説明した上で本題を進めていければと思います。まずは私から。ハフィントン・ポスト日本版編集長・松浦茂樹と申します。どうぞよろしくお願いします。 割と私は下の名前で呼ばれることが多くて、twitter(@shigekixs)のアイコンとかも、シゲキックスってなってるんですけども。結構同姓の松浦さんという方が周りに多かったもので「茂樹さん
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