IT用語で「フィッシング」といえば、「釣り」ではなく「詐欺」のこと。語源は釣り(fishing)に由来するが、「phishing」と綴られる。その語源は、手口が洗練(soPhistcate)されているからという説と、電話の不正利用を意味するスラング(Phreaking)だする説の2つがあり、どちらが正しいかは定かではない。ともあれ、銀行やクレジット会社のサイトを巧妙に真似ることで、アクセスしてきた人物からカード番号や暗証番号を聞き取る詐欺行為が目的だ。 iOSに付属のWebブラウザ「Safari」には、その手のフィッシングサイトを自動検出する機能が装備されている。Appleは随時フィッシング詐欺サイトのデータベースを更新し、「Safariセーフ・ブラウジング・データ」として提供することで、ユーザが詐欺被害にあうことを防ごうとしている。データベースの情報とサイトのアドレスを照合し、一致してい
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