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2017年5月19日のブックマーク (3件)

  • 炎上に萎縮して中庸な意見の人が情報発信を控える傾向に - 炎上の真の原因と問題を考察する

    インターネットの普及は、ビジネスや生活に大きな恩恵をもたらした一方で、新たな問題も生じさせた。その1つが、いわゆる「炎上」である。この炎上問題について、計量経済学を用いた定量的な研究に取り組むのが、慶應義塾大学 准教授・国際大学GLOCOM 主幹研究員の田中辰雄氏と、国際大学GLOCOM 助教・専任研究員の山口真一氏だ。両氏による共著『ネット炎上の研究:誰があおり、どう対処するのか』の出版を記念して、炎上事例と分類、炎上参加者のプロフィール、炎上参加者はどのくらいいるのか、どのように予防・対処すればよいかといった観点から、最近の調査と知見が披露された。両氏の講演内容から炎上について考察していく。 炎上はFacebookよりもTwitterに多い、その理由とは? 最初に登壇した山口氏は、「炎上の分類・事例と炎上参加者属性」というテーマで講演を行った。同氏は炎上について「ある人物や企業が発信し

    炎上に萎縮して中庸な意見の人が情報発信を控える傾向に - 炎上の真の原因と問題を考察する
  • 低い温度で体内時計が止まるメカニズムを解明 ブランコの物理学が明らかにする止まった体内時計の直し方

    九州大学大学院芸術工学研究院の村山依子日学術振興会特別研究員、伊藤浩史助教、お茶の水女子大学基幹研究院の郡宏准教授、早稲田大学理工学術院(先進理工学部電気・情報生命工学科)の岩崎秀雄教授らの研究グループは、低温で体内時計が止まってしまう原理を明らかにしました。 私たちの寝起きのリズムは体内時計によって生み出されています。体内時計が生み出すリズムは低温下で停止することが、20世紀の中頃から昆虫や植物で報告されてきました。また同じ頃、数学や物理学の分野では、リズムの生まれ方や止まり方にどのような特徴があるのかについて考察を行い、いくつかの典型的なタイプに分類できることが明らかになりました。 21世紀になって、バクテリアの体内時計を試験管の中に再現する実験手法が開発され、体内時計を高精度で調べることが可能になりました。研究グループはこの先進的な実験手法を用い、体内時計が低温時にどのように停止す

    低い温度で体内時計が止まるメカニズムを解明 ブランコの物理学が明らかにする止まった体内時計の直し方
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 博士論文とは「構造を書くこと」である!?

    中原淳(東京大学・准教授)のブログです。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 中原研究室も開設5年。ようやく、研究室所属の大学院生も業績がそろい、ここ1年以内に博士論文を執筆できそうな人が、ボチボチ、でてくるようになりました。 そうなれば、誠にめでたいことであり、指導教員として、気が引き締まることであります。 博士論文というのは、指導学生と教員がタッグを組みながら、各種の段階の審査を通過していく「通過儀礼」のようなものです。「これから1年間は、忙しくなるべな」と思いながら、パンツのゴムをきつくしめなおしております。血しない程度にさ。 ▼ (下記は、あくまで中原の専門分野、状況による記述とお考え下さい。博士論文のあり方は学問分野によってもことなりますし、その作法は千差万別でしょう。下記は、あくまで、中原の指導方針であ