日立製作所は4月8日、ヒューマノイドロボット「EMIEW3」と、リモートブレイン構成のロボットIT基盤を開発したと発表した。 EMIEW3は、店舗や公共施設において、サポートを必要とする人の元に自ら移動して、接客・案内することを目的に開発されたヒューマノイドロボット。遠隔で音声や画像、言語処理などをする知能処理システムと、多拠点に配置された複数ロボットを監視・制御する運用監視システムによるリモートブレイン構成のロボットIT基盤と連携することで、高度なサービスを提供できるとしている。 同社では、EMIEW3とロボットIT基盤、さらに開発者とオペレーターで構成するチームをひとつのパッケージとし、さまざまな場所や状況におけるロボットサービスの実証実験(PoC:Proof of Concept)を、ユーザーと共に開始するという。 日立製作所では、2005年に発表した「EMIEW」以来、人間と共生す