先日こちらの本を読んだのでご紹介したい。 あやうく一生懸命生きるところだった 作者:ハ・ワン 発売日: 2020/01/16 メディア: Kindle版 韓国のイラストレーターの方が書き,話題になっている一冊である。 新聞でも取り上げられており,書評系のYOUTUBERも取り上げていたことから気になって読んでみた。 こちらは「一生懸命生きる」という生き方をやめた作者の人生に対する考え方が書いてある一冊。 タイトルは「あやうく一生懸命生きるところだった」だが,私にはその本質が「あやうく他人の評価基準を生きてしまうところだった」のように感じた。 我々はどうしても人が作った評価基準を達成しようと頑張ってしまう。 金持ちか。 結婚しているのか。 子どもはいるか。 家はもっているか。 これらは全て周りの人が決めた幸せの基準であり,それを追い求めるレースに乗る以上,我々は「一生懸命生きる」ことをせざる