フジテレビの問題だけでなく、芸能界ではセクハラを含むハラスメントが多い。現役の俳優として活動しつつ、一般社団法人日本芸能従事者協会を設立し、芸能界の働き方改革を進めてきた森崎めぐみさんは「2022年にハラスメントについてのアンケートを行ったところ、性的関係を強いられたと答えた人が418人中106人もいるなど、驚くべき実態が見えてきた」という――。 ※本稿は森崎めぐみ『芸能界を変える たった一人から始まった働き方改革』(岩波新書)の一部を再編集したものです。 フリーランスが多い芸能界ではハラスメント対策が進まなかった 芸能業界のハラスメントは、長い間、顕在化しませんでした。決してハラスメントがなかったのではありません。可視化するためのハードルが高かったのだと思います。ハラスメントと一口にいっても、セクシュアル・ハラスメント(セクハラ)、パワー・ハラスメント(パワハラ)、マタニティ・ハラスメン

