ブックマーク / president.jp (156)

  • 5分で氷解!「難しそうで読めなかった」話題の書【哲学】

    話題になっていたものの、難しそうで敬遠していたの数々。斯界の第一線で活躍する権威たちが、それら一見して難解そうな書の読み方を手ほどきする。 新しい制度や社会の姿を読みとく ビジネスマンであれば、社会がどうなっていくかという考えなしには戦略を立てづらいですし、それこそが当に知りたいことだと思うんです。しかし、哲学や思想というと、一見関係ないように見えるかもしれません。 ただ、歴史を振り返ると、たとえば中世から近代に移り変わる過程では、デカルトやジョン・ロックなど多くの哲学者の知見が社会に影響を与えました。近代的な科学や民主主義も背景には哲学があるのです。 この3冊は、いずれも70年代生まれの著者による論考で、まさに時代の転換期ならではの内容。現代社会の特性を見据えながら、新しい人間観や社会観について根源的に論じるこれらのには、近代初期の哲学や思想と同じような香りを感じます。 一昔前まで

    5分で氷解!「難しそうで読めなかった」話題の書【哲学】
  • 朝食や出社時間と、営業成績に「相関関係」はあるか?

    統計を学びたいけれども、数式アレルギーが……。そんなビジネスパーソンは少なくありません。でも、大丈夫。日常よくあるシーンに統計分析の手法をあてはめてみることで、まずは統計的なモノの見方に触れるところから始めてください。モノの見方のバリエーションを増やすことは、モノゴトの質を捉え、ビジネスのための発想や「ひらめき」をつかむ近道です。 統計的なモノの見方や、考え方、発想法は、思い込みに走りがちな人や「木を見て森を見ない」人、あるいは細部に注意を払わないタイプの人にとっては、それぞれの欠点を補ってくれる武器になります。 せっかくですから、実際に統計のスキルを使ってみたいと思いませんか。ここでは、エクセルが操作できる人であれば誰でもできる簡単な計算に挑戦してみたいと思います。 営業第1部の近藤部長はここ数カ月間、予算達成に苦戦しています。 メンバー7人のうちいつも3人が目標に届きません。Aさん、

    朝食や出社時間と、営業成績に「相関関係」はあるか?
    Minto_Strategy
    Minto_Strategy 2014/04/28
    メモメモ>朝食や出社時間と、営業成績に「相関関係」はあるか? - プロの分析スキルで「ひらめき」をつかむ [演習編]
  • USJ、“カワイイ音痴”のマーケターの仕事術

    森岡 毅(もりおか・つよし) 1972年生まれ。神戸大学経営学部卒。96年、P&G入社。日ヴィダルサスーン、北米パンテーンのブランドマネージャー、ウエラジャパン副代表などを経て、2010年ユー・エス・ジェイ入社。12年より同社、チーフ・マーケティング・オフィサー、執行役員、部長。著書に『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』(角川書店)。 CMO森岡毅のUSJでの4年間は、“やってみないとわからない”テーマパーク業界でアイデアを当て続けた、奇跡のような道のりにも思える。 しかし、自らを「数字のロボット」と呼ぶ森岡には、マーケターとしてある致命的な欠陥があるのだという。それは、“カワイイ”という感覚が理解できないことだ。 「僕は頭の中がメカニカルでロジカルに動く人間で、“感性”や“共感”というものが抜け落ちているんです(苦笑)。前職のP&G時代は消費者マーケティングにつ

    USJ、“カワイイ音痴”のマーケターの仕事術
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    Minto_Strategy 2014/04/26
    メモメモ>USJ、“カワイイ音痴”のマーケターの仕事術 - なぜUSJはつぶれなかったのか?【5】
  • 文系力と理系力を軸に、9人をプロットしてみる

    統計を学びたいけれども、数式アレルギーが……。そんなビジネスパーソンは少なくありません。でも、大丈夫。日常よくあるシーンに統計分析の手法をあてはめてみることで、まずは統計的なモノの見方に触れるところから始めてください。モノの見方のバリエーションを増やすことは、モノゴトの質を捉え、ビジネスのための発想や「ひらめき」をつかむ近道です。 マーケティングやPRの現場における統計学の有用性は言うまでもありません。問題は、そこで働く多くのビジネスパーソンが、いわゆる“典型的な文系人間”であること。そこで、マーケティングには欠かせない「似たもの同士」を見つける手法から見てみましょう。 統計では、「似たもの同士」として分類されたグループのことを「クラスター」といい、類似度の強さによって似たもの同士のグループをつくる方法を「クラスター分析」と呼びます。 クラスター分析は、マーケティングや商品開発の現場では

    文系力と理系力を軸に、9人をプロットしてみる
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    Minto_Strategy 2014/04/25
    メモメモ>文系力と理系力を軸に、9人をプロットしてみる - プロの分析スキルで「ひらめき」をつかむ 第1回
  • USJ、逆風に負けない“情熱”の上司説得術

    森岡 毅(もりおか・つよし) 1972年生まれ。神戸大学経営学部卒。96年、P&G入社。日ヴィダルサスーン、北米パンテーンのブランドマネージャー、ウエラジャパン副代表などを経て、2010年ユー・エス・ジェイ入社。12年より同社、チーフ・マーケティング・オフィサー、執行役員、部長。著書に『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』(角川書店)。 「オープンすれば、日中どころかアジアや世界からもハリー・ポッターファンが訪れ、必ずや投資以上の利益をもたらすでしょう」 この7月、巨額投資したハリー・ポッターの新エリア「The Wizarding World of Harry Potter」がオープンすると発表したUSJ。CMO、森岡毅は鼻息荒く語る。 しかし、である。誤解されがちなところであるが、現在のUSJはアメリカのユニバーサル社とは一切資関係がない日の単一企業だ。年間

    USJ、逆風に負けない“情熱”の上司説得術
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    Minto_Strategy 2014/04/24
    メモメモ>USJ、逆風に負けない"情熱"の上司説得術 - なぜUSJはつぶれなかったのか?【3】
  • 連戦連勝! USJ、450億ハリー・ポッター実現への革新的発想法

    数字オタクだから斬新な発想ができた 安倍首相とケネディ駐日大使というサプライズゲストを招き、7月にオープンする新エリア、ハリー・ポッター「The Wizarding World of Harry Potter」を大々的に発表した、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)。 450億円を投じた同社史上最大のプロジェクトが立ち上がったのは、2010年のこと。発案者の森岡毅CMOは当時、14年夏公開予定のこの巨大なプランを成功させるため、11年~13年の3年間を超低予算という極めて厳しい条件の中で、前年比プラスの来場者数を絶対実現させなければならなかった。 「9回2死ランナーなしの状態から、ヒットを打ち続けることが僕の使命でした。四球でも死球でもいいから出塁することが大事だった」(森岡)。 大きなプレッシャーを感じつつも、森岡は次々に斬新なアイデアを繰り出し、来場者数を伸ばした。 ●震災直

    連戦連勝! USJ、450億ハリー・ポッター実現への革新的発想法
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    Minto_Strategy 2014/04/23
    メモメモ>連戦連勝! USJ、450億ハリー・ポッター実現への革新的発想法 - なぜUSJはつぶれなかったのか?
  • 「ストレスを味方にして」話をより刺激的にする方法

    聞き手の神経を冴えさせる“自分の関与” 講演などで、話者が会場に向かって質問を投げかけることがある。あるいは「~をしたことがある人は?」のように問いかけられることで、自分に“何かが起こるかもしれない”と感じて、今までぼんやりとしていた頭が急に冴えた経験をお持ちの方は多いのではないだろうか。 人に何かを伝えるとき、相手を自分の話に釘づけにして説得力を高めるために、聞き手を話の共同作業者として巻き込み、注意力をあげる手法がある。聞き手はみな「自分も役割を担うかもしれない」と感じることで、これから起こることに耳を傾け、神経を研ぎ澄まさずにはいられなくなるわけだ。 「ストレスを味方にする方法」を提唱したケリー・マクゴニガル氏は、ボストン大学とスタンフォード大学で健康心理学に関する研究をしてきた。TEDのプレゼンの冒頭では、まずは聞き手に「昨年、多少のストレスを感じた人は?」と問いかけて、挙手を求め

    「ストレスを味方にして」話をより刺激的にする方法
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    Minto_Strategy 2014/04/23
    メモメモ>「ストレスを味方にして」話をより刺激的にする方法 - 達人に学ぶ「伝わる技術」 第32回
  • ブッダの言葉「苦しみを消すには、自分自身を変えるしかない」

    今、「自分の道は自分で開け」というブッダの教えに共感する人が増えているという。苦悩に満ちた現代にこそ、ブッダの言葉は力を持って我々の心に訴えかける。 「因果関係によって作り出されたすべてのものは無常である」(諸行無常)と智慧によって見るとき、人は苦しみを厭い離れる。これが、人が清らかになるための道である。 「因果関係によって 作り出されたすべての ものは無常である」 (諸行無常)と 智慧によって見るとき、 人は苦しみを 厭い離れる。 これが、人が清らかに なるための道である。 ●ダンマパダ277 今から2500年前に仏教を開いたブッダ(釈迦)が実在の人物であったことは間違いありません。彼の残した言葉を知るには、最も古い経典の一つである『ダンマパダ』(「真理の言葉」という意味)を読むのが一番いいでしょう。現在残っているお経のほとんどは後世の人によって作られたものなので、ブッダの教えを正しく知

    ブッダの言葉「苦しみを消すには、自分自身を変えるしかない」
  • 5分で氷解!「難しそうで読めなかった」話題の書【統計】

    話題になっていたものの、難しそうで敬遠していたの数々。斯界の第一線で活躍する権威たちが、それら一見して難解そうな書の読み方を手ほどきする。 仕事上の偶然性の検証に必要不可欠な手法 最近、書店で統計学のが目立ちます。おそらく、買う人のニーズとしては「統計学的思考をビジネスシーンで活かしたい」ということでしょう。実際、仕事上の出来事を偶然なのか、そうではないのかを、検証するには統計学の手法が不可欠です。その成果はビジネスの“次の一手”を導き出すかもしれません。 そうしたに『統計学が最強の学問である』があります。統計で用いられる誤差とか回帰分析といった、やや難解な考え方が、身近なエピソードを通して理解できます。たとえば、オリンピックで国内予選1位の選手が大会で平凡な記録に終わるのは、平均値への回帰で説明できます。こうした知識を持っていれば、ビジネスにおいてもデータの見方が変わってくるでし

    5分で氷解!「難しそうで読めなかった」話題の書【統計】
  • 『蒼き狼』

    私の好きな成吉思汗の物語は、これまで多くの作家が手掛けている。いろいろな作品を読んだが、戦いそのものの過程には詳しく触れていない書が一番好きだ。 広大な土地を制圧する途上、愛妾を亡くしたばかりの成吉思汗が、帳幕で贅沢な調度品と豪奢な事を楽しむ部下の武将たちの姿を垣間見る。その彼が質素で暗い自分の帳幕に一人こもり、貧しかった一族を豊かにするのが己の望みであり、これでよかったのだ……とみずからに言い聞かせる場面が泣かせる。 リーダーという宿命を負った者は、周囲に何と言われようと自分の尺度を信じて前に進まねばならぬことも、全体最適のために一人耐え忍ばねばならぬこともあるのだ。

    『蒼き狼』
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    Minto_Strategy 2014/04/15
    メモメモ>『蒼き狼』 - 経営者の一冊
  • ニーチェ、ヤスパース、フランクル……西洋哲学者の金言

    時代を超えて私たちの胸を打つ、哲学者たちの名言の数々。大ベストセラー『超訳 ニーチェの言葉』の著者が厳選、“超訳”してお届けする。 実は私たちは善悪の基準というものを持っていない。善悪と言いながら、ほとんどの場合は自分の損得や欲得で判断している。だからしばしば自分に都合のいいものが善で、都合の悪いものは悪とみなされる。 一方で宗教的な善悪や社会の伝統的な善悪といったものが私たちの生活を律している。しかし、それは善悪の一つの基準であって、それが当に正しいのかどうかはわからない。何が正しくて、何が正しくないか、などというのは時代や環境によっていかようにでも変わるからである。 ニーチェは彼が生きていた当時の世間の常識、善悪の基準だったキリスト教的な道徳がいかに薄っぺらなものであるかを見破って、『善悪の彼岸』で批判した。この一節にある「善悪の判断の向こう側」とは善悪の彼岸、要するに善悪を超えた領

    ニーチェ、ヤスパース、フランクル……西洋哲学者の金言
  • 5分で氷解!「難しそうで読めなかった」話題の書【経済】

    話題になっていたものの、難しそうで敬遠していたの数々。斯界の第一線で活躍する権威たちが、それら一見して難解そうな書の読み方を手ほどきする。 社会制度や経済現象を検証する座標軸 富の形成、そしてその働きを理解する学問が経済学で、いろいろな社会制度や経済現象をチェックする際の座標軸を与える学問でもあります。今回もっと多くの方々に読んでいただきたい話題の書として『ものづくりからの復活』『経済学に何ができるか』の2冊を取り上げたのは、まさにいま私たちの目の前にある社会制度や経済現象を検証する際に、必要不可欠な具体的な事柄をいくつも教えてくれるからなのです。 藤隆宏先生が『ものづくりからの復活』を上梓されたのは2012年7月。当時の為替レートは1ドル=78~79円台の円高・ドル安の水準で推移し、このときに何がいわれていたかというと、製造業がこぞって海外に逃げ出して日の産業が一気に空洞化してしま

    5分で氷解!「難しそうで読めなかった」話題の書【経済】
  • 老親が一人暮らし -小池龍之介「なぜ先行きが不安なのか」【5】

    出世は見込めず、そもそも会社の将来もどうなるやら。これからを考えるだけで、気持ちが滅入ってしまう――。ベストセラー『考えない練習』で読者から圧倒的な支持を得た名僧が、あなたの日頃の迷いに対して、考え方の筋道をわかりやすく説く。 一人暮らしの親が倒れたら、子どもが介護せねばならず、それは確かに大変なことでしょうから、不安になってしまう気持ちはわかります。けれども、福祉のシステムが整っていなかった昔ならばいざ知らず、現代においては、子どもは必ずしも付きっきりで親の介護をしなくてはならないというものではありません。 現代の「介護せねば」は、どちらかというと世間体を気にして、そう思うことが多いのではないでしょうか。周囲から「親の面倒をみないなんて、冷たい人だ」と思われたくないために、介護しようとする。そのような他人の目、世間体ゆえに行動することには、自分の評価を気にする「慢」の煩悩が働いています。

    老親が一人暮らし -小池龍之介「なぜ先行きが不安なのか」【5】
  • 評価に不満、どう訴えたらいいか

    社内で戦えない人は、転職や独立でもムリ サービス残業を厭わず、終電まで働く「社畜」は格好悪い。会社のためではなく、自分のために働くべきだ。だから独立して、自分の名前だけで勝負する「ノマド」のほうが格好いい――。そんな理由で会社を辞める若者の話をよく聞く。メディアが彼らの退職を「働き方が変わりつつある」といって肯定的に報じるため、問題は深刻化している。 組織に頼らずに働ければ格好いいだろう。しかし「ノマド」として生きていける人はごく僅かだ。以前、『僕たちはガンダムのジムである』というを上梓した。このの主張は、「大多数の人は脇役にすぎない。そのことを自覚しよう」というものだ。ごく一部の特殊な事例を自分に当てはめようとするのは、非常に危険だ。 社会の仕組みはそう簡単には変わらない。多くの人が勤め人なのは、企業の中で働いていたほうが、有利なことがたくさんあるからだ。「自分なら成功できる」といっ

    評価に不満、どう訴えたらいいか
    Minto_Strategy
    Minto_Strategy 2014/04/09
    メモメモ>評価に不満、どう訴えたらいいか - 上司の謎、部下の落とし穴
  • 『木のいのち木のこころ─天・地・人』

    著者の西岡常一さんは法隆寺などの復興を果たした宮大工です。木の命を生かす技術、木の心を知るための知恵を飛鳥の工人から受け継いだ宮大工。彼らがいかにして伝統的な建築物を造り上げていくかという建築の話なのですが、私は組織論としての気付きを得ました。「堂塔建立の用材は木を買わずに山を買え」という至言からは、組織風土を見極めよ。「木は生育の方位のままに使え」は、人材を活用せよ。 「堂塔の木組みは木の癖で組め」は、チーム力を最大化せよというように。これはあくまでも私の解釈ですが、様々な立場からそれぞれに解釈できると思います。1300年前の先人の知恵には質を貫く凄みがあると教えてくれます。

    『木のいのち木のこころ─天・地・人』
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    Minto_Strategy 2014/04/08
    メモメモ>『木のいのち木のこころ─天・地・人』 - 経営者の一冊
  • 会社の先行きが不安 -小池龍之介「なぜ先行きが不安なのか」【4】

    出世は見込めず、そもそも会社の将来もどうなるやら。これからを考えるだけで、気持ちが滅入ってしまう――。ベストセラー『考えない練習』で読者から圧倒的な支持を得た名僧が、あなたの日頃の迷いに対して、考え方の筋道をわかりやすく説く。 近年の社会状況では「もしも会社が倒産したり、業績の悪化でリストラされたらどうしよう」といった不安がわいてくるのは、致し方ないかもしれません。こうした不安の奥にあるのは当然、「会社が倒産したり、リストラされたら嫌だ」との思いでしょう。その「嫌だ」の質を探ってみることが、不安な気持ちに対する処方箋になるかと思われます。 まず、会社が倒産したり、リストラされたりすると「自分のこれまでの経験が無駄になってしまう」から「嫌だ」という意識が働くもの。転職するはめになったら、自分が今の会社の中で磨いてきた仕事のやり方や人間関係のスキルを、また一から築き直さねばならず、それが嫌だ

    会社の先行きが不安 -小池龍之介「なぜ先行きが不安なのか」【4】
  • 5分で氷解!「難しそうで読めなかった」話題の書【ビジネス】

    話題になっていたものの、難しそうで敬遠していたの数々。斯界の第一線で活躍する権威たちが、それら一見して難解そうな書の読み方を手ほどきする。 の世界は不思議で、「隠れた名著」といわれるものほど売れない。厳めしいタイトルがいけないのか、を開いたら専門用語がずらりと並んでいるのがいけないのか。「難しそうだ」という印象を受けたとたん、を書棚に戻してしまう人が多い。 科学作家の竹内薫さんは「隠れた名著といわれるものほど、最初の“つかみ”が下手なことが多いのです」と前置きをしたうえで、そうした一見難解な書に挑戦する意義を次のように語る。 「多少難しくても、最後まで読み通したら絶対に得をします。むしろ少しは苦労しながらの内容を理解したほうが、充実感を味わえるでしょう。タクシーで観光地巡りをしても、あまり印象に残りません。でも、自分で車を運転して回ると、苦労して道を探したためなのか、『あそこはこ

    5分で氷解!「難しそうで読めなかった」話題の書【ビジネス】
  • 出世の見込みが薄い -小池龍之介「なぜ先行きが不安なのか」【3】

    出世は見込めず、そもそも会社の将来もどうなるやら。これからを考えるだけで、気持ちが滅入ってしまう――。ベストセラー『考えない練習』で読者から圧倒的な支持を得た名僧が、あなたの日頃の迷いに対して、考え方の筋道をわかりやすく説く。 「出世できないかも」という不安には、収入増が期待できないおそれも含まれるでしょうが、それだけでなく「自分の地位がランクアップできない」ことが問題なのではと考えられます。 以前に聞いた話ですが、あるお店のアルバイトシステムは、ランクアップしても時給はほとんど変わらないにもかかわらず、ランクアップしたいという人が多いそうです。つまり人は、より上の立場に立ちたいとの思いを抱いているもの。たとえ全く同じ給料でも、平社員と課長となら、課長を選ぶ人が多いはずです。 なぜかといいますと、立場が上がれば部下ができ、部下という他人を支配できるからではないでしょうか。要は「支配欲」であ

    出世の見込みが薄い -小池龍之介「なぜ先行きが不安なのか」【3】
  • 自己実現のための、正しいリスクのとり方「7つの心得」

    人は、新しいことに挑戦するから成長できる。リスクを恐れて安心してできることしかしなければ、いつまで経ってもいま以上の実力にはなれない。 現在できることだけで一生べていけるなら、それでもいいだろう。だが、どんなスキルもときが経てば必ず陳腐化する。そうなったとき、安全運転で狭い範囲でしか通用しない仕事の仕方をしてきた人は、たちまちその価値を失ってしまう。 つまり、リスクをとらないことが、いまは最大のリスクなのである。 とはいえ、それなりの年齢になってからでは、リスクをとれと言われても、そういう習慣がなければ足がすくんで身動きがとれないだろう。それに、歳をとってからの挑戦は、失敗したときに失うものの大きさや、立ち直る体力のことを考えると難しいものがある。 リスクのとり方を考える やはり、20代や30代のうちに、積極的にリスクをとって挑戦するという生き方、仕事の仕方に慣れておくほうがいい。とくに

    自己実現のための、正しいリスクのとり方「7つの心得」
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    Minto_Strategy 2014/04/03
    メモメモ>自己実現のための、正しいリスクのとり方「7つの心得」 - 想いを実現するためのキャリアのつくり方 第2回
  • 可能性を信じ絶対にあきらめない -楽天会長兼社長 三木谷浩史氏

    三木谷浩史●1965年、兵庫県生まれ。一橋大学商学部卒業。HBSでMBA取得。日興業銀行(現・みずほコーポレート銀行)を経て、楽天を創業。現在は会長兼社長。 楽天がインターネットショッピングモールを始めたころは、先に参入した大企業がどこも苦戦していたため、うまくいくはずないと否定論ばかりでした。実際、創業時の出店数はわずか13店舗。スタッフ総勢6人で全国を回って1カ月に5店舗獲得がやっとでした。でもぼくは無限の可能性を感じていた。 問題はどうすればお店の人に話を聞いてもらえるかです。近くの空き地で腕立て伏せやモモ上げをして、汗をかいたまま息を切らせて店に駆け込み、真剣さをアピールすることもしました。 それが“つかみ”になって耳を貸してもらえる。インターネットショッピングの現状をそのまま話し、出店してすぐに何百万円もの売り上げは約束できないけれど、将来的にはこうなるはずで、挑戦する価値はあ

    可能性を信じ絶対にあきらめない -楽天会長兼社長 三木谷浩史氏
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    Minto_Strategy 2014/04/02
    メモメモ>可能性を信じ絶対にあきらめない -楽天会長兼社長 三木谷浩史氏 - なぜ頭でわかっていて動けないか[10]