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ブックマーク / blog.livedoor.jp/okane_koneta (75)

  • 豊健活人生:春山昇華 : 値上げできるから、給与が増える

    2015年01月27日23:41 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 値上げできるから、給与が増える 先日のに絵を入れてみました。 1:逆資産効果から、資産効果へ 景気回復、逆資産効果の終焉、株価や不動産価格の反騰の恩恵により、高価格品・高級品の消費が復活増加が続いている。売り上げ不振時に行われていたディスタウント販売が減少し、一部では値上げも始まっている。 一方、生活必需品や基礎的料品に関しては、アベノミクス以降も消費数量に変化が見られない。これらの商品に関しては、商品の性格上、逆資産効果の悪影響が無きに等しかったのだから、アベノミスクの景気回復による資産効果の恩恵も無い。 下図は、需要や価格の変化のイメージ図 消費景気は、楽しむ分野、高品質、高価格という分野が恩恵大であり、需要の拡大にともない、供給量の増加と商品の種類や提供されるサービスの多様化も進んでいる。 2:需給が変われ

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  • 豊健活人生:春山昇華 : 2015年見通し(5)推薦資産配分

    2014年12月08日08:21 カテゴリ大局観、テーマ、見識投資判断[edit] 2015年見通し(5)推薦資産配分 1:バブル領域に突入した“Jリート” Jリート指数の利回りが、「3%を割れ寸前」まで来た。(11月26日時点) 2007年のJリート・バブルの時、Jリート指数は「1800ポイント以上の世界で急騰&急落」を演じた。 利回りが3%を割れた時点から、Jリート市場は異常な世界に変質した。上がるから買う、買うから上がる。2007年の夏まで、銀行の投資勘定の資金、個人投資家の資金、外人投資家の資金が合わさって、膨大な資金が小さなJリート市場流れ込んだ。 サブプライム・ローンの暴落を引き金に、Jリート・バブルが一瞬で崩壊したのは、7年前の出来事だ。 現在のJリート指数は再び1800を超えてきた。利回りも3%以下に突入しようとしている。単純にまたバブルが来たとは断定できないが、数年前に「

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  • 豊健活人生:春山昇華 : 2015年見通し(1)経営者になるか、資本参加するか、ポスト・デフレの勝者への道

    2014年12月08日00:38 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 2015年見通し(1)経営者になるか、資参加するか、ポスト・デフレの勝者への道 庶民のできる資参加=株式投資 2015年の想定は、8月に書いたモノ(下記をお読み下さい)と大筋変わっていない。 2014年下期から2015年の経済と市場(http://blog.livedoor.jp/okane_koneta/archives/51805335.html) 変わった点は、より円安、より株高へという点だ。 ドル円:120円〜130円のレンジを円安が進む 日経平均:22500円までの株高 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 増税後の消費の二極化に戸惑う日 1:そもそもそういうモノであるが・・・ 2012年10月以降は、1980年代と同様に、「金融緩和効果による株や不動産などの資産価格が上昇」する資

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  • 豊健活人生:春山昇華 : 特集目次 : 2014年下期から2015年の経済と市場

    2014年08月23日22:34 カテゴリ特集目次大局観、テーマ、見識[edit] 特集目次 : 2014年下期から2015年の経済と市場 2014年8月17日に、それ以降〜2015年末までの投資戦略の基礎となる大局観を考えた。 (1)持てる者はますます資産が増え、持たざる者との格差は広がる (2)種を沢山捲いた人は、沢山の収穫に恵まれる (3)2015年の景気のモメンタムは、アベノミスクとは無関係に改善 (4)米国の経済は好調だが、投資家は心配している (5)長期化する地域紛争 facebookコメントヘ 「特集目次」カテゴリの最新記事

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  • 豊健活人生:春山昇華 : 平凡の価値の低下

    2014年05月25日16:28 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 平凡の価値の低下 ありふれている事、目立たない事の価値が下落している。 目立たないので攻撃されない。 自分では何もしないが、全体の恩恵だけは頂戴する。 ありふれている事、目立たない事の恩恵だった。 そういう人が多数派だ。 一方、一所懸命に何かにこだわり頑張る少数派がいる。 変人とか、変なヤツとか言われてきた。 彼、彼女らは、多数派にこびへつらい、我慢してきた。 多数派は、彼、彼女らを苛めたり、不満のはけ口とすることで、平凡である事の価値を正当化してきた。 SNSが変化を起こした。 大きな世界、大きなcommunity、大きな人間社会で、人間のlong tailを成立させた。 少数派は、無理やり小さな世界の多数派に合わせることが不要になった。 少数派がつながり、クリティカル・マスを得て、維持可能な経済圏、生活圏が形成

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  • 豊健活人生:春山昇華 : 現在、過去、未来 : 2013年−15年

    2014年02月03日11:43 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 現在、過去、未来 : 2013年−15年 1月は日中国、US、全て大きな月足陰線だった。 チャートだけ見れば、「US > 日 > 中国」と判断できる。 特に、ハンセン指数は、2か月連続陰線になったが、普通は回復が鈍い状況が長期化する。 NISAで大量の資金を投じる投資家が増えるのが2014年だ。 投資した途端に・・・やや悲しい、そんな人もいるだろう。 年初来の日経平均の推移は下記のような状況だ。 最高の年の翌年、アベノミクスで勇み足した相場のスピード調整が起こっている。 ちょうど良い時なので、足元の日経済を振り返り、2015年までを予習しておこう。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1:円安、景況感好転、資産効果の2013年 2013年の日経済は、輸出企業の業績回

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  • 豊健活人生:春山昇華 : あれは、これが始まりだった「Part 2」

    2013年09月21日12:50 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] あれは、これが始まりだった「Part 2」 大和ハウス工業の高値入札 ==以下、日経新聞より引用= オリジナル記事は、こちら→ http://www.nikkei.com/article/DGXNZO59537750Q3A910C1L61000/ 有明アリーナ(バレーボール)、オリンピックアクアティクスセンター(水泳)など20年五輪に向けて新設される11競技場のうち9カ所は臨海部に集中する。「東京ベイゾーン」。招致委員会がそう名付けた一帯の開発争いは、開催都市が決まる前からヒートアップし、土地の価格は上がっていた。 8月30日に実施された都市再生機構(UR)による江東区有明の土地の入札。落札した大和ハウス工業の付けた価格に同業者は仰天した。3.6ヘクタールで421億円。2番手の価格は230億円程度だったもようで、同

    Moonlightdance
    Moonlightdance 2013/09/21
    素晴らしい。東京に不動産バブルが来ることを心の底から望む。
  • 豊健活人生:春山昇華 : 税制は国家戦略

    2013年09月19日06:36 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 税制は国家戦略 先進国は(1)経済成長率の低下と、(2)ビジネス・企業・雇用の新興国への流出、に悩まされている。 その対策として近年急速に注目されているのが、税制の戦略的活用だ。1.世界をグルグルと駆け巡る資金を自国に取り入れたい。2.お金の流入は、ビジネス・企業・雇用の創出を伴い、経済成長を促す。 この考え方に基づいて、欧州を先頭に世界各国が様々な優遇税制の導入競争を始めている。 一方、タックスヘイブンに逃げ出す法人税に関しては、G20で合意されたように過度な課税逃れが世界協調で防止されようとしている。アップルやグーグルの課税回避がやり玉に挙げられているのはその流れだ。 世界政府が存在するわけではなく、各国が自国に企業や雇用を誘致する動きはG20の合意に反する動きでもある。どういう姿に収れんするかに関して、以下の

  • 豊健活人生:春山昇華 : 家計は素早い、 適正為替は、より円安にシフトした

    2013年09月10日22:38 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 家計は素早い、 適正為替は、より円安にシフトした 前田日銀調査統計局長の話のメモ : 於、みずほコンフェランス いわゆるportfolio rebalance、債権から株式、不動産、貸し出しなどリスク資産へ、に関して邦銀はトロイ、遅い、rebalance意識はあるが、行動は遅い アベノミクス始動以降は、企業部門よりも家計部門のportfolio rebalanceが素早く起こっている。投信、株式、不動産の購入は顕著な例消費の盛り上がりに関しても、高齢者の消費に関しては、「いつ買っても良いのだが、インフレが来るなら今買っておこう」という判断が働いていると認識している。 為替に関しては、 IMFや世銀の算出するPPPは約100円なので、今の水準はフェアだと思う。個人的には、そもそもの日製品の競争力が高い時は適正為替レ

  • 豊健活人生:春山昇華 : 21世紀はcommunityがclosed化する世紀

    2013年08月15日21:20 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 21世紀はcommunityがclosed化する世紀 facebookは入場制限が出来る。理不尽な発言をする人、分別の無い大人を「ボタン一つで追放」できる。 しかし、マスを対象にするメディア(いわゆるマス・メディア)は、理不尽な発言をする人、分別のない大人を排除できない。つまりマス・メディアとしてビジネス(または活動)するなら、分別の無い人間を基準に事を成す必要があるのだ。 マス・メディア業界、金融業界、大衆にモノやサービスを販売する業界、いずれも、一握りのおかしなヤカラから「企業やビジネスを防衛するため」変なルールを十重二十重と作っている。不自由極まりないし、ユーザーからの視点でも、1人の無分別者のために999人が犠牲となって不自由を甘受させられている。openや、publicという世界とは、このように非効率な世

  • 豊健活人生:春山昇華 : 広告とコンテンツの呉越同舟の終焉 その5

    2013年08月12日14:57 カテゴリメディア大局観、テーマ、見識[edit] 広告とコンテンツの呉越同舟の終焉 その5 過去4回に書かなかった、メモの断片で、このシリーズの最終回のつもりです。 下記は過去4回の過去記事 1:その1 2:その2 3:その3 4:その4 (1)バラエティ番組=集客が命、内容は不問=最大公約数に対する広告が最適だ。 内容不問なのだから、特定企業の商品やサービスをそのまんま番組にしてしまう方がCMとしては効果的だし、時間当たりのCM料金としては広告主には安価、という帰結は「目からうろこ、コロンブスの卵」ではないが、当然の結果だろう。 しかも一種の情報番組(へーっ、こうなっているのだ!)として、タレントの無価値な会話を垂れ流しする純粋バラエティ番組よりも視聴率を得られる。 これは、暇つぶしにとっては、強敵だ。 TV番組は、音声+動画なので、暇つぶし(紙であ

  • 豊健活人生:春山昇華 : 目次 : ありがとうが消えたコミュニティでの「年金&福祉、医療」

    2013年08月04日11:37 カテゴリ目次年金&福祉医療 [edit] 目次 : ありがとうが消えたコミュニティでの「年金&福祉、医療」 過去に散発的に書いた年金、福祉、医療など、いわゆる社会保障に関するエントリーを整理中 2012年8月24日:相互扶助が、権利に変身した社会保障 2011年7月27日:借金に頼った福祉の弊害は、社会全体が多重債務者になることだ(その11)都市化が破壊した相互扶助の精神 2011年5月5日:高齢者生活保護拡充が進みます 2011年5月2日:高齢者生活保護に変身する「新基礎年金」 : From「払ったから、もらえる」 To「払っても、もらえない」 2011年4月11日:年金ファンドからの資金流出 2011年3月22日:借金に頼った福祉の弊害は、社会全体が多重債務者になることだ(その10)ルビコンを渡る年金制度 2011年3月4日:借金に頼った福祉の弊害は、

  • 豊健活人生:春山昇華 : 物価の半分しか、年金が増えないと、どうなる?

    2013年08月05日22:47 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 物価の半分しか、年金が増えないと、どうなる? 年金の物価スライドを維持することが困難なので、物価以下の年金上昇にする、という案が浮上している。 そこで、ここで計算した必要準備金額がどの程度増えるかを計算した。 計算結果は以下の通り 受け取る年金額は同じ、減少する年金額も同じ、だから増加準備額もほぼ同じ 当然の算数の答えだ 個別に観ていくと・・・・ 新裕福な生活 旧裕福な生活 新余裕の生活 旧余裕の生活 新安心の生活 旧安心の生活 facebookコメントヘ 「大局観、テーマ、見識」カテゴリの最新記事

  • 豊健活人生:春山昇華 : 日本で一番誤解されている「江沢民」

    2012年12月16日13:11 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 日で一番誤解されている「江沢民」 キッシンジャー著、中国の続きです。江沢民は日では評価が低い 保守派、反改革派、反日強硬派、老害、、、色んな悪口がメディアに氾濫している。 それは間違いだ。 まずは、参考過去記事:2012年10月7日、中国政治史の復習より、抜粋ですが・・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 訒小平が、同世代を自分とともに引退させた功績は大きく、 それまでの、個人崇拝、非法治国家を脱して、 テクノクラートが集団で指導する新世代中国へとバトン・タッチしたのです。 ただ、それはスンナリと実現したわけではなく、 胡耀邦、趙紫陽という犠牲者を乗り越えて、江沢民という妥協の産物が選択されたのです。 江沢民は保守派と目されましたが、実際にやったことは大幅な経済自由化でした。 副産物と

  • 豊健活人生:春山昇華 : キッシンジャー、最後の大舞台

    2013年07月28日12:28 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] キッシンジャー、最後の大舞台 2013年になって大きく浮上した事は、キッシンジャーとオバマ政権の関係の濃密化だ。 グーグルで検索される最近の日語ニュースだけでも、下記のように重要なものが多い 上の二つを紹介すると・・・ 中国の江沢民元国家主席が7月上旬、米国のキッシンジャー元国務長官と会談した際、中国は米国との論争を恐れるべきではなく、率直な対話が必要との考えを示していたことが、中国外務省の声明で明らかとなった 江氏夫は、キッシンジャー夫や孫娘らを上海に招待。「少し前に習近平国家主席と電話した」という江氏は、「中国のように13億人の人口を持つ大国には強力な指導者が必要だ」と指摘。習氏を「新疆ウイグル自治区で起きたテロ事件で、果断に方策を決め、迅速に制圧した」と評した 尖閣諸島を巡って、日国内では「棚上げ合意

  • 豊健活人生:春山昇華 : 正念場

    2013年07月17日03:02 カテゴリ株式(日海外)&商品・為替[edit] 正念場 アベノミクスの3目の矢に対する期待は低い規制改革などできるわけがない。それは、其れで良い。 規制緩和の期待が無いから、7月21日後も相場は、「好材料出尽くしの確認売り」以上には悪化しないだろう。 しかし、両院の大多数を得るから規制改革が出来る、という期待が広がるようなら、選挙後の臨時国会、そしてその後の推移に失望が広がり、軟調相場が続く可能性がある。 今の自民党に規制改革をする意欲は昨年よりも低下している(太田弘子氏談)らしい。痛みでは票にならないからだ。 規制緩和で得をする人が、自分の選挙区にいない議員が大多数だからだ。いたとしても、規制緩和の法則は「得(リスク・テイクして利益を上げる)する人数が少なく、損(不当な既得権の喪失)をする人数が多い」という数式だからだ。 現在の日経済は、1:不思

  • 豊健活人生:春山昇華 : 夏が来る、大幅下落のJリートを増やしておこう

    2013年06月05日20:24 カテゴリ投資判断[edit] 夏が来る、大幅下落のJリートを増やしておこう Jリートに関して、5%以上のポジションは宝、、、ソレ以外はトータル・リターンで考える、と言うのがJリートに対する基姿勢だ。 下図は私の推薦する資産配分におけるJリートの割合の推移だ。 前回は、1700ポイントに達した時に20%→10%にしている。 前回は、「3%割れのJリートは買えません」と書いたが、その時以降、Jリートは大幅に下落した。 6月5日午前中で、分配金利回りは3.7%を超えてきた。 来年から格化する家賃の上昇を考慮すれば、50%から10%に減らしてきたJリートだが、インカム資産として少し増やしておきたい。 なお夏場は株のパフォーマンスが下がるという季節性もある。 2013年は、例年よりもパフォーマンスの劣化度合いは小さいと思うが、アベノミクス開始以降のリターンは10

  • 豊健活人生:春山昇華 : 天命:中国の統治者としての正当性

    2013年06月02日20:45 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 天命:中国の統治者としての正当性 中国投資として見るようになった最初は、1987年12月以来、色んな悪い事件が起こった。そのたびに、今はヒドイが先には明るい光が見えているから大丈夫だと感じてきた。 今日、シンガポールでIISS主催で開催されている国際安全保障に関する会議のNHKニュースを聞いて、すぐ先は明るいけど、その先はマズイだろうと感じた。2013年になって、こういう感覚に出くわすことが数回になってきた。 IISS主催の国際安全保障でスピーチした中国人民解放軍・戚建国副総参謀長のスピーチ内容は、別の地球のことを話しているように感じた。現実に起きていることを認識して、それに国益と国際関係を天秤にかけて戦略を実行する、という普通の地球人の行動パターンとはかけ離れているのだ。換言すれば、建前(もしくは、こうあって欲

  • 豊健活人生:春山昇華 : 株も債券も、同じベクトルを向き始めたのが、GW明けだ

    2013年05月13日07:43 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 株も債券も、同じベクトルを向き始めたのが、GW明けだ 黒田日銀の2015年度2%インフレ見通しに対して、証券業界では「無理だ」が大勢を占めている。現状を定規で伸ばす予想では無理だ、という事だろう。 目的達成のために現状を変えるのが経済政策(ビジネスでは、経営)だ。黒田日銀は、追加の政策をドンドン出してくると考えておく方が良いだろう。経済政策とは、政治だからだ。政治とは、勝利する必要のあるモノなのだ。 何が出る?私にもワカラナイ。分からない、からと言って「出ない」と判断するのはオカシイと思う。ワカラナイからこそ、Positive Surpriseが起こるのだ。 黒田日銀を馬鹿にしていた債券が、先週「参りました」と降参したように思う。株も債券も、同じベクトルを向き始めたのが、GW明けだと感じている。 facebookコ

  • 豊健活人生:春山昇華 : 投資家は決着を求めるが、政治家は避ける

    2013年05月01日05:03 カテゴリ大局観、テーマ、見識欧州危機[edit] 投資家は決着を求めるが、政治家は避ける 投資家は決着を求める 多くの投資家はA=50、B=80というような「答え、決着」を求める。どっちに転ぶかわからない、イザコザのプロセスの継続を嫌う。 一方、大多数の政治家は決着を避ける。決着とは白黒、勝ち負け、損得を確定させることになる。その決着の時に「損側に属するグループ」に復讐心を植え付けてしまい、かつては仕返しの戦争の端緒にもなった。現代では戦争にはならないまでも、損確定の決断をした政治家は政治生命を失う。 投資家は、ポジションを持つ持たないの判断をさっさと実行できる、気楽な商売だ。損しそうだ、不利だと思えば、サッサと逃げ出す事も簡単だ。政治家は、常にポジションを持ち続けなければならない。逃げることもできないし、別の有利なポジション(他国の政治家)に乗り換えるこ