写真●「1年に1000万米ドルを日本の組み込み向けビジネスに投下する」と話す、タタ・コンサルタンシー・サービシーズのレグー・アヤスワミー副社長 エンジニアリング・産業サービスビジネスユニット グローバルヘッド インド最大手のITベンダーであるタタ・コンサルタンシー・サービシーズ(TCS)は11月12日、組み込みシステム事業の拡大戦略を発表した。同社で組み込みビジネスを統括するレグー・アヤスワミー副社長 エンジニアリング・産業サービスビジネスユニット グローバルヘッド(写真)は、「組み込みのオフショア開発で日本の技術者不足を解消し、かつ、世界のトップ企業との取引で蓄積したノウハウを日本向けに提供していく」と話す。 TCSの戦略は大きく3つ。まず、来年12月までに100万米ドルを投入し、インドのプネに組み込みシステム専用の研究開発ラボを建設する。「タタ・リサーチ・デザイン・アンド・デベロップメ