梅田望夫さんが「ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)」という本で「志向性」の大切さを論じていますが、これを語学の勉強法に応用してみると、こんな感じではないでしょうか。 まず、最初は何でもいいので、学習言語の中からとにかく一つ知りたい単語を選びます。どちらかというと最初の言葉は抽象名詞は避けた方がいいかもしれません。 次に、その単語で画像検索します(抽象名詞だと、ここでいい結果が出ない)。初級の場合、画像の下に表示される説明のほとんどは理解できません。逆に中級以上なら理解できる場合も多いと思うので、画像検索でなくてもいい可能性もありますが、ここでは留保しておきます。 そして、面白そうな画像をクリックしてみます。自分で主体的に選んだ対象なので、「これは何のページなんだろう」と見出しなどを辞書でどんどん調べられます。そこにあるのは強いられた学習ではなく、未知の森を