【(cc) NODA Masaya / JVJA】 革命中のタハリール広場の写真のようですね。毎日タハリール広場を通って通勤している身としては見慣れた光景でもありますが、東京の人にとってはかなりインパクトがある映像なのではないでしょうか。 ただ、ちょっと気になっているのは、「停電は嫌だ」とする原発推進派と、「原発は嫌いだ」とする反原発派の間にあまり議論らしい議論が見えてこない点です。推進派は「停電すると人が死ぬ」というし、反原発派は「稼働すると人が死ぬ」と主張し続けています。 普通だったらここで、「じゃ、死ぬのが少なくて済むのはどっちなの?」という議論になりますよね。今僕は海外にいて日本のテレビなどは見ていないんですが(まあ、日本にいてもテレビなんて見ないけど)、海外でネットを通して情報を集めている限りでは、どうも「どちらの方がリスクが高いのか」という定量的な議論が全然見えてきません。 そ
4号機の仮設建屋の建設が始まり、放射性粉塵が飛び散っています。また、4号機の冷却装置が1日半、故障してプールの温度が10℃ばかり高くなりました. 多くの人が4号機の状態に不安を持っていますが、本来は充分な説明を行うべき政府、自治体、マスコミは「不安を持つ方がおかしい」ということで、冷却が不能になっても通報も避難誘導も、報道もしませんでした。 不安を持つのは人間として当然ですし、事故を起こした福島4号機の工事粉塵や冷却不能について、無条件で「大丈夫」ということはないからです。 そこで2,3回のつもりで4号機の問題を考えてみたいと思います。今まで多くの人が「4号機が危ない」と警告を出しておられますが、その根拠を科学的に説明したものが見当たらないので、ここでは最初から考えてみます。 また、このシリーズでは「2011年3月の爆発より大きな危険を生じるか」ということに焦点を当てています。 ・・・・・
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