高齢のドライバーによる事故が後を絶たず対策が急がれる中、神奈川県鎌倉市で認知症とみられる症状があるのに運転をやめようとしなかった男性について、警察が車検の切れた車を運転したとして検挙し、車を押収する措置を取っていたことがわかりました。警察は「重大な事故を防ぐためにはやむをえない判断だった」としています。 このため警察は先月、車検の切れた車を運転したとしてこの男性を逮捕し、車を押収する措置を取りました。 男性は1人暮らしで、5年ほど前から車で外出したあと、帰り道がわからなくなるなどのトラブルもたびたび起こしていたということです。 また、逮捕の翌日に釈放され、医師の診察を受けたところ認知症とわかったということで、押収された車は県外に住む親族のもとに返却されました。 今回の対応について、警察は「親族の了解も得ていて、重大な事故を防ぐためにはやむをえない判断だった」としています。 神奈川県内では、
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