異国に想いを馳せることが多くなりました。いや、その余裕を持てるようになった、との表現の方が適切かもしれません。 仕事の関係上、違う国にいる仲間と電話で会議をよくするのですが、そのために、彼らの居る場所の時差を考えながら、互いにスケジュールを提案し合い、調整します。 例えば、日本とサンフランシスコなら、「日本時間午前9時、西海岸時間午後5時はどうですか?」と言った感じで(そこにロンドンやシンガポール、シドニーの仲間が入ってくると、もうごちゃごちゃになりますが)。 指定の時間に電話をかけると、互いの国の時間帯が違うからなのか、「おはよう」でも「こんばんは」でもなく、「Hello」か「Hi」と皆決まり文句のようにまず挨拶をします。 こういう所がこの言語の素晴らしく便利で、合理的なところだと、最初の頃はとても感動していました。 今では流石に慣れが生じて、外国の方を恐れたり怖がったりすることもなく、