「子どもを守るために、会わせたくない」 元夫からのモラハラに苦しんだ女性が決意したこと離婚・別居した親と子どもの「面会交流」を、どのように取り決めればいいのか。集会で、当事者が胸の内を明かした。 目の前で親が暴力を振るわれるのを見たり、精神的・身体的な虐待を受けたりする子どもたちを、どうすれば守ることができるのか。 子どもや女性の安心、安全を守るための法整備を目指すグループが4月28日、衆議院議員会館で院内集会を開き、国会議員や厚生労働省、法務省の担当者ら約80人が参加した。 兵庫県伊丹市で4月23日、父親が4歳の長女と死亡した事件があったばかり。離婚して初めての面会交流中に無理心中したとみられている。 集会では、離婚や別居で離れて暮らしているほうの親と子どもの面会交流について「面会させることがいい、という前提ではなく、本当に子どもの利益になるかどうかで判断すべきだ」という意見が相次いだ。