空気が乾燥し寒くなるこれからの季節は、火災に注意。 総務省・消防庁によると、全国では2019年一年間に、2万件を超える建物火災が発生した。11月から出火件数は増え始め、5月まで多い状態で推移する。 その原因で最も多いのが『コンロ』 一方、これからの時期に欠かせない『ストーブ』も、原因別で第6位に挙げられている。 2019年はストーブが火元とみられる建物火災で、111人が亡くなった。 生命や財産を守るためにも、炎で周囲を温める『石油ストーブ』は適切に使う必要がある。 <給油の際は火災への注意が必要> 製品安全センター「nite」が行った再現実験。 【タンクに給油したが、フタがきちんと閉まっていない】 漏れた灯油が高温部に触れて発火し、瞬く間に大きな炎が上がった。漏れがないか確認する事はもちろんだが、給油する場合は必ず火を消し、暖房器具の温度が下がったことを確認して作業することが重要。 【灯油