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ReVIEWに関するNeanのブックマーク (457)

  • Yeule: Softscars review – digital dreampopper gets loud | Electronic music | The Guardian

  • yeule: softscars Album Review | Pitchfork

    On their riveting new album, the 25-year-old singer-songwriter-producer shifts from future-shocked electronic pop to a super-sized emotional bloodletting steeped in ’90s alternative. When yeule uncorks their roar, it sounds like a full-body exorcism, like they’ve been waiting their entire life to let it out. Wrapped up in grungy angst, hurtling alongside rambunctious cymbal crashes, and shadowed b

    yeule: softscars Album Review | Pitchfork
  • 書評 「招かれた天敵」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    招かれた天敵――生物多様性が生んだ夢と罠 作者:千葉聡みすず書房Amazon 書は進化生物学者千葉聡による天敵を利用した生物的防除の歴史を扱う大作.千葉は「歌うカタツムリ」でカタツムリを題材に淘汰と浮動の進化観をめぐる壮大な進化学説史を語ってくれたが,書では生物的防除の成功と失敗の歴史を滔々と語り,そのストーリーテラーの才能をまたも披露してくれている. 序章にあたる「はじめに」では,「自然」という著しく複雑で多様な系に対して科学の手法であるモデル化で対応することの限界とリスクが指摘され,より良い解決を望むなら歴史を知ることが有益ではないかと示唆されている.書は有害生物防除についての歴史を知るために書かれているのだ. 第1章 救世主と悪魔 冒頭はレイチェル・カーソンの「沈黙の春」から始まる. 1939年に殺虫効果が発見されたDDTは人体への危険がほとんどないと認識され,マラリア撲滅の切

    書評 「招かれた天敵」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • Ryuichi Sakamoto: 12

  • 私たち人類はネアンデルタール人よりも「バカ」だから繁栄できた? 『禁断の進化史』 | BOOKウォッチ

    動物や人類の進化について書かれたは多いが、書『禁断の進化史』(NHK出版)が、「禁断の」と銘打っているのは、それなりの理由がある。たとえば、生き残った人類はネアンデルタール人であったかもしれない地球の歴史、あるいは私たちが生物学的な実体であるよりも、コンピュータ・シミュレーションの一部である可能性が高いことに触れているからだ。ヒトが世界の頂点に立つ存在であると信じている人には耐えがたいイメージかもしれない。さまざまな学説を紹介しながら、人類の進化の歴史に迫った好著である。 著者の更科功さんは武蔵野美術大学教授、東京大学非常勤講師。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。『化石の分子生物学――生命進化の謎を解く』で講談社科学出版賞を受賞。著書に『絶滅の人類史』『残酷な進化論』などがある。 知能の高さと生物の繫栄は直結しているのか? なぜ知能だけでなく、意識が進化したのか? 

    私たち人類はネアンデルタール人よりも「バカ」だから繁栄できた? 『禁断の進化史』 | BOOKウォッチ
  • 『津田梅子:科学への道、大学の夢』書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    古川安 (2022年1月19日刊行,東京大学出版会,東京, ii+198+12 pp., 体価格2,800円, ISBN:978-4-13-023078-0 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2022 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 「世の女子たちのためにも道を拓きなさい」津田梅子が発生学者・遺伝学者 Thomas H. Morgan の最初の共同研究者として経歴を積んだことはワタクシはずいぶん前から知っていたが,一般にはほとんど知られていないということか.書は津田梅子の二度にわたるアメリカ留学と帰国後の日での足跡について,広範な資料を踏まえて書かれている.ワタクシ的には “生物学者” としての梅子の経歴がわかってよかった. 第1章「アメリカに渡った少女」(pp. 9-42)では,1871年に欧米視察を目的とする岩倉

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  • 『文にあたる』感想 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    牟田都子 (2022年8月30日刊行,亜紀書房,東京, 255 pp., 体価格1,600円, ISBN:978-4-7505-1754-4 → 目次|版元ページ) 読了.著者が経験してきた校正逸話がおもしろい.ゲラを手にしたプロの “校正者” のきびしい世界は,ワタクシのようなアマチュアの “蟲捕りお花畑” とはぜんぜんちがう気がする. 書『文にあたる』は,ジャンル的には職業としての proofreading の実像を描いた:メアリ・ノリス[有好宏文訳]『カンマの女王:「ニューヨーカー」校正係のここだけの話』(2021年1月10日刊行,柏書房,東京, 体価格2,000円, ISBN: 978-4-7601-5259-9 → 版元ページ)や大西寿男『校正のこころ 増補改訂第二版:積極的受け身のすすめ』(2021年5月20日刊行,創元社,大阪, 254 pp., 体価格2,200円,

    『文にあたる』感想 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
    Nean
    Nean 2022/08/20
    亜紀書房。
  • ヤン・ルカン『ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る』を恵贈いただいた - YAMDAS現更新履歴

    講談社サイエンティフィクの横山さんから『ディープラーニング 学習する機械~ヤン・ルカン、人工知能を語る~』を恵贈いただいた。 ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る (KS科学一般書) 作者:ヤン・ルカン講談社Amazon ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る (KS科学一般書) 作者:ヤン・ルカン講談社Amazon 著者のヤン・ルカンは、ディープラーニングの第一人者であり、特に畳み込みニューラルネットワークの創始者の一人として知られる、2018年のチューリング賞を受賞した世界的な計算機科学者である。その彼が人工知能、ディープラーニングについて包括的に書いた書である。 また書の監訳者は松尾豊氏で、ワタシも氏の『人工知能は人間を超えるか』(asin:B00UAAK07S)を読んでいるが、彼が監訳者なら日語版の内容は問題ないだろうとい

    ヤン・ルカン『ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る』を恵贈いただいた - YAMDAS現更新履歴
  • 謎の信号によって人類のDNAがハッキングされ、「終局」に至る様をノンフィクションとして描き出す、ファーストコンタクトSF──『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変 世界から数十億人が消えた日』 - 基本読書

    ダリア・ミッチェル博士の発見と異変 世界から数十億人が消えた日 (竹書房文庫) 作者:キース・トーマス竹書房Amazonこの『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変』は、2023年に銀河系のはるか彼方から届いたパルスが人類にぶちあたり、そこから一部の人々が重力波を見ることができるようになったり、知的能力が向上したりといった、一種のアップデート、進化(誤用)が行われてしまった世界について描かれたファーストコンタクトSFである。 特徴的なのは、作はそうした状況を誰かの目を通してリアルタイムで体験していくのではなく、2023年からはじまった一連の騒動が終わり、「終局」を迎えたあとの2028年に刊行されたノンフィクションという体裁で進行していくところにある。このノンフィクションは、元大統領からジャーナリスト、研究者まで様々な立場の人間の証言を元に構成されていて、読み進めていくうちに、「終局」とは何を

    謎の信号によって人類のDNAがハッキングされ、「終局」に至る様をノンフィクションとして描き出す、ファーストコンタクトSF──『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変 世界から数十億人が消えた日』 - 基本読書
  • オリンピック 反対する側の論理 ジュールズ・ボイコフ著:東京新聞 TOKYO Web

    コロナ禍は五輪が社会にもたらす膨大な負債と国際オリンピック委員会(IOC)の醜態を露呈させた。緊急事態宣言下で強行される大会は、開催国の住民が五輪とIOCの真の姿を知り、約半数の住民たちが開催に反対する異例の五輪となった。開催中止を求める一般の人々の声が、嘘(うそ)で飾られた五輪の理念と対峙(たいじ)する初めての大会となる。この局面で求められるのは冷徹な「反対する側の論理」である。 ただし書はコロナ禍という理由から反対しているのではない。ボイコフが「資を生み出す巨大な怪物」と呼ぶ五輪は、開催国の公金をIOC貴族とそのコネクションに還流させ、貧困層の住居を奪い、都市空間の過度な監視化を常態とさせる。その横暴に反対する世界各地の草の根活動家、ホームレス、立ち退きにあった住民による街頭の反対運動と国際的連帯の集積が書に詰め込まれている。 二年前に福島を訪問したボイコフは「五輪を開催するのだ

    オリンピック 反対する側の論理 ジュールズ・ボイコフ著:東京新聞 TOKYO Web
    Nean
    Nean 2021/07/25
    “大会収益の4・1%しか還元されないアスリートたちの労働と象徴性も略奪される。”
  • アルコールと薬物との長い闘いーースタン・ゲッツ - z is for zokkon

    村上春樹が訳した評伝『スタン・ゲッツ 音楽を生きる』を読みました。スタン・ゲッツ Stan Getz はジャズのテナーサックス奏者。村上氏が個人的に一番思い入れのあるミュージシャンなのだそうです。原著は1996年に出ていて、この邦訳が出たのは2019年です。20年ぐらいかけてポチポチと訳したんでしょうか。一見それほどの分量があるようには見えませんが、600ページぐらいあります。薄い紙を使っているんですね。 新潮社刊。体価格3200円 訳者あとがきにもありますが、スタン・ゲッツは人格に大きな問題を抱えていると見られることが多い人物でした。ジャズメンのエピソード集なんかでもいいことが書かれているのを見たことがありません。 ルイ・カストロ『ボサノヴァの歴史』に少しだけ登場するゲッツの姿は、ボサノヴァのデリカシーを理解しない尊大で無神経なアメリカ人そのものです。 渡辺貞夫の『ぼく自身のためのジャ

    アルコールと薬物との長い闘いーースタン・ゲッツ - z is for zokkon
  • 「そんな動物みたいなことするなよ」 - 道徳的動物日記

    性と愛の脳科学 新たな愛の物語 作者:ラリー・ヤング,ブライアン・アレグザンダー 発売日: 2015/12/09 メディア: 単行 『性と愛の脳科学』はたしか2015年の前半に英語版の原著(The Chemistry Between Us: Love, Sex, and the Science of Attraction)を半分ほどまで読んでいて、面白いと思いつつ途中で手が止まって放置していた、それで、6年経った今年になってようやく邦訳版で読了したわけである。 このでは、わたしたちが抱く「愛情」や「性欲」といった情動、あるいはフェティシズムや母性といった性や愛にまつわる様々な現象や状態について、脳や化学物質(ホルモン)などの観点から分析される。人間を用いた心理学実験が紹介されることもあるし、進化心理学的な理論もところどころで参照されるが、ほかの類書とこのとを分ける最大の特徴は、ラット

    「そんな動物みたいなことするなよ」 - 道徳的動物日記
  • Fiona Apple: Fetch the Bolt Cutters

    Fiona Apple’s fifth record is unbound, a wild symphony of the everyday, an unyielding masterpiece. No music has ever sounded quite like it. It happens to most of us at an early age: the realization that life will not follow a straight line on the path towards fulfillment. Instead, life spirals. The game is rigged, power corrupts, and society is, in a word, bullshit. Art can expose the lies. The ea

    Fiona Apple: Fetch the Bolt Cutters
  • 『路上のポルトレ —— 憶いだす人びと』感想 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    森まゆみ (2020年11月20日刊行,羽鳥書店,東京, 328 + iv pp., 体価格2,200円, ISBN:978-4-904702-83-3 → 版元ページ) ここのところの寝み.ワタクシ自身が書の舞台である “谷根千エリア” に長年住んでいたので,ここに書かれている場所や店や人物には思い当たることが少なくない.ここ一年ほどは都内に行く機会がなくなったせいで,あのあたりをぶらぶら歩きをする機会がほとんどなくなってしまった. 第I部「こぼれ落ちる記憶」読了.ワタクシ自身が書の舞台である “谷根千エリア” に長年住んでいたので,ここに書かれている場所や店や人物には思い当たる箇所が少なくない.続いて,「II 町で出会った人」「III 陰になり ひなたになり」「IV 出会うことの幸福」と寝読みし続けて,最後まで読了. 「ポルトレ(portrait)」という言葉を書で初めて知っ

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  • 『本の索引の作り方』着便 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    藤田節子 (2019年10月28日刊行,地人書館,東京, 171 pp., 体価格2,000円, ISBN:978-4-8052-0932-5 → 版元ページ) の「索引づくり」に特化した日語の参考書は書しかないらしい.一昨年,このが出版されることを知ってアマゾンの “お買い物かご” に放り込んだまますっかり忘れていた.ちょうど『読む・打つ・書く』の再校ゲラで索引項目ピックアップ作業の真っ最中で,ふと「そういえばアノがあったなあ」と思い出して発注したら大当り.いままさに読むべきであることが判明. 今まで自著の索引づくりは何冊もしてきたが,あらためて再考すべき点が多々あることがわかった.編集担当・校正担当・事実確認担当と同等の独立した専門職として「索引作成担当(インデクサー)」があるとの指摘は重要.ということは,索引づくりにはそれ相応の専門的な知識と豊富な経験が必要で,しろうと

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  • 桃崎有一郎「日本「肉食」史の進展に寄せて〈学術雑誌の書評のあり方〉を問う:中澤克昭著『肉食の社会史』を題材に」 - 達而録

    今回は、桃崎有一郎氏の「日「肉」史の進展に寄せて〈学術雑誌の書評のあり方〉を問う:中澤克昭著『肉の社会史』を題材に」という論考を取り上げて、私なりの感想を述べたいと思います。 digital-archives.sophia.ac.jp この論考は、前半中澤克昭『肉の社会史』(山川出版社、2018)についての書評であり、全くの門外漢である筆者にも書の魅力がよく分かるものになっています。そして、後半は「提言としての書評論」と題し、一風変わった文章が載せられています。 今回この論考を取り上げたのは、その後半部分で、「書評とはどうあるべきか?」という問題に対して、分野の垣根を越えた刺激的な問題提起がなされているからです。(もう一点、桃崎氏は『礼とは何か:日文化歴史の鍵』などで、日史の側から中国の礼制関連のことを研究されており、いつか中国学の側から「書評」をされることがあるのではな

    桃崎有一郎「日本「肉食」史の進展に寄せて〈学術雑誌の書評のあり方〉を問う:中澤克昭著『肉食の社会史』を題材に」 - 達而録
    Nean
    Nean 2021/02/15
    書評について。
  • 「群衆は好ましくない人物には簡単に攻撃する」SNSの恐ろしい属性 | 文春オンライン

    『民主主義の壊れ方』(デイヴィッド・ランシマン 著/若林茂樹 訳)白水社 ランシマンは、ケンブリッジ大学教授の政治学者で、政治問題に対する積極的な発信者として知られる。彼は書の中で、前アメリカ大統領のトランプよりもフェイスブック創業者のザッカーバーグのほうが民主主義の脅威だと言う。なぜか? SNSは頻繁に炎上する。断片的熱狂が巻き起こり、人々の攻撃性が高まる。この特質が民主主義と結合すると、恐ろしいことが起こる。「群衆は、好ましからぬ人物と思えば簡単に攻撃するようになる」。人々の衝動性と強く結びつくこと。これがSNSの属性だ。要求されるのはスピード。オンラインでは、要求にすぐ応えることが重要になる。 一方で、代議制民主主義は時間がかかる。議会における決議には時間がかかり、審議は常にまどろっこしい。しかも利害関係が絡まりあい、思い切った決定にはならない。イライラする。 しかしランシマンは、

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  • 『種を語ること、定義すること:種問題の科学哲学』書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    網谷祐一 (2020年12月20日刊行,勁草書房,東京, viii+238+xv pp., 体価格3,200円, ISBN:978-4-326-10288-4 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2021 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 肩透かしから学ぶ「種問題」の現在「《種》とは何か?」「《種》はどのように定義できるのか?」—— 生物体系学において長きにわたって戦わされてきた「種論争」のなかで幾度も問われ続けてきたこれらの疑問は現在もなお解決できてはいない.地球上の生物多様性を語るとき,誰もが “共通通貨” として使うに値する《種》の概念があればさぞかし役に立つだろう.しかし,過去何世紀にも及ぶ種論争の泥沼から抜け出られる気配はいまだにない.ワタクシはこの種論争は解決されることに意義があるのではなく,いかにしてそれととも

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  • 『採集民俗論』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    寛一 (2020年11月20日刊行,昭和堂,京都, xiv+707+xiv pp., 体価格7,500円, ISBN:978-4-8122-1823-5 → 目次|版元ページ) 読売新聞ヴィジュアル評が公開された:三中信宏「野寛一著「採集民俗論」」(2020年12月20日掲載|2020年12月28日公開)※これがワタクシの読売書評の最後です. 農耕牧畜以前の人間社会は自然の恵みに生存の糧を頼る狩猟採集社会だったと言われている。昨年出た『生きもの民俗誌』とこの新刊『採集民俗論』は姉妹である。前著は日の動物民俗伝承を広範に渉猟した大著だったが、この新刊も長年にわたる植物民俗研究を集大成した大部のだ。 山野に自生する植物の果実や鱗茎、塊根には有害成分が含まれていることがある。冒頭章の「トチ(栃)」の実=写真、書より=にはサポニンなど阻害物質があるため、採集後に時間と手間をかけて

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  • 『ホッキョクグマ:北極の象徴の文化史』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    マイケル・エンゲルハード[山川純子訳] (2020年8月5日刊行,白水社,東京, 345 pp., 体価格12,000円, ISBN:978-4-560-09746-5 → 版元ページ) 読売新聞大評が公開された:三中信宏「漂白された北極熊伝説 —— ホッキョクグマ 北極の象徴の文化史」(2020年12月13日掲載|2020年12月21日公開). 漂白された北極熊伝説 先日、酷寒のカナダ北極圏で懸命に生きるホッキョクグマ母子の生態をレポートしたあるテレビ番組を見る機会があった。生まれたばかりの子熊2頭を連れて北に向かう母熊に過酷な自然環境と狂暴な雄熊が相次いで襲いかかる。ネイチャーものの定番であるハッピーエンドな台に安らぎを覚えつつ気になる点があった。ホッキョクグマはアザラシを主とする。その番組でも氷上でアザラシが狩られる場面が映されたが、不思議なことに、雪と氷に覆われた真っ白な大地

    『ホッキョクグマ:北極の象徴の文化史』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek