基盤となる部分が変われば、その上に置かれるものにも影響が及ぶ ―― それは物理と音楽の両方における基本原理である。1970年代後半から1980年代前半にかけてのイングランドでは、そのことが特に顕著だった。1960年代の革新的なベーシストたちのプレイが、ポスト・パンクやニュー・ウェーヴのサウンドに応用されるようになったのである。 <関連記事> ・早弾きだけじゃない、新たな方向性を開拓した80年代のギター・ヒーロー ・プログレッシヴ・ロック界のベーシスト・ベスト20 ・史上最高のベーシスト・ベスト50 エルヴィス・コステロとブルース・トーマス クラッシュ、セックス・ピストルズ、ダムドといったグループは、UKパンク界が送り込んだ第一の軍勢にすぎなかった。狡猾なミュージシャンたちは、そのあとで次なる一手を模索し始めたのである。「White Riot(白い暴動)」や「God Save The Que
VA / Come Together: Adventures On The Indie Dancefloor 1989-1992 1980年代後半から1990年前後にかけて英国で広がったインディー・ロックとダンス・ミュージックの融合を、主にマッドチェスターとマンチェスターのナイトクラブ「ハシエンダ」に焦点をあてて特集した、全57曲収録の4CDボックスセット『Come Together: Adventures On The Indie Dancefloor 1989-1992』。CD発売にあわせ、ストリーミング版もリリース。ストリーミング版は15曲収録の凝縮ヴァージョンです。YouTubeほかで聴けます。 『Come Together: Adventures On The Indie Dancefloor 1989-1992』は海外で7月28日発売。リリース元はCherry Red Reco
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "ストック・エイトキン・ウォーターマン" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2022年3月) ピート・ウォーターマン ストック・エイトキン・ウォーターマン (Stock Aitken Waterman) (頭文字を取ってSAWとも呼ばれる)は、イギリスの音楽プロデューサーチームである。1980年代に流行したハイ・エナジー、1985年以降に現れたユーロビートと呼ばれる音楽ジャンルを牽引した。SAWがプロデュースした楽曲は分かりやすく、各国で流行した。 概要[編集] マイク・ストック (Mike Stock)、マット・エイトキン (
最終更新: 2024年3月17日 アメリカはユタ州出身の4人組女性インディーポップ・バンド、The Aces。 彼女らは音楽活動を通して、自身の性的アイデンティティやジェンダーに対する問題に声をあげてきた。 ここ数年特にジェンダーの問題で、ライターである自分が個人的に判断に迷うものが女性アーティスト、女性バンドに対する紹介の仕方である。 “女性”や“ガールズ”という表記をアーティストやバンドの前に加えるかどうかだ。読み手としての立場に立つと、男性なのか女性なのか気になるところだが、男性のアーティストやバンドの場合は“男性”の表記はないのである。これはジェンダーバランスにおける格差がもたらしたものであるのだが、平等を示すためにはどちらも同じであるべきだ。 書き手である自分がひとつの例として挙げたが、当事者であるアーティストが抱える問題はこんなものではないだろう。 そして自分自身も表記に対する
野田努 ジェネシス・P・オリッジが3月14日の朝に他界したと彼/彼女の親族が発表した。白血病による数年の闘病生活の末の死だった。 いまから70年前の1950年、マンチェスターに生まれたジェネシスは、大学のためにハルに引っ越すと70年代初頭はコージー・ファニ・トゥッティらとともにパーフォーマンス・アート・グループ、COUMトランスミッションのメンバーとして活動し、1976年からはロンドンを拠点にコージー、クリス・カーター、ピーター・クリストファーソン(2010年没)らとともに後のロックおよびエレクトロニック・ミュージックに強大な影響を与えるバンド、スロッビング・グリッスル=TGのメンバーとして音楽活動を開始する。 TG解散後の1981年、ジェネシスはあらたにサイキックTVを結成、そして2019年の『The Evening Sun Turns Crimson』まで、同プロジェクトを通じて数え切
デヴィッド・ボウイは映画『ムーンエイジ・デイドリーム』が再び劇場上映されることが決定している。 カート・コバーンのドキュメンタリー作品『モンタージュ・オブ・ヘック』を手掛けたブレット・モーゲンによる『ムーンエイジ・デイドリーム』は長編映画、コンサート・ドキュメンタリーにして「体験型映画的オデッセイ」だと評されている。 本作はデヴィッド・ボウイの遺産管理団体が初めて許可を出した映画で、未発表の映像やデヴィッド・ボウイ自身によるナレーションが使われている。 プレス・リリースでは次のように説明されている。「『ムーンエイジ・デイドリーム』は我々の時代において最も多作で影響力のあるアーティストの一人であるデヴィッド・ボウイの人生と才能に光を当てるものです。映画は彼自身の声を通して、この有名なアイコンをつまびらかにして、オリジナルの音源からミックスされた48のトラックが使用されています」 映画『デヴィ
裸のラリーズが1993年2月にCLUB CITTA’で行ったコンサートの模様を完全収録したライヴ・アルバム『CITTA’ ’93』が発売決定。6月28日(水)にCD2枚組、7月26日(水)にLP3枚組がそれぞれ発売されます。 以下インフォメーションより 1991年にオリジナル・アルバム3タイトルをリリースした裸のラリーズは、1993年にはライヴ活動を再開、1988年以来久々にその姿をファンの前へ現した。 2月13日のバウスシアターでの復帰ライヴに続き、4日後の17日に開催されたCLUB CITTA’における演奏は、ラリーズ史上特筆すべきパフォーマンスのひとつとなり今なお伝説的に語り継がれている。過去に鳴らしてきた大音量をさらに凌駕する凄まじいヴォリュームのギターは、会場の扉を揺り動かし、ロビーに避難する観客が出るほどだったという。 オーディエンスの全感覚を震わせる驚異のパフォーマンスを見せ
C88 is another celebration of the Eighties Indie scene, documenting a golden era when tuneful guitar-based bands made records on shoestring budgets, often issued on small labels with hand-made artwork, with little hope of mainstream exposure. This 3-CD box set follows previous best-selling collections C86 (2014) and C87 (2016). C86 expanded the NME’s genre-defining compilation (initially a cassett
エヴリシング・バット・ザ・ガール(Everything But the Girl)は、24年ぶりとなる新スタジオ・アルバム『Fuse』を海外で4月21日発売。 トレイシー・ソーン(Tracey Thorn)とベン・ワット(Ben Watt)のデュオがスタジオ・アルバムをリリースするのは1999年の『Temperamental』以来です。 近年はエヴリシング・バット・ザ・ガールとしての活動はほとんどありませんでしたが、新しいアルバムを制作したことを2022年末にSNSで報告していました。 『Fuse』は、バース郊外の小さな川沿いのスタジオで、友人でエンジニアのBruno Ellinghamと共にセッションを行い制作されました。 ソーンはプレスリリースで「皮肉なことに、2021年3月にスタートしたとき、新しいアルバムのサウンドは、私たちの最後の悩み事でした。もちろん、待望のカムバックというプレ
プライマル・スクリーム(Primal Scream)やフェルト(Felt)での活躍で知られるキーボーディストのマーティン・ダフィ(Martin Duffy)が死去。プライマル・スクリームからの公式発表はまだありませんが、彼と親しいザ・シャーラタンズのティム・バージェスやA&RのJames EndeacottらがSNSで訃報を伝えています。55歳でした。 ティム・バージェスは「美しい魂のもう一つの悲劇的な喪失。マーティン・ダフィは、ロブを失ったザ・シャーラタンズを救うために、Knebworthで一緒に演奏し、真の友人となった。彼は僕のソロ・バンドでも一緒にツアーをして、一緒に過ごすのが楽しかった。ダフィ、良い旅を」と投稿しています。 Another tragic loss of a beautiful soul. Martin Duffy stepped in to save The Cha
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再注目を集めているレコードについて、1999年からレコード盛衰を間近で見てきたココナッツディスク吉祥寺店(通称:ココ吉)の店長、矢島和義さんから学ぶ短期連載「“ココ吉”矢島店長に聞く、レコードの話」。 今回は番外編。ココ吉がヤフオク!に出品し、150万円で落札された“伝説のカセット”にまつわる話をお届けします。 矢島和義 1976年生まれ。東京都出身。ココナッツディスク吉祥寺店店長。学生時代にアルバイトで働いていた中古レコード盤屋「ココナッツディスク」が吉祥寺に新店をオープンした1999年から現職。中古のアナログレコードを取り扱うと同時に、国内で活動するインディーズアーティストの自主音源や新譜を取り扱った先駆けとして知られており、同時多発的に盛り上がりを見せた2010年代日本のインディーシーンやレコードブームにおける重要参考人の一人である。 公式ツイッター ロリポップ・ソニックは現在コーネ
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