はじめに A/Bテストツールというものがあります。 これはWebページ(内のパーツ)を出し分けて、どっちがユーザーに使われやすいかというのを調べるツールです。 有名なA/Bテストツールのひとつ『オプティマイズリー』を見てみます。 このツールには下図のような折れ線グラフを表示する機能があるようです。 (Optimizely Increases Homepage Conversion Rate by 29% | Optimizely Blog より) 縦軸をCVR、横軸をテスト開始からの経過日数としています。 ここでCVRとはコンバージョンレートの略で、Webページの目標(商品購入など)に到達した件数をWebページへのアクセス数で割ったものです。 A/Bテストのシミュレーション さてちょっとしたシミュレーションをやってみます。 いま、赤いボタンと青いボタンを用意し、どっちのほうが商品購入に結び
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