はじめに KLabさんの協力会社として一緒にお仕事をさせて頂いておりますクラスターコンピューティングと申します。今回はMegaRAID上でSSDに対してATA Security Eraseを実行する方法について調べてみました。 サーバの廃棄や転用時にディスクドライブの内容を消去し回復不可能な状態する手段としてはShredコマンド等よるディスク全体を(複数回)上書きする方法があります。しかしSSDの場合、その仕組みがHDDと大きく異なるためでこの方法では搭載されているNANDメモリ上のデータを全て消去できない可能性が指摘されています(参考文献)。また転用する場合は、上書き処理によりSSDの寿命を縮めてしまうことも問題です。 SSDのNANDメモリ上のデータを完全に消去し、かつ寿命にも影響をあたえない手段としてATAコマンドのSecurity Eraseを利用する方法があります。今回はMega