どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 厚労省の薬事・食品衛生審議会「食品衛生分科会放射性物質対策部会」が11月24日開かれ、新しい規制値について議論されました。主な内容は新聞やテレビ等でも報じられているのですが、極めて重要な審議内容がマスメディアでは伝えられていません。 11月24日会合資料 今回合意した主な内容は次の通り。 (1) 規制値を検討する際には、暫定規制値の時に行われた成人、幼児、乳児という区分で検討し最小値に近い数値を全年齢に適用する方法をさらに、きめ細かくする。具体的には1歳未満/1〜6歳/7〜12歳/13〜18歳/19歳以上——の5つの年齢区分で
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