IMF=国際通貨基金は、最新の経済見通しを公表し、ことしのアメリカ経済の成長率の見通しを2.2%のプラスから1.6%に大幅に下方修正しました。IMFは、アメリカの大統領選挙でクリントン候補とトランプ候補が保護主義的な貿易政策を主張するなど、内向きな経済政策によって先行きが不透明になっているためとしています。 それによりますと、ことしのアメリカ経済の成長率の見通しは、7月時点の予想の2.2%のプラスから、1.6%に大幅に下方修正しました。 IMFは、来月に迫った大統領選挙で、クリントン候補とトランプ候補がともに保護主義的な貿易政策を主張するなど、内向きな経済政策によって先行きが不透明となる中、企業が設備投資を見合わせている可能性があるためとしています。 一方、ことしの日本の成長率の見通しについては、新たな経済対策を実行するための補正予算案が決まったことなどから、0.3%のプラスから0.5%に