「和民の忘年会には、『花』があります」――和民はその言葉どおり、華々しい復活を遂げられるか(左から、花畑牧場の田中社長、ワタミの桑原社長) 東洋経済オンライン 起死回生のパートナーに選んだのは、日本で一番有名かもしれない“あの牧場”だった。居酒屋チェーン「和民」などを展開するワタミは9月19日、忘年会商戦をにらみ、新たな宴会コースを発表した。同社として宴会コースの発表会を実施するのは初めてのこととなる。■チーズをふんだんに使用特に力を入れたのが、高付加価値と女性客を意識した宴会メニューだ。コースでふんだんに使われるチーズは、北海道にあるワタミの農場で生産した牛乳を加工したもの。薄くスライスしたモッツァレラチーズをしゃぶしゃぶの具材にしたユニークな料理や、北海道十勝のホエー豚をジンギスカン用の鉄板で焼く料理が売りだ。この宴会コースをワタミと共同開発したのが、生キャラメルで有名な、田中義剛社長