ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (351)

  • 30年目の、2台目のブルワーカー: 極東ブログ

    実家の整理をしていたら初代なのかな、昔タイプのブルワーカーが出てきて懐かしかった。どういう経緯で買ったか忘れたが中学生のころ買ったのだと思う。当時は通販しかなかったので通販で買ったのだろう。 高校に入って、数人の友だちを家に呼んで発見されて、笑われた。というか嘲笑された。なんで? と最初に違和感を持ったのを今でも覚えている。当時マッチョという言葉は日常語にはなかったかなと思う。筋肉ムキムキだっただろうか。ボディビルダーみたいな体つきのことだ。 言葉としてはムキムキだったような気がするな。つまり、私が、ブルワーカーでムキムキになろうとしてのんかよ、テラワロス、いやそんな言葉もなかった。とにかく、貧弱な身体をムキムキにしようとしてブルワーカーを買ったのだろう。その劣等感がおかしいということらしい。はあ。 いやそんなつもりはなかった。言っても無駄そうなので特に説明もしかったかと思う。単純に筋トレ

    PuHa
    PuHa 2008/06/07
    これ父親の部屋にあってなんだろうと遊んだ覚えがある。
  • この1年の夕食: 極東ブログ

    feecle(参照)を始めて1年経過。何気なく付けていた事メモから、この1年の夕。この1年間、こんなのべたなということと、季節ごとに「今日の夕、何にしよう?」というの参考になるかなくらいで、それ以上の意味はないのだけど。 2007年6月 6 ハンバーグ。 7 ブリ照り。卵焼き。お新香。ホウレンソウ炒め。 8 チキンのトマト煮。 9 カジキのドリア、キャベツ・ベーコン炒め、トマトスープ。 10 ステーキ、付け合わせ(マッシュポテト、ニンジン、ブロッコリ、しめじ)。 11 目鯛のトマト・チーズ・ワイン蒸し、コールスロー、タコ・キュウリ・サラダ。コーヒー。 12 中トロ手巻き寿司。卵焼き。 13 メバルの煮付け、ゴーヤーのお浸し、蕪の味噌汁(白味噌)。 14 ラムロースト、付け合わせ(ニンジン、シメジ、ブロッコリ)、手打ちパスタ。キャンベル・ミネストローネ。コーヒー(フレンチロースト)。

  • もうコメント欄を承認制にしますよ。みなさんもそうしたほうがいいですよ。: 極東ブログ

    ブログの運営のことでこれだけ悩んだのは久しぶり。いろいろ悩んだけどね。もうコメント欄を承認制にしますよ。みなさんもそうしたほうがいいですよ。ということにしました。 承認制というのは、コメントを書き込まれてもすぐには反映されないということです。私が判断して、これはないんじゃないかなというコメントはブログに反映しません。せっかく書いていただいたコメントも、私の承認がないかぎり、コメント欄に表示されないことになります。「死ね」と書かれたコメントは表示の承認をしません。みなさんからいただいたコメントを表示するかしないかは私が責任をもって決めます。 そして、もう一つ。ブログを持っているみなさんも、これから持とうとしているみなさんも、コメント欄を承認制にしたほうがいいですよ、とお勧めします。 「でも私の使っているブログじゃできません。はてなダイアリーにはそんな機能がないんです」という場合は、そんなブロ

    PuHa
    PuHa 2008/06/03
    finalvent氏がコメントをちゃんと管理してるのはすげーとおもってた。乙
  • 日本の備蓄米放出の話: 極東ブログ

    多少時期を逸したけど今日のワシントンポストの社説を読んで思い出した。簡単に糧危機と日のコメ問題をメモしておきたい。話はまずニューズウィーク日版5・21「真犯人は愚かな農業政策だ(It's the Stupid Politics)」がよいだろう。英語版は無料で読める(参照)。全体の概要はリードでわかるだろう。つまり、「先進国の農業補助と途上国政府の無策がこの危機を招いた」と。英語のほうのリードは"The world's poor are paying the pirce for years of bad goverment policy in agriculture.(世界の貧困は歴年の悪農政の対価を払っている)"。冒頭が面白い。 コメを輸入する必要などないと、多くの日政治家は考えている。実際、昨年の国内の収穫高は国内の需要を大幅に上回った。コメ生産農家を国際競争から守るのは、自民

    PuHa
    PuHa 2008/05/28
  • [書評]霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」(高橋洋一): 極東ブログ

    3月に講談社刊の書籍について、「極東ブログ: [書評]さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白(高橋洋一)」(参照)を書いたが、書「霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」(高橋洋一)」(参照)は、その高橋洋一による文春新書。 内容的には講談社に被るところがあるが、視点はぐっと身近な経済学に寄っているのと、インタビュー書籍であるが、インタビューアが高橋の業績をよく知っているらしく、要領のよい質問を繰り出しているので新しい価値がある(ただ、見出しがいくつか変なので編集の不手際は感じる)。 帯に「新日経済入門」と「高校1年生~財務官僚・日銀マン向き」とある。どちらも皮肉ではあるが、確かに高校一年生でも読めるだろうし、高校一年生ならこのくらい読んでおいたほうがいいだろう(大学生なら必読かな)。 ただし、この経済学がわかるといった類ではないし、ある意味で最先端の経済学のプラクティカルなエ

  • イスラエル建国60年周年記念、欧州からの論点: 極東ブログ

    先日沖縄土復帰記念日の前日、イスラエル建国60年周年記念があった。欧米紙ではいろいろ取り上げられていた。国内大手紙でも、私の見落としがなければ、朝日新聞”パレスチナ60年―難民の苦境に終止符を”(参照)、読売新聞”イスラエル60歳 現状維持では未来はない”(参照)、毎日新聞”中東紛争60年 国連にもっと大きな役割を”(参照)があった。大手紙ではないがNHKは”時論公論 「イスラエル建国60年、遠のく和平」”(参照)で触れていた。 率直なところ、平和のためには話し合いが大切、米国や国連はもっと頑張れといった感じで、どれもピンと来なかった。しいて言えば、毎日新聞が重要な問題部分に少し踏み込んでいたかもしれない。 第二次大戦後の47年、国連総会はパレスチナ地域を二つに分割する決議を採択した。これを後押ししたのは米国だが、ナチスによるホロコースト(大量虐殺)で何百万人もの同胞を失ったユダヤ人に国

  • [書評]書籍「マイクロトレンド」の序文について: 極東ブログ

    先日のエントリ「極東ブログ: [書評]マイクロトレンド 世の中を動かす1%の人びと(マーク・J・ペン)」(参照)だが、私の書き方が悪く、誤解されたむきもあるかもしれないが、翻訳として悪いわけではない。誤訳が多いということではなく、むしろ良質な翻訳だろう。 訳書の問題点は、私の考えだが、4つあって、1つは一番重要な概論である序文が大幅に編集されていて、冒頭から読み進めると「マイクロトレンド」ということがなにかが翻訳書では理解しづらい。2つめは、三浦展による各項目の補足はそれはそれとして彼の概括はオリジナルの主張と反対になっている。3つめはオリジナルでは75項目あるのに訳書では41項目なので約半分の抄訳である。4つめは抄訳で割愛された部分について、選挙など政治関連の世論調査家としてマーク・ペンが一番主力を置いているはずの政治・人種・宗教といった部分がほとんどタブーであるかのように削除されている

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    PuHa 2008/05/17
  • 極東ブログ: [書評]マイクロトレンド 世の中を動かす1%の人びと(マーク・J・ペン)

    「マイクロトレンド 世の中を動かす1%の人びと(マーク・J・ペン)」(参照)が翻訳されているのを知らなかったので、えっと思って中身も見ずに買ってしまった。 これって弾小飼さんの書評にあったっけ。というのもなんだが、出版社さんはまず弾さんに寄贈というところからブログの世界で新刊書の通知という時代なのかな。 原書のほう「Microtrends: The Small Forces Behind Tomorrow's Big Changes(Mark J. Penn, E. Kinney Zalesne)」(参照)はすでに昨年に買ってちらほらと読んでいたし、これはきっと翻訳が出るだろうし出たら買うかという心づもりでいたのも、訳の中身も見ずに買った理由。 で、びっくりした。というか、ちょっとこの厚みであの内容が入っているわけない感はあったのだけど、この訳はだいたい中身は半分といったところ。抄訳だ

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    PuHa 2008/05/15
  • 奈良は中日の文化の源を同じくするシンボルです: 極東ブログ

    私は中国語がわからないのだけど、漢字の字面をつらつらと見ているとそれなりに何を言いたいかくらいはわかるというか、普通日人はそうかな。いきなり余談だが、台湾旅行したとき同行した日人が旧字が読めないので、へえと思った。私は中学生時代角川文庫のショーペンハウエルとかで覚えたものだったのに。 胡錦濤主席の訪問もつつがなく終え、それはそれでよかったのではないかと思うが、さて中国での受け止め方かたはどうだろうと、報道を見て回ったのだが、げ、日中友好トーンばっかしじゃんという雰囲気で驚いた。しかも、そのトーンがいかにダライが間違っているかの裏返し的トーンなのでさらに萎えた。しかし、そういうことにいろいろ言ってしかたないなと思って、そういえば胡主席が奈良を訪問したとき、どんな印象を持ったのか、あれかな、韓国の人のように彼らの祖先の偉大な歴史遺産に感銘を受けるの類かなと、どうかな。で、中国人もそうみた

  • 昨日の朝日新聞のクルーグマンのインタビューとか読んで: 極東ブログ

    私が書くと与太話になってしまうかな。昨日の朝日新聞9面にクルーグマンのインタビュー記事があって、軽いタッチで書かれていて面白かった。たぶん、一日遅れくらいでネットに掲載されるんじゃないかな、と思っていたけど、どうなんでしょ。「グローバル化の正体@米国経済」ってやつです。まあ、ちょっとアレゲな枠がかっちり感はあるのですがね。 じゃ、たらたらと。 まず、グローバル化って何?というのが冒頭あって。 政府や自然による障壁が減り、世界の人々とさまざまな仕事や取引をしやすくなったということだ。 なんとま大雑把な。間違ってはいないけど意味のない定義とか昔のチョムスキーが言いそうな感じ。 その歴史背景はというと、まず第一段階はこう、世界経済の形成時期。 19世紀半ば、鉄道と汽船、電報で遠隔地の経済が結ばれ、例えば英国がニュージーランドからの肉輸入で料をまかなうようになった。 なんかリカルドとかマルクスと

  • [書評]私塾のすすめ(齋藤孝・梅田望夫): 極東ブログ

    私などはブログの世界にいるせいか「私塾のすすめ ここから創造が生まれる」(参照)を梅田望夫対談シリーズ第三弾として読んでしまいがちになるが、二、三度読み返して、書は基的には斎藤孝ワールドを広げる形で読まれるというのが現在の日読書界あるいは出版界の妥当な位置づけではないかと思えた。たぶんその意図は達成されるだろうし、広く好意的に受容される対談になっていると評価する。 うまく配慮が盛り込めないので失礼な言い方になるかもしれないが、対談の当初から斎藤孝はそういう構え(齋藤ワールドのまた一冊を作ること)でいたのだろう。多作の斎藤にしてみれば編集者から期待された著作群の拡張の一つだ。梅田もそこにビジネス的によく配慮し、齋藤の著作をよく学んでから対談に臨んでいる。 だから齋藤ワールド的な滑らかな対談の流れが想定されるはずなのだが、実際の対談は梅田の情熱の側に歪むというか引きつけられトーヌスが発

    PuHa
    PuHa 2008/05/13
    わからないけど、とりあえずぶくま。
  • 学習すると早死にするらしい: 極東ブログ

    また3日穴が開いてしまった。しまったな。ちょっと気を抜いていたというか、日々ブログを書いていた時間をTwitterにシフトすると、なるほどそれなりにブログを書く気力みたいのも抜けるものなのかな。ブログが書けないわけでもない。いろいろ思うことはあるし、いくつか書評めいたことも書きたいもある。だけどネットに向き合う時間がなんとなく減りつつある。ジョン・マエダではないけど、背をもたれてを読むほうが心地よいし、ジャーナルもマシンの前を離れてコーヒーを飲みながら読むほうを好みつつある。年齢ってやつか。でも考えてみたら、こんなにネットにプラグする以前の行動パターンだったか。 そういえば「極東ブログ」という鉄人28号ばりのふざけた名前をブログ名にしたのは、できるだけ世界の端っこから世界を見つめていたいという思いもあった。以前なら目下のグルジア情勢やレバノン情勢についてもエントリを書いたものだった。そ

  • [書評]シンプリシティの法則(ジョン・マエダ): 極東ブログ

    「シンプリシティの法則(ジョン・マエダ)」(参照)は、表題からその意図がわかるだろうが、煩雑な物事にシンプリシティ(簡素さ)を求めるにはどうしたらよいのかという課題に対して、基となる10の指針を法則として与えている。翻訳の文体に多少硬い印象があるが、これはかなりの美文で書かれているのでしかたがないだろう。 書籍体は意図的にきっちり100ページに抑えてあり(訳もまた)、二時間もあれば読み通せる。要点もまたすっきりと書かれているので、わかりやすいという印象を持つ人もいるだろう。つまり、この自体がそのシンプリシティの法則が適用されているがゆえにシンプルである、と。間違ってはいない。薄く軽いタッチの書籍のわりに1500円は高いなと思う人もいるかもしれない。 私にしてみると、このはきつい読書の部類に入った。再読を終えて、実はまだ書評を書くべきではないのではないかと逡巡している面がある。シン

    PuHa
    PuHa 2008/05/08
  • 有毒ガス自殺メモ: 極東ブログ

    この話題は触れないでおこうかとも思ったけど、世相のログとしてごく簡単に。 書こうかと思ったのは、昨今の有毒ガス発生による自殺の連鎖を海外がどう見ているか、あるいは海外ではこうした事件はないのかと見ていて、どうやら極めて日的と見られている印象があったからだ。 ざっと見たところ海外報道では「detergent suicides」として扱われていることが多いようだ。類似の事件海外にはなかったのだろうかとざっと調べたところはなかったようだ。また各国が目下の日の自殺エピデミックスの影響に恐怖しているかどうかもざっと見たが、概ね他人事感がある。「detergent」が身近であっても、特異なBath Saltのほうが存在しないからではないだろうか。記事によってはBath Saltをliquidと表現している記事もあった。してみると、この事件の背景要素は極めて日的とも言えるのかもしれないし、高島俊

  • 英国における教育の英語の状況: 極東ブログ

    世間は連休のせいかネットもやや閑散とした印象があるし、特に世相の話題もない。胡錦濤さんもパンダをお土産につつがなく来日・帰国して過ぎ去ればええんでないかというくらいなもので、特にブログを書く気もないな、とかしていると3日穴が開く。それでもいいけど、なんかネタはなかったかなと思い出すと、先日のテレグラフの記事”English not first language for 800,000 children ”(参照)を思い出した。表題をべたに訳すと「80万人の子どもにとって英語が第一言語ではない」ということ。そりゃそうでしょというのは日であって、英国で英語が母語ではない子どもが80万人というのはどうなんでしょうかね。 英国の人口は6000万人。なので人口的には日の半分の規模。日だとその場合、だから、日に160万人日語が母語ではない子どもがいると想像してみると身近な実感がつかめるか。う

  • 祝日本インフレ、日本賛江、フィナンシャルタイムズより: 極東ブログ

    いろいろ沈む話ばっかり書いてきたが、よい話もある。福音だ。主の再臨は近いってそりゃねもうこの二千年間くらい……じゃあなくて、フィナンシャルタイムズが日のインフレ良かったね、おめでとうという社説をあげていたことだ。ほんとかよ。と、昨日の日銀の動向を見ていたのだが、うーん、ええんでないの、日、始まったな。 4月28日付けフィナンシャルタイムズ”Inflation is good news for Japan(インフレは日への福音)”(参照・要登録)が表題のとおり、日のインフレを祝していた。それもけっこうマジ喜んでいる。冒頭、Hooray for inflation! だよ、「やったぜインフレ!」ということ。日のネット的に言えば、リフレかな。若干違うといえば違うのだけど、まあ、以下に続く、と。 祝辞に続いて、目下の日経済の状況だが、料品や石油の値上げ、さらに信用縮小ということで悪い

    PuHa
    PuHa 2008/05/01
  • ガソリン税暫定税率再可決、いやほんと雑感: 極東ブログ

    このエントリを書いている時点ではまだガソリン税暫定税率再可決されていないが、されたと書いてもそう大過はないだろう。この問題、私はつまるところ何が問題なのかよくわからないせいもあり、どっちでもいいんじゃない、勝手にすればあ、みたいな投げやりな気分でいた。ブログのエントリに書くべきこともないのだけど、さすがに時代の風景のようでもあるし、簡単にスケッチ程度に書いてみたい。いやほんとに雑感という程度。 エントリ書こうか適当に悩んでそれでもちょっと書こうかなと思ったのは、今日のこの再可決が憲法の視点から見れば極めて遵法であり、憲法が生きていて喜ばしきかなということだ。憲法59条では、「参議院が、衆議院の可決した法律案を受け取つた後、国会休会中の期間を除いて六十日以内に、議決しないときは、衆議院は、参議院がその法律案を否決したものとみなすことができる」ということであり、「衆議院で可決し、参議院でこれと

    PuHa
    PuHa 2008/04/30
    ブラックだ。ブラックfinalventだ。もちろんwwww的な意味で
  • 光市母子殺害事件高裁判決、雑感: 極東ブログ

    光市母子殺害事件高裁判決の印象だが、率直に言って気が重い。気が重くなるようなことは趣味でやっているブログに書くことはないだろうとも思うし、最近ではそれ以外でも気が重いときや無理にネタを書くことはないなというときは書いていない。ただ、この話については、普通の国民の一人として雑感を書くくらいはしてほうがいいのではないなと思うので、ちょっと書こう。その程度なので、大した議論とかにとらないでほしい。 私は、以前にも書いたと思うが、大阪教育大学附属池田小学校事件以降、死刑廃止論者というほど大それたものではないが、死刑廃止の考えに傾いてきた。理由は以前も書いたけど、死を決心したらなんでもできるというありかたを拒絶したいというのがある。ただ、それについては違うよという意見もあるだろう。あと、先進国は米国をのぞけば表向きは死刑を廃止しているし、米国も基的に州法の問題になっている。日も先進国ツラをしてお

  • イタリア総選挙、雑感: 極東ブログ

    イタリア総選挙でベルルスコーニが帰ってきた。マジかよ。というあたりで、イタリアという国はよくわからないし、よくわかんなくてもイタリアはイタリアなんじゃないか。問題解決は、ようするにG8から抜ければいいだけじゃないか。と不謹慎なことを思いつつ、この話題はどう扱っていいのかわからないなと思ってもいたのだが、今朝の朝日新聞と日経新聞が社説で扱っていた。両紙ともによほど社説のネタに事欠いていたのかと思ったが、一読して不可解。だらっとした話になるけど、朝日新聞社説”イタリア総選挙―政治こそ新陳代謝がいる”(参照)は実に要領を得なかった。というか、肝心なところイタリアの政局がどうなるのかが皆目わからない。締めはこう。 自民党政権の耐用年数は過ぎたと言われて久しい。なのに、なかなか政治の刷新が起こらない。閉塞(へいそく)感を打破するのに必要と思えば、有権者はすかさず政権を交代させる。そんな政治が、ちょっ

  • コメ急騰問題メモ: 極東ブログ

    朝ラジオをつけたらフィリピンでのコメ不足問題を扱っていた。十数名の子どもをわせるのは大変といった声を聞いて、それは確かに大変だろうけど同時に立派なものだなとも思った。日も昔はそういう時代があった。 私は1957年生まれで団塊世代から十年ほど下になる。団塊の世代には飢えの記憶がある人もいるかもしれないが、「ひもじさ」のほうが鮮烈だろう。私の世代になるとそこからも脱却している。しかし世界の飢えの問題はまだ解決されたわけではない。それでも私の子どものころに予想されていた悲劇的な糧危機のかなりの部分は緑の革命が変えた。功罪はあるのだろうが。 今朝の朝日新聞社説”糧高騰―市場の暴走が飢餓を生む”(参照)が関連の話題を扱っていた。朝日新聞によれば全世界的に糧不足の時代なのだそうだ。 地球上を妖怪が歩き回っている。糧不足という妖怪だ――マルクス・エンゲルスの「共産党宣言」流で言えば、こうなる