ノルウェー、アイスランド、スウェーデン…。ノルディック(北欧)といわれる国々が、東日本大震災で被害を受けた日本にオファーしているのが持続可能なグリーンなエネルギーだ。日本は福島第1原発事故で、原子力に依存する社会からの脱却を目指す方向に向かっている。吉村美栄子山形県知事は「卒原発」と「エネルギーの自給自足」を打ち出し、17日にはエネルギー戦略の中間とりまとめが出されるが実現できるか…。グリーンシンポジウム 「福島第1原発事故を経て、原子力発電が不可欠とされていた日本は変わった。エネルギーの需要を満たすための新しい解決方法があり、それをノルディック諸国として提案したい」 東京・台場にある東京科学未来館で2日間にわたって開かれた「ノルディック・グリーン・シンポジウム」で、アイスランドのステファン・ラウルス・ステファンソン駐日大使が冒頭、こうあいさつした。 アイスランドは1960~70年代に国を