半径1.2キロ商圏、配送料1回300円、お酒の価格はディスカウントの価格で配達をしますというビジネスが始まりました。 店の名前は、今のように「なんでも酒やカクヤス」ではなく「スーパーディスカウント大安」。“スーパーディスカウント”で“大安”ですから、真っ向価格勝負です。地域最安値ですというチラシを配って、お客さんを集客するというモデルでした。 その結果、どうなったか。 売れました。1回300円かかるけど、重いものを届けてくれるならありがたいとお感じになるお客様が多くいらした。売れたのは宅配のお酒だけではありませんでした。 店(持ち帰り)も売れてしまった。なぜかといいますと、私だったら絶対に行かない不便な場所にある店にもかかわらず、車で来店されるお客様もいたんですね。近所迷惑だとしかられるほどでした。 実は、大事なことを見落としていたんです。 宅配の酒も売れたが店も売れた 当時、酒のディスカ
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